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君と会って2日目
2つ目の願い
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次の日少年と悪魔は、玩具で遊んだり、一緒にお菓子を食べたり、本を読んだりなどして過ごしていた。本を読みながら、皇子は夢について語った。
「なに?英雄になりたい?アヒャヒャヒャヒャ!流石は小僧だ。英雄に夢見るお年頃なんだな。」
皇子は顔を膨らませて怒った。一通り遊んだところで悪魔が言った。
「お前と過ごすのはとても心地がいい。しかしあと2つの願いを早く決めた方がいい。お前は明日には死ぬのだからな。」
皇子は読んでいた魔導書の方に興味が向いていたので聞き流しながらもうなずく。
突然、トントンとドアを小突くような音がした。少年は魔導書を一旦閉じ、初めて聞く音に怯えながらもドアを開けた。すると傷ついた様子の猫が、部屋に倒れ込んできた。
「汚い猫だな。食物を盗もうとしたところ、失敗した。といったところか?。血を流しすぎているな。もう助からん俺様がトドメをさしてやろう。」
悪魔が手を下そうとしたその瞬間。少年は2つ目の願いを口にした。
「こいつを治してやってくれ」
悪魔は驚いた。
「悪魔である俺様に命を救えとはな。これまで数々の人間に願われ多くの人間を殺してきたが、まさか生物の命を救う日が来るとはな。いいだろう。その願い叶えてやろう。」
「なに?英雄になりたい?アヒャヒャヒャヒャ!流石は小僧だ。英雄に夢見るお年頃なんだな。」
皇子は顔を膨らませて怒った。一通り遊んだところで悪魔が言った。
「お前と過ごすのはとても心地がいい。しかしあと2つの願いを早く決めた方がいい。お前は明日には死ぬのだからな。」
皇子は読んでいた魔導書の方に興味が向いていたので聞き流しながらもうなずく。
突然、トントンとドアを小突くような音がした。少年は魔導書を一旦閉じ、初めて聞く音に怯えながらもドアを開けた。すると傷ついた様子の猫が、部屋に倒れ込んできた。
「汚い猫だな。食物を盗もうとしたところ、失敗した。といったところか?。血を流しすぎているな。もう助からん俺様がトドメをさしてやろう。」
悪魔が手を下そうとしたその瞬間。少年は2つ目の願いを口にした。
「こいつを治してやってくれ」
悪魔は驚いた。
「悪魔である俺様に命を救えとはな。これまで数々の人間に願われ多くの人間を殺してきたが、まさか生物の命を救う日が来るとはな。いいだろう。その願い叶えてやろう。」
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