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おまけ
②クリスマス編
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「ジングルベル♪ジングルべル~♪ふんふんふんふふ~~」
遼は自宅のキッチンに立ちながら鼻歌を歌っていた。しゃがいもの皮を剝いている遼は、見るからにご機嫌だった。それもそのはず、今日は大河と付き合ってから初めてのクリスマスで。
運のいいことに今年のクリスマスは土日と重なって、金曜から大河は遼の家に泊りに来ていた。
どこかに出かけようかという話も出たけれど、遼は大河と朝から晩まで家でゆっくりしたいなと思っていた。すると相変わらず魔法使いのように遼の考えていることを読むのが上手い大河の方から『クリスマスは二人っきりでイチャイチャしたい』と言ってくれたのだ。『仕方ねぇなぁ~~』と答えつつも、遼の顔には抑えきれない笑顔が浮かんでいて、それを見て大河はとても嬉しそうに微笑んだ。
(朝から晩まで家で一緒なんて......まるで一緒に暮らしてるみたいだ)
そう思って遼は頬を緩ませた。
何度経験しても大河の腕の中で迎える朝は幸せで、そして何度見ても目が覚めて目の前に大河の王子様のように整った麗しい寝顔があると胸がキュンとして死にそうになるぐらいときめく。
大河と過ごす穏やかで甘い日々は、とても遼のことを幸せにしてくれていた。
「よしっ!」
具材を切り終わり水につける。冷蔵庫には下ごしらえの終えたチキンもあるし、サーモンのマリネ、そして今作っているシチュー、クリスマスといえばケーキ、夜のディナーに向けて用意したレシピを頭の中で遼はおさらいする。
自分を幸せにしてくれる大河に遼ができることはなんでもしてあげたい。
日頃のお礼もかねて、そして初めてのクリスマスということも相まって、普段から大河に料理を作ってはもちろんいるが、今日は特にそれに力が籠る。
(いいお酒も買っちゃったし)
大河と過ごす夜の時間を思い浮かべて、遼は盛大ににやけた。
「楽しそうだね」
「わ!」
後ろから声が聞こえたと思ったら、背中が温かい体温に包まれる。体に腕が回されその腕がギュッと遼を抱きしめた。
「ちょ...びっくりするだろぉ」
窘めるような声を出しながらも、遼はその腕に自分の手を重ねる。
「ふふ、ごめん」
後ろから遼の肩に顎を乗せて大河が顔を覗かせた。そしてそのままチュッと遼の頬に口付ける。
大河は遼を見るとにっこりと微笑んだ。
「っ......」
優しい笑顔に胸がトクンと跳ねる。じんわりと耳が熱くなってきて、遼は慌てて大河から顔を逸らした。
「別にいいけど......」
顔を逸らすけれど、大河の腕を握りしめた手はそのままで。遼が照れているだけなのは、大河には丸わかりだった。
「楽しそうな遼が可愛くて、思わず抱きしめちゃった。何かいいことあったの?」
優しい声と温かい体温に、ドキドキと胸が高鳴るのにとてつもない安心感も感じて。
「そりゃ...クリスマスだし...大河と一緒に......あっ」
思わず素直な気持ちが零れ落ちて遼は口を押えた。
「俺と一緒に?なぁに?」
「っ~~~」
その先の言葉を分かりながら、大河が遼を覗き込む。
「な、なんもない!」
真っ赤になった遼は大河の腕の中で暴れだす。だけどそれをやすやすと大河に封じ込められた。
「遼かわいい......」
「あっ、もぉ......大河」
チュッチュッと頬に、首筋にキスを落とされて、遼から甘い声が漏れた。口付けとともに大河の吐息が肌に触れて遼の体がフルっと震える。
止まることなく何度も口付けられ、唇が項に触れたと思ったらそのまま舐め上げられた。
「ふ、っ......」
堪えられず遼は自分の体を支えるように台所に手を付いた。スルッと大河の手が遼の服の裾から忍びこみ、掌が肌を撫でた。
「だい、が......あっ......」
「りょう」
呼ばれた声に熱が孕んでいてドキッとする。
「りょう......」
その声が強請るようにもう一度名前を呼んで、大河が何を求めているのか気付いた遼は首筋を赤く染めた。
「こんなとこで...ダメだって......」
遼はそう言うが、その声は弱々しくて本気で嫌がっていないことを大河に教えた。
「ん、ごめんね。だけど俺と一緒いれて楽しそうな遼が可愛くて我慢できない」
「あ、ん......」
グッと大河が腰を遼に押し付ける。そこが固く反応していて、遼の口から思わず甘い声が出てしまう。
それに気を良くするように、大河は忍ばせた両手を上に上げて、遼の胸の尖りを弄りだした。
「や...たいがぁ......」
途端にゾクゾクと快感が体に走って、遼は後ろにいる大河の服をギュッと握る。
「うん」
答えるように頷くと、大河が遼の首筋にキスをして歯を立てた。
「んぁ、っ......!」
ハムハムと甘噛みされて、遼は台所に付いた手を握りしめる。快感を堪えるように前かがみになった遼の腰に大河は触れる。スウェットと下着を一緒に下げてお尻を撫で大河は遼の後ろに指を忍ばせた。
「昨日もしたから...柔らかいね」
「あぁ......たいがっ」
大河の言う通り、つぷぷと簡単に遼のそこが指を飲み込んでいく。抜き差しを繰り返されて、遼の口から切なげな声が漏れた。
初めて体を重ねてから、毎日のように何度も甘く愛されて遼の体はすっかりそこで快感を感じるようになっていた。遼の意識とは無関係に、後ろが大河を求めてキュウと何度も指を締め付ける。
大河は柔らかい遼のお尻を撫でながら、親指を二本とも後ろに差し入れてグッとそこを開く。
「あっ!やぁ......っ......」
開かれたそこに大河の視線を感じて、ゾクリと背中に電流のような快感が走る。恥ずかしいのに気持ちよくて、遼の後ろが期待するようにヒクリと収縮した。
「ね、りょうのなかはいってもいい?」
甘い声が耳元で遼を誘う。
「ん、......もぉたいが......」
答えるように遼が大河を呼んで、指が引き抜かれたと思ったら、すぐに指と比べようにならないぐらい大きくて熱い大河自身が遼の中に入ってくる。
熱い塊が遼の感じる部分を摺り上げ、思わずキュッと大河を締め付けて遼は精を放ってしまう。
「かわいいりょう、入れるだけでイッちゃったの」
「はぁ、ん、んっあぁ...!」
言いながら大河は動きを止めず、何度も遼の感じる部分をなぞって奥を突き上げる。その快感に遼のモノが精を放ったばかりなのに、また立ち上がってくる。
「今度は一緒にイこうね」
後ろから強く遼を抱きしめて大河が動きを速める。
「りょお......」
呼ばれる名前に大河の方を向くとキスされた。深くなるキスと与えられる快感に、頭も体も惚けていくような錯覚に襲われる。
「りょうだいすき」
囁かれる愛の言葉に、遼のすべてが甘く蕩けていって、
「たいがっ!あ、っあぁ――――」
二度目の精を遼は吐き出した。
「っ......」
それと同時に大河は遼の中から自身を引き抜いて、遼のお尻に欲望を放つ。
ハアハアと息を整える遼を大河がギュッと抱きしめた。
「ほんとは中に出したかったけど、クリスマスはまだまだ長いから。遼の作ってくれた美味しいご飯食べて、一緒にケーキ食べて......それからお礼にゆっくりと遼の中に沢山出してあげるね」
卑猥な言葉を口にしているのに、まるで聖なる愛の言葉を告げられているような気になるほど、にっこりと天使のように綺麗な笑顔で微笑まれて、遼は見惚れるままその言葉にコクリと頷いた。
恋人たちのクリスマスはまだまだこれから。
Happy MaryChristmas
遼は自宅のキッチンに立ちながら鼻歌を歌っていた。しゃがいもの皮を剝いている遼は、見るからにご機嫌だった。それもそのはず、今日は大河と付き合ってから初めてのクリスマスで。
運のいいことに今年のクリスマスは土日と重なって、金曜から大河は遼の家に泊りに来ていた。
どこかに出かけようかという話も出たけれど、遼は大河と朝から晩まで家でゆっくりしたいなと思っていた。すると相変わらず魔法使いのように遼の考えていることを読むのが上手い大河の方から『クリスマスは二人っきりでイチャイチャしたい』と言ってくれたのだ。『仕方ねぇなぁ~~』と答えつつも、遼の顔には抑えきれない笑顔が浮かんでいて、それを見て大河はとても嬉しそうに微笑んだ。
(朝から晩まで家で一緒なんて......まるで一緒に暮らしてるみたいだ)
そう思って遼は頬を緩ませた。
何度経験しても大河の腕の中で迎える朝は幸せで、そして何度見ても目が覚めて目の前に大河の王子様のように整った麗しい寝顔があると胸がキュンとして死にそうになるぐらいときめく。
大河と過ごす穏やかで甘い日々は、とても遼のことを幸せにしてくれていた。
「よしっ!」
具材を切り終わり水につける。冷蔵庫には下ごしらえの終えたチキンもあるし、サーモンのマリネ、そして今作っているシチュー、クリスマスといえばケーキ、夜のディナーに向けて用意したレシピを頭の中で遼はおさらいする。
自分を幸せにしてくれる大河に遼ができることはなんでもしてあげたい。
日頃のお礼もかねて、そして初めてのクリスマスということも相まって、普段から大河に料理を作ってはもちろんいるが、今日は特にそれに力が籠る。
(いいお酒も買っちゃったし)
大河と過ごす夜の時間を思い浮かべて、遼は盛大ににやけた。
「楽しそうだね」
「わ!」
後ろから声が聞こえたと思ったら、背中が温かい体温に包まれる。体に腕が回されその腕がギュッと遼を抱きしめた。
「ちょ...びっくりするだろぉ」
窘めるような声を出しながらも、遼はその腕に自分の手を重ねる。
「ふふ、ごめん」
後ろから遼の肩に顎を乗せて大河が顔を覗かせた。そしてそのままチュッと遼の頬に口付ける。
大河は遼を見るとにっこりと微笑んだ。
「っ......」
優しい笑顔に胸がトクンと跳ねる。じんわりと耳が熱くなってきて、遼は慌てて大河から顔を逸らした。
「別にいいけど......」
顔を逸らすけれど、大河の腕を握りしめた手はそのままで。遼が照れているだけなのは、大河には丸わかりだった。
「楽しそうな遼が可愛くて、思わず抱きしめちゃった。何かいいことあったの?」
優しい声と温かい体温に、ドキドキと胸が高鳴るのにとてつもない安心感も感じて。
「そりゃ...クリスマスだし...大河と一緒に......あっ」
思わず素直な気持ちが零れ落ちて遼は口を押えた。
「俺と一緒に?なぁに?」
「っ~~~」
その先の言葉を分かりながら、大河が遼を覗き込む。
「な、なんもない!」
真っ赤になった遼は大河の腕の中で暴れだす。だけどそれをやすやすと大河に封じ込められた。
「遼かわいい......」
「あっ、もぉ......大河」
チュッチュッと頬に、首筋にキスを落とされて、遼から甘い声が漏れた。口付けとともに大河の吐息が肌に触れて遼の体がフルっと震える。
止まることなく何度も口付けられ、唇が項に触れたと思ったらそのまま舐め上げられた。
「ふ、っ......」
堪えられず遼は自分の体を支えるように台所に手を付いた。スルッと大河の手が遼の服の裾から忍びこみ、掌が肌を撫でた。
「だい、が......あっ......」
「りょう」
呼ばれた声に熱が孕んでいてドキッとする。
「りょう......」
その声が強請るようにもう一度名前を呼んで、大河が何を求めているのか気付いた遼は首筋を赤く染めた。
「こんなとこで...ダメだって......」
遼はそう言うが、その声は弱々しくて本気で嫌がっていないことを大河に教えた。
「ん、ごめんね。だけど俺と一緒いれて楽しそうな遼が可愛くて我慢できない」
「あ、ん......」
グッと大河が腰を遼に押し付ける。そこが固く反応していて、遼の口から思わず甘い声が出てしまう。
それに気を良くするように、大河は忍ばせた両手を上に上げて、遼の胸の尖りを弄りだした。
「や...たいがぁ......」
途端にゾクゾクと快感が体に走って、遼は後ろにいる大河の服をギュッと握る。
「うん」
答えるように頷くと、大河が遼の首筋にキスをして歯を立てた。
「んぁ、っ......!」
ハムハムと甘噛みされて、遼は台所に付いた手を握りしめる。快感を堪えるように前かがみになった遼の腰に大河は触れる。スウェットと下着を一緒に下げてお尻を撫で大河は遼の後ろに指を忍ばせた。
「昨日もしたから...柔らかいね」
「あぁ......たいがっ」
大河の言う通り、つぷぷと簡単に遼のそこが指を飲み込んでいく。抜き差しを繰り返されて、遼の口から切なげな声が漏れた。
初めて体を重ねてから、毎日のように何度も甘く愛されて遼の体はすっかりそこで快感を感じるようになっていた。遼の意識とは無関係に、後ろが大河を求めてキュウと何度も指を締め付ける。
大河は柔らかい遼のお尻を撫でながら、親指を二本とも後ろに差し入れてグッとそこを開く。
「あっ!やぁ......っ......」
開かれたそこに大河の視線を感じて、ゾクリと背中に電流のような快感が走る。恥ずかしいのに気持ちよくて、遼の後ろが期待するようにヒクリと収縮した。
「ね、りょうのなかはいってもいい?」
甘い声が耳元で遼を誘う。
「ん、......もぉたいが......」
答えるように遼が大河を呼んで、指が引き抜かれたと思ったら、すぐに指と比べようにならないぐらい大きくて熱い大河自身が遼の中に入ってくる。
熱い塊が遼の感じる部分を摺り上げ、思わずキュッと大河を締め付けて遼は精を放ってしまう。
「かわいいりょう、入れるだけでイッちゃったの」
「はぁ、ん、んっあぁ...!」
言いながら大河は動きを止めず、何度も遼の感じる部分をなぞって奥を突き上げる。その快感に遼のモノが精を放ったばかりなのに、また立ち上がってくる。
「今度は一緒にイこうね」
後ろから強く遼を抱きしめて大河が動きを速める。
「りょお......」
呼ばれる名前に大河の方を向くとキスされた。深くなるキスと与えられる快感に、頭も体も惚けていくような錯覚に襲われる。
「りょうだいすき」
囁かれる愛の言葉に、遼のすべてが甘く蕩けていって、
「たいがっ!あ、っあぁ――――」
二度目の精を遼は吐き出した。
「っ......」
それと同時に大河は遼の中から自身を引き抜いて、遼のお尻に欲望を放つ。
ハアハアと息を整える遼を大河がギュッと抱きしめた。
「ほんとは中に出したかったけど、クリスマスはまだまだ長いから。遼の作ってくれた美味しいご飯食べて、一緒にケーキ食べて......それからお礼にゆっくりと遼の中に沢山出してあげるね」
卑猥な言葉を口にしているのに、まるで聖なる愛の言葉を告げられているような気になるほど、にっこりと天使のように綺麗な笑顔で微笑まれて、遼は見惚れるままその言葉にコクリと頷いた。
恋人たちのクリスマスはまだまだこれから。
Happy MaryChristmas
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