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回帰後、神々の話し合い

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 全能の神ーアウロス
 愛の女神ーイリア
 智の神ーウロス
 芸術の神ーエイリス
 美の女神ーオリビア

○イリア 「ねえ、思ったんだけど、アレクの無口って私達、女性視点から言うと、全然ダメダメじゃない。私なら、絶対イヤ。
オリビアから見てどう?」

○オリビア「私も、そう思うわ。褒め言葉が、一つもないなんて、女性は褒められてキレイになるのよ。
 無口でも、シアを褒める方法を考えないと。
 ウロス、エイリス、異世界の本で何か良い方法はないの?

 そもそも、あなた達が異世界の本にはまって、こんなことになったんだから」

○ウロス 「僕は、ツンデレの本以外にも、はまったものがあるんだよ。

 それは、交換日記だよ。お互いに、今日は何があったとか、色々かくんだ。

 そこには、口で言えないことも、素直に書けるんだよ。

 アレクも、口にはだせなくても、書くことはできるんじゃないかなあ?」

○エイリス「交換日記いいね。それさ、ツンデレにも良いんじゃない?

 素直に言葉に言えないけど、心の中でアレクの事を好きだと思っているんだろう。 

 シアが素直な気持ちをアレクに伝えるのも、交換日記とか手紙なら可能じゃないのかな?」  

○イリア 「いいじゃない。この本ね、ふんふん、要は手紙のやり取りみたいな感じなのね。

 一冊のノートに、お互いの気持ちを書いて交換するのね。この本借りるわ。この内容の本はいいわね。

 オリビアも後で読んでみて。なかなかいいわよ」

○ウロス 「あのさ、アウロスがさ、アレク担当を僕とイリアで、シア担当をエイリスとオリビアにしただろう。

 やっぱりさ、僕とエイリスがアレク担当で、イリアとオリビアがシア担当の方が良くない。 
 
 男同士、女同士の方が、盛り上がるっていうのか、ワイワイできるだろう。

○エイリス「確かに、男同士だったら、ここで抱きしめてとか、色々アドバイスしやすいよね。僕は、ウロスの意見に賛成だけど」

○イリア「そうね、恋の話なら女同士の方が話しやすわ。
 でもね、アウロスがどうして、そうしなかったかわかるでしょう。
 ウロスとエイリスだと、誰かが歯止めをかけないと、自分の趣味や楽しみにはしるからよ。
 私達は、あなた達のいわゆる、お目付け役なのよ」

○オリビア「私達だって、恋の応援したいのよ。でも楽しむためじゃないのよ。
 わかっているんだけど、私も出来たら女同士の方が、お洒落とかアドバイスしやすいのも確かなのよ。

 ねえ、イリア、アウロスが眠りから覚めたら、絶対怒るわよね?
 イリアからとりなしてくれない?アウロスもイリアからなら怒らないでしょう?

 ちゃんと、アレクとシアのサポートするから、ここは、男同士、女同士でアドバイスしましょうよ」

○ウロス、エイリス
「賛成、それがいいよ。イリアお願い」

○イリア「わかったわ、ただし、あなた達が暴走しないように、抜き打ちで様子を見ますからね」

○ウロス、エイリス 「はーい」
   
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