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第02話 消えた操言士と闇夜の襲撃
6.点と点(中)
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「――の役割を、頭の文字をとってカカコなんて言ったりするんだ」
「カカコ……カカコ」
街の南の小麦畑から東口へ行き、紀更たちは北上しながら祈聖石を巡っていた。
その道中、怪魔との戦いにおける操言士の役割について、王黎は紀更に説き聞かせる。紀更は王黎の語る内容を忘れないように、重要なキーワードを繰り返し口に出して頭の中にインプットした。
そうしているうちに、歩道は少し傾斜を帯びてきた。右手には徐々に深くなっていく木々が広がり、左手には隙間がないほど密接して家々が立ち並ぶ。住宅街に入ったようだ。
「音楽院や光学院の周囲もそうでしたけど、森が近いんですね」
歩きながら紀更は王黎に話しかけた。
「街の北側一帯はドレイク大森林だからね。音楽をやるより、林業をやった方がよっぽど儲かりそうだよね」
王黎は冗談めかして言った。
「あっ、あの人……」
その時、見覚えのある人物が進行方向で誰かと立ち話をしている姿が目に入り、紀更は足を止めた。
「知り合いかい?」
この街に紀更の知り合いがいるはずないだろうとふんで、王黎は訝しげな表情をする。
「いえ、昨日、広場で演奏してた人です。光学院からの帰りに、ルーカスさんと一緒に演奏を聞いたんです。街の人が、優秀な音楽家だって話してました」
昨日の夕方の、広場で話していた婦人たちの噂話の記憶を手繰り寄せる。彼の名前はなんと言ったか。確か――。
「――モーリスさん……だったと思います」
「おや、ぼくをご存じで?」
声をかけられた紀更は、自然と地面に向いていた顔を勢いよく上げた。目の前にはモーリス本人がにこにことした笑顔で立っていた。
「あなたのそのローブ、操言士ですね」
モーリスは王黎のローブと胸元にあるブローチに視線をやり、あたたかな眼差しを向けた。
「操言士のお連れ様にも名前を憶えてもらっているなんて、光栄ですよ」
紀更に身体を向けたモーリスは、舞台の上で挨拶をするように右手で優雅に半円を描き、膝を少し曲げてゆっくりと頭を下げた。さらさらとした銀髪が揺れて、まるで王子のような雰囲気がただよう。
「いえっ、そんな」
突然そんな礼をとられた紀更は少し動揺して、モーリスを制するように手を振った。楽な姿勢になったモーリスは紀更に軽くほほ笑むと、再び王黎の方を向いて尋ねた。
「この街ではあまり見ない操言士の方ですね。どこか別の都市部の操言士ですか」
「王都ですよ」
王黎は愛想笑いを浮かべつつ手短に返事をする。だがその返事はモーリスの何かを刺激したようで、モーリスは急に破顔した。
「王都ですか! ローベルという操言士をご存じないですか!? ぼくの兄なんです」
「っ……!」
期待にあふれた笑顔のモーリスの言葉に、静観していたエリックの表情が揺れた。それは王黎も同様だったが、王黎は引き続き愛想笑いを顔前面に張り付けて答えた。
「すみません、王都は操言士の数も多くて……。そのローベルというお兄さんは、王都に長くいるんでしょうか」
「いえ、三ヶ月前までこの街にいたのですが、王都で働くことになって……。とても忙しいらしくて、ラフーアに戻ってくることはしばらくないと」
「なるほど、それで近況を知りたいんですね。もし王都でお兄さんに会うことがあればあなたのことを伝えておきますよ、モーリスさん」
王黎はとても人当たり良さそうに笑う。
「ありがとうございます! よろしくお願いします」
王黎のその言葉がよほど嬉しかったのか、モーリスは作られた王子のような笑顔ではなく自然な笑みを浮かべて礼を言うと、居住地へ続く道へ立ち去っていった。
「なんだか王子様みたいですけど、お兄さんのことになると普通の人みたいでしたね」
モーリスの背中を最後まで見つめていた紀更はぽつりと呟いた。
昨日見かけたステージの上のモーリスは、まるで別世界の人間のようにきらめいていて、婦人方の会話からしても近寄りがたい存在のように感じた。しかし兄の話をする今のモーリスは、紀更より少し年上の普通の街の青年だった。
「操言士のお兄さんのこと、王黎師匠はご存じないですか」
三人はまた歩き出す。紀更は王黎の隣に並んだ。
「さすがに、王都にいる操言士全員を知っているわけじゃないからね」
王黎は苦笑する。
志望すれば基本的に誰でもなれる騎士と違い、生まれた時点でなれるか否かが決まっている操言士の数は、そう多くない。それでも国で一番栄えている王都ベラックスディーオにはかなりの数の操言士がいる。しかも、遠征で王都内にいたりいなかったりする操言士もざらではないので、全員を把握するのは容易ではない。
(とはいえ……)
王黎は少し表情を曇らせた。
(ラフーア操言支部の名簿から、ローベルの名前は消えていなかった。つまり操言士団の管理上、ローベルはラフーアに居住していてラフーア操言支部所属の扱いのはずだ)
操言士はひとつの都市部を生活拠点にする。それは操言士団のどの四部会に所属していても共通事項だ。居住地である都市部を変えるのは本人が希望した場合か、操言士団からの命令があったときなどだ。
(でもローベルは弟のモーリスに、〝ラフーアから王都に居住地が変わった〟と、おそらく嘘をついた。しかも、しばらくラフーアに帰省できないという布石まで打っている。長くラフーアを空けるつもりでいたということか)
操言士ローベルは弟に嘘をついてまでいったいどこへ行ったのだろうか。なぜ行方をくらましたのだろうか。彼の行き先をラフーア操言支部は――ゴンタスやネーチャヴィンは把握しているのだろうか。
(それとも……)
「師匠……王黎師匠!」
「えっ……ああ、ごめん。なんだい?」
考え込んでいた王黎は、紀更に呼ばれてはっとした。
「ただまっすぐ歩いてますけど、このあたりに祈聖石はないんですか」
「ああ、えっと……いや、あるよ。こっちだ」
王黎が指差した方向へ、紀更とエリックは足を向ける。
エリックは黙って思案する王黎に尋ねたいことが多々あったが、何も知らない紀更の手前、ローベルについて指摘することはなかった。
音の街ラフーアは水の村レイトよりも広いので、街を一周するのはなかなかたいへんな道のりだった。それでもどうにか一日をかけて、紀更は王黎の案内のもと、ラフーア内にあるすべての祈聖石を巡り終わった。
ラフーアの操言士は念入りに祈聖石の保守をしているらしく、どれもただ見るだけで擬態すら解かなかったが、どこにどのように配置され、どのような擬態が施されているのかを見るだけでも、紀更には学びとなった。
昼過ぎにはルーカスとも合流し、ユルゲンが怪魔退治から戻ってきて宿で寝ていることを聞いた。そして陽が沈む頃に四人はきらら亭で夕食をとり、宿に戻った。
紀更は最美がいない客室にしばらく一人でいたが、話し相手もおらず眠気もまだこないので、暇つぶしに一階へ下りて談話室に向かった。
一方、王黎とエリック、ルーカスの三人は、エリックとルーカスの客室に集まっていた。最美がいないので紀更をしばし一人きりにさせてしまうが、宿からは絶対に出ないように言ってあるので大丈夫だろうと判断したうえでの集合だ。
「王黎殿、ユルゲンは?」
「まだ起きませんねえ。ウージャハラ草原にいた間、よっぽど眠れてなかったのかな」
夕食を終えて客室に戻った王黎が見たのは、寝台ですやすやと眠る武骨な傭兵の姿だった。昼過ぎにルーカスと合流した際に、ウージャハラ草原の様子とユルゲンが宿で寝ていることは聞いていたが、夜になってもまだ起きないとは、よっぽど疲れたのだろう。そんなユルゲンを気遣って、王黎は話し合いの場をエリックたちの部屋にしたのだった。
「仮眠はとったそうですよ。でも、へんに眠いと言っていました」
「まあ、寝てるだけっぽいし大丈夫かな」
「王黎殿、ローベルの件をどう考える?」
エリックが口火を切った。
王黎は情報を整理するように、ゆっくりと話し始めた。
「カカコ……カカコ」
街の南の小麦畑から東口へ行き、紀更たちは北上しながら祈聖石を巡っていた。
その道中、怪魔との戦いにおける操言士の役割について、王黎は紀更に説き聞かせる。紀更は王黎の語る内容を忘れないように、重要なキーワードを繰り返し口に出して頭の中にインプットした。
そうしているうちに、歩道は少し傾斜を帯びてきた。右手には徐々に深くなっていく木々が広がり、左手には隙間がないほど密接して家々が立ち並ぶ。住宅街に入ったようだ。
「音楽院や光学院の周囲もそうでしたけど、森が近いんですね」
歩きながら紀更は王黎に話しかけた。
「街の北側一帯はドレイク大森林だからね。音楽をやるより、林業をやった方がよっぽど儲かりそうだよね」
王黎は冗談めかして言った。
「あっ、あの人……」
その時、見覚えのある人物が進行方向で誰かと立ち話をしている姿が目に入り、紀更は足を止めた。
「知り合いかい?」
この街に紀更の知り合いがいるはずないだろうとふんで、王黎は訝しげな表情をする。
「いえ、昨日、広場で演奏してた人です。光学院からの帰りに、ルーカスさんと一緒に演奏を聞いたんです。街の人が、優秀な音楽家だって話してました」
昨日の夕方の、広場で話していた婦人たちの噂話の記憶を手繰り寄せる。彼の名前はなんと言ったか。確か――。
「――モーリスさん……だったと思います」
「おや、ぼくをご存じで?」
声をかけられた紀更は、自然と地面に向いていた顔を勢いよく上げた。目の前にはモーリス本人がにこにことした笑顔で立っていた。
「あなたのそのローブ、操言士ですね」
モーリスは王黎のローブと胸元にあるブローチに視線をやり、あたたかな眼差しを向けた。
「操言士のお連れ様にも名前を憶えてもらっているなんて、光栄ですよ」
紀更に身体を向けたモーリスは、舞台の上で挨拶をするように右手で優雅に半円を描き、膝を少し曲げてゆっくりと頭を下げた。さらさらとした銀髪が揺れて、まるで王子のような雰囲気がただよう。
「いえっ、そんな」
突然そんな礼をとられた紀更は少し動揺して、モーリスを制するように手を振った。楽な姿勢になったモーリスは紀更に軽くほほ笑むと、再び王黎の方を向いて尋ねた。
「この街ではあまり見ない操言士の方ですね。どこか別の都市部の操言士ですか」
「王都ですよ」
王黎は愛想笑いを浮かべつつ手短に返事をする。だがその返事はモーリスの何かを刺激したようで、モーリスは急に破顔した。
「王都ですか! ローベルという操言士をご存じないですか!? ぼくの兄なんです」
「っ……!」
期待にあふれた笑顔のモーリスの言葉に、静観していたエリックの表情が揺れた。それは王黎も同様だったが、王黎は引き続き愛想笑いを顔前面に張り付けて答えた。
「すみません、王都は操言士の数も多くて……。そのローベルというお兄さんは、王都に長くいるんでしょうか」
「いえ、三ヶ月前までこの街にいたのですが、王都で働くことになって……。とても忙しいらしくて、ラフーアに戻ってくることはしばらくないと」
「なるほど、それで近況を知りたいんですね。もし王都でお兄さんに会うことがあればあなたのことを伝えておきますよ、モーリスさん」
王黎はとても人当たり良さそうに笑う。
「ありがとうございます! よろしくお願いします」
王黎のその言葉がよほど嬉しかったのか、モーリスは作られた王子のような笑顔ではなく自然な笑みを浮かべて礼を言うと、居住地へ続く道へ立ち去っていった。
「なんだか王子様みたいですけど、お兄さんのことになると普通の人みたいでしたね」
モーリスの背中を最後まで見つめていた紀更はぽつりと呟いた。
昨日見かけたステージの上のモーリスは、まるで別世界の人間のようにきらめいていて、婦人方の会話からしても近寄りがたい存在のように感じた。しかし兄の話をする今のモーリスは、紀更より少し年上の普通の街の青年だった。
「操言士のお兄さんのこと、王黎師匠はご存じないですか」
三人はまた歩き出す。紀更は王黎の隣に並んだ。
「さすがに、王都にいる操言士全員を知っているわけじゃないからね」
王黎は苦笑する。
志望すれば基本的に誰でもなれる騎士と違い、生まれた時点でなれるか否かが決まっている操言士の数は、そう多くない。それでも国で一番栄えている王都ベラックスディーオにはかなりの数の操言士がいる。しかも、遠征で王都内にいたりいなかったりする操言士もざらではないので、全員を把握するのは容易ではない。
(とはいえ……)
王黎は少し表情を曇らせた。
(ラフーア操言支部の名簿から、ローベルの名前は消えていなかった。つまり操言士団の管理上、ローベルはラフーアに居住していてラフーア操言支部所属の扱いのはずだ)
操言士はひとつの都市部を生活拠点にする。それは操言士団のどの四部会に所属していても共通事項だ。居住地である都市部を変えるのは本人が希望した場合か、操言士団からの命令があったときなどだ。
(でもローベルは弟のモーリスに、〝ラフーアから王都に居住地が変わった〟と、おそらく嘘をついた。しかも、しばらくラフーアに帰省できないという布石まで打っている。長くラフーアを空けるつもりでいたということか)
操言士ローベルは弟に嘘をついてまでいったいどこへ行ったのだろうか。なぜ行方をくらましたのだろうか。彼の行き先をラフーア操言支部は――ゴンタスやネーチャヴィンは把握しているのだろうか。
(それとも……)
「師匠……王黎師匠!」
「えっ……ああ、ごめん。なんだい?」
考え込んでいた王黎は、紀更に呼ばれてはっとした。
「ただまっすぐ歩いてますけど、このあたりに祈聖石はないんですか」
「ああ、えっと……いや、あるよ。こっちだ」
王黎が指差した方向へ、紀更とエリックは足を向ける。
エリックは黙って思案する王黎に尋ねたいことが多々あったが、何も知らない紀更の手前、ローベルについて指摘することはなかった。
音の街ラフーアは水の村レイトよりも広いので、街を一周するのはなかなかたいへんな道のりだった。それでもどうにか一日をかけて、紀更は王黎の案内のもと、ラフーア内にあるすべての祈聖石を巡り終わった。
ラフーアの操言士は念入りに祈聖石の保守をしているらしく、どれもただ見るだけで擬態すら解かなかったが、どこにどのように配置され、どのような擬態が施されているのかを見るだけでも、紀更には学びとなった。
昼過ぎにはルーカスとも合流し、ユルゲンが怪魔退治から戻ってきて宿で寝ていることを聞いた。そして陽が沈む頃に四人はきらら亭で夕食をとり、宿に戻った。
紀更は最美がいない客室にしばらく一人でいたが、話し相手もおらず眠気もまだこないので、暇つぶしに一階へ下りて談話室に向かった。
一方、王黎とエリック、ルーカスの三人は、エリックとルーカスの客室に集まっていた。最美がいないので紀更をしばし一人きりにさせてしまうが、宿からは絶対に出ないように言ってあるので大丈夫だろうと判断したうえでの集合だ。
「王黎殿、ユルゲンは?」
「まだ起きませんねえ。ウージャハラ草原にいた間、よっぽど眠れてなかったのかな」
夕食を終えて客室に戻った王黎が見たのは、寝台ですやすやと眠る武骨な傭兵の姿だった。昼過ぎにルーカスと合流した際に、ウージャハラ草原の様子とユルゲンが宿で寝ていることは聞いていたが、夜になってもまだ起きないとは、よっぽど疲れたのだろう。そんなユルゲンを気遣って、王黎は話し合いの場をエリックたちの部屋にしたのだった。
「仮眠はとったそうですよ。でも、へんに眠いと言っていました」
「まあ、寝てるだけっぽいし大丈夫かな」
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