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第二幕 斬心 Heart of Slashing
12.河童の領域
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河童の領域を目指して桃姫と雉猿狗が山道を歩いていると山の中腹の開けた台地に集落とも呼ぶべき小さな村が姿を現した。
「おや……? ……こんな山深くに村があるなんて」
雉猿狗が言うと、隣に立つ桃姫のお腹がぐう……と音を立てて鳴った。
「……雉猿狗、実は私ずっとお腹が減ってて……」
「桃姫様……! 大事なことは早く言ってくださいませ……!」
晴天から太陽光を吸収して空腹など微塵も感じていなかった雉猿狗が桃姫の言葉に語気を強めると、村に点在する15軒あまりの大小の木造家屋を遠目に見回した。
村の外には人がおらず、しかし整備された田畑などを見れば村人が居住していることは確認できた。
「どちらかのお宅にお邪魔してご飯を頂きましょう」
「……うん」
雉猿狗の言葉に頷いて返した桃姫。雉猿狗は村に入ってまず最初の家の木戸の前に立って声を上げる。
「すみません……! どなたかいらっしゃいませんか……?」
「……誰だい?」
声とともにガラッと開いた木の引き戸の奥から不機嫌そうに姿を現したのは中年の女性だった。
「突然すみません、私は雉猿狗と申します。旅をしている者です。もしよろしければなのですが、余っているご飯など、頂けませんでしょうか……?」
雉猿狗が丁寧に女性に対して言うと、女性はため息を深く吐いてから雉猿狗の隣に立つ桃姫を見た。
「……ちょっと待ってな」
女性はそう言って奥に引き返すと、数分ほどしてから皿に乗ったおにぎりを2つ持ってきた。
「ほら……」
「……ありがとうございます!」
雉猿狗は感謝して頭を下げると、女性から皿を受け取って桃姫に差し出した。桃姫は女性に対して頭を下げたあとにおにぎりを手に取ってもぐもぐと食べ始める。
桃姫がおにぎりを食べるその様子を女性は黙ってじっと見ていた。
「あの……なぜ、何者かもわからない私たちにご飯を分けてくださるのでしょうか……?」
雉猿狗が女性の顔を見ながら尋ねると、女性はまたしても深くため息を吐いてから雉猿狗に答えた。
「うちの息子がね……もう、食べられないんだよ」
「……え」
悲痛な表情をしてそう告げた女性に雉猿狗は声を漏らす。
「二日前、河童にね、尻子玉を取られっちまったんだ。それでさ……腹がぱんぱんにふくれっちまって……苦しんで寝込んでるんだ」
「……河童に……!」
女性の言葉を聞いた雉猿狗は目を見開いて驚愕する、そして家の奥から少年がこちらを見ていることに気づいた。
「……おっかあ……おら、もうこのまま死んじまうのかなぁ……」
「……源助……! あんた、寝てなきゃ……! 動いちゃだめだ!」
見るからに具合の悪そうな少年を源助と呼んだ母親は、家の中に戻り少年を布団に寝かせようとする。
「雉猿狗……"しりこだま"って、なに?」
手に持ったおにぎりの2個目をもぐもぐと咀嚼しながら桃姫が雉猿狗に尋ねると、雉猿狗は空になった皿を見ながら答えた。
「……体から抜かれると、うんちが出来なくなってしまう玉のことです」
「……っ!」
神妙な顔で答える雉猿狗ともぐもぐ咀嚼する桃姫が布団に横になって苦しむ源助と母親の姿を玄関先から見ていた。
その日の夕方、源助の母親が村の集会所にて会議があるというので桃姫と雉猿狗は同行することにした。
「河童どもと会って直接話するしかあるめぇ!」
「今更話ってなんだ! この村の子供ら、5人全員が尻子玉取られて死にかけとるんだぞ!」
「そうだ! 話し合いじゃあねぇ! 鍬と鎌持って攻め込むしかねぇ!」
村の中で一番大きな家屋に数十人の村人たちが集まり、囲炉裏を囲んで車座になってガヤガヤと談義する中、桃姫と雉猿狗は部屋の脇に立ってその話を聞いていた。
「……物騒ですね」
「……うん」
雉猿狗が呟くと桃姫が頷いて返した。すると、車座になっている男の一人が不意に雉猿狗と桃姫を見た。
「なぁ、よそもんのあんたら! あんたらは、どうすりゃいいと思うよ……!?」
突然声をかけられて身を縮こませた桃姫。隣に立つ雉猿狗は村人たちに対して口を開いた。
「あの、そもそもにして、なぜ河童たちは二日前に村の子供たちの尻子玉を奪ったのでしょう……? 何かご存知の方はいらっしゃられますか……?」
雉猿狗の問いかけに村の男たちと女たちは顔を見合わせてあーでもないこーでもないと言い合う、そして中年の女の一人が雉猿狗に向かって答えた。
「子供らがいつもみてぇに川で遊んでたら、河童たちに突然襲われたんだ! 村の子供らは河童に対して何も悪さなんかしてねぇよ!」
「……そのように、子供たちは言っているのですね?」
「んだ!」
女は力強く頷いて返すと、車座になった村人たちは再びガヤガヤと談義を始めた。その様子を見ながら雉猿狗は桃姫に耳打ちする。
「桃姫様、どう思われますか……? 河童たちは理由なく子供たちを襲ったのでしょうか?」
「……河童さんに聞いてみないとわからない……かな」
「そうですよね」
桃姫の返答を聞いた雉猿狗は頷いて同意すると、車座の村人たちに声を上げた。
「あの、みなさま……! 今から私たちが河童の領域に赴きます。そして、なぜ子供たちから尻子玉を奪い取ったのか、その理由を聞いて参ります……! 河童たちに対する行動は、それからでもよろしいでしょうか?」
雉猿狗の言葉を聞いてシンと静まり返った村人たち、互いに黙って顔を見合うと、それまで言葉を発さなかった村長らしき高齢の男性が口を開いた。
「旅のかた、雉猿狗さんと申されましたかな……河童の領域に足を踏み入れるには特別な作法が必要……それでも仲介役を買って出てくださるのかな?」
「はい、見ず知らずの私たちにおにぎりをくださった御恩。返させて頂きます」
「……うむ」
雉猿狗の言葉を聞いた村長は微笑んで頷き、そして雉猿狗と桃姫は河童の領域に向かうこととなった。
河童の領域に入るための特別な作法、それは籐籠いっぱい詰め込まれたきゅうりを背負って山を登ることだった。
「……桃姫様、暗いので、足元お気をつけください」
「……うん」
雉猿狗と桃姫の二人は大小の籐籠を背負い、きゅうりの匂いをあたりに漂わせながら村の裏手にある山道を登っていく。
「おにぎり2個を頂いたお返しにしては、中々の重労働ですね……」
「……でも、こうしないと河童の領域には入れないみたいだから……しょうがないよ」
愚痴をこぼす雉猿狗に対して、桃姫は肩にかけられた背負い紐を両手でしっかりと握りながら陽が落ちてただでさえ危険な山道を一歩一歩登っていく。
「……桃姫様、先ほどから視線を感じませんか……?」
「うん……木々の影から……こっちを見てるね」
「……河童ですよね……?」
「……うん」
雉猿狗と桃姫が行く先の木々から月明かりに反射して光る幾つかの目が、ちらちらと現れては消える。
山道を進めば進むほど、その数と頻度は増していき、漂うきゅうりの匂いが河童たちを引き寄せているようであった。
「……行き止まり?」
桃姫が呟く。1時間ほどひたすら山道を登ってきた先には木々が生い茂り、これ以上先に進めない状態となっていた。
「……他に道が……」
雉猿狗が言ってあたりを見回したとき、ザザザ……という音ともに目の前の木々が左右に別れて道が切り開かれていった。
「……雉猿狗、この先がきっと、河童さんの領域」
「……っ」
切り開かれた木々の先を見据えた桃姫が言うと雉猿狗は息を呑んだ。
「桃姫様、怖くはないのですか……? 正直に言うと、雉猿狗は引き返したい気持ちなのですが」
雉猿狗が隣に立つ桃姫に言うと、桃姫は雉猿狗を見て口を開いた。
「早く尻子玉を返してもらわないと、源助くんのお腹が破裂しちゃうよ……行こう、雉猿狗」
「……桃姫様」
一歩、また一歩と不自然に左右に切り開かれた木々の中に雉猿狗より先に足を踏み入れて前に進む桃姫。
雉猿狗は桃姫の言葉と後ろ姿を頼もしく思いつつも、妖怪である河童への警戒心を強めながら慎重に前へと足を進めるのであった。
「おや……? ……こんな山深くに村があるなんて」
雉猿狗が言うと、隣に立つ桃姫のお腹がぐう……と音を立てて鳴った。
「……雉猿狗、実は私ずっとお腹が減ってて……」
「桃姫様……! 大事なことは早く言ってくださいませ……!」
晴天から太陽光を吸収して空腹など微塵も感じていなかった雉猿狗が桃姫の言葉に語気を強めると、村に点在する15軒あまりの大小の木造家屋を遠目に見回した。
村の外には人がおらず、しかし整備された田畑などを見れば村人が居住していることは確認できた。
「どちらかのお宅にお邪魔してご飯を頂きましょう」
「……うん」
雉猿狗の言葉に頷いて返した桃姫。雉猿狗は村に入ってまず最初の家の木戸の前に立って声を上げる。
「すみません……! どなたかいらっしゃいませんか……?」
「……誰だい?」
声とともにガラッと開いた木の引き戸の奥から不機嫌そうに姿を現したのは中年の女性だった。
「突然すみません、私は雉猿狗と申します。旅をしている者です。もしよろしければなのですが、余っているご飯など、頂けませんでしょうか……?」
雉猿狗が丁寧に女性に対して言うと、女性はため息を深く吐いてから雉猿狗の隣に立つ桃姫を見た。
「……ちょっと待ってな」
女性はそう言って奥に引き返すと、数分ほどしてから皿に乗ったおにぎりを2つ持ってきた。
「ほら……」
「……ありがとうございます!」
雉猿狗は感謝して頭を下げると、女性から皿を受け取って桃姫に差し出した。桃姫は女性に対して頭を下げたあとにおにぎりを手に取ってもぐもぐと食べ始める。
桃姫がおにぎりを食べるその様子を女性は黙ってじっと見ていた。
「あの……なぜ、何者かもわからない私たちにご飯を分けてくださるのでしょうか……?」
雉猿狗が女性の顔を見ながら尋ねると、女性はまたしても深くため息を吐いてから雉猿狗に答えた。
「うちの息子がね……もう、食べられないんだよ」
「……え」
悲痛な表情をしてそう告げた女性に雉猿狗は声を漏らす。
「二日前、河童にね、尻子玉を取られっちまったんだ。それでさ……腹がぱんぱんにふくれっちまって……苦しんで寝込んでるんだ」
「……河童に……!」
女性の言葉を聞いた雉猿狗は目を見開いて驚愕する、そして家の奥から少年がこちらを見ていることに気づいた。
「……おっかあ……おら、もうこのまま死んじまうのかなぁ……」
「……源助……! あんた、寝てなきゃ……! 動いちゃだめだ!」
見るからに具合の悪そうな少年を源助と呼んだ母親は、家の中に戻り少年を布団に寝かせようとする。
「雉猿狗……"しりこだま"って、なに?」
手に持ったおにぎりの2個目をもぐもぐと咀嚼しながら桃姫が雉猿狗に尋ねると、雉猿狗は空になった皿を見ながら答えた。
「……体から抜かれると、うんちが出来なくなってしまう玉のことです」
「……っ!」
神妙な顔で答える雉猿狗ともぐもぐ咀嚼する桃姫が布団に横になって苦しむ源助と母親の姿を玄関先から見ていた。
その日の夕方、源助の母親が村の集会所にて会議があるというので桃姫と雉猿狗は同行することにした。
「河童どもと会って直接話するしかあるめぇ!」
「今更話ってなんだ! この村の子供ら、5人全員が尻子玉取られて死にかけとるんだぞ!」
「そうだ! 話し合いじゃあねぇ! 鍬と鎌持って攻め込むしかねぇ!」
村の中で一番大きな家屋に数十人の村人たちが集まり、囲炉裏を囲んで車座になってガヤガヤと談義する中、桃姫と雉猿狗は部屋の脇に立ってその話を聞いていた。
「……物騒ですね」
「……うん」
雉猿狗が呟くと桃姫が頷いて返した。すると、車座になっている男の一人が不意に雉猿狗と桃姫を見た。
「なぁ、よそもんのあんたら! あんたらは、どうすりゃいいと思うよ……!?」
突然声をかけられて身を縮こませた桃姫。隣に立つ雉猿狗は村人たちに対して口を開いた。
「あの、そもそもにして、なぜ河童たちは二日前に村の子供たちの尻子玉を奪ったのでしょう……? 何かご存知の方はいらっしゃられますか……?」
雉猿狗の問いかけに村の男たちと女たちは顔を見合わせてあーでもないこーでもないと言い合う、そして中年の女の一人が雉猿狗に向かって答えた。
「子供らがいつもみてぇに川で遊んでたら、河童たちに突然襲われたんだ! 村の子供らは河童に対して何も悪さなんかしてねぇよ!」
「……そのように、子供たちは言っているのですね?」
「んだ!」
女は力強く頷いて返すと、車座になった村人たちは再びガヤガヤと談義を始めた。その様子を見ながら雉猿狗は桃姫に耳打ちする。
「桃姫様、どう思われますか……? 河童たちは理由なく子供たちを襲ったのでしょうか?」
「……河童さんに聞いてみないとわからない……かな」
「そうですよね」
桃姫の返答を聞いた雉猿狗は頷いて同意すると、車座の村人たちに声を上げた。
「あの、みなさま……! 今から私たちが河童の領域に赴きます。そして、なぜ子供たちから尻子玉を奪い取ったのか、その理由を聞いて参ります……! 河童たちに対する行動は、それからでもよろしいでしょうか?」
雉猿狗の言葉を聞いてシンと静まり返った村人たち、互いに黙って顔を見合うと、それまで言葉を発さなかった村長らしき高齢の男性が口を開いた。
「旅のかた、雉猿狗さんと申されましたかな……河童の領域に足を踏み入れるには特別な作法が必要……それでも仲介役を買って出てくださるのかな?」
「はい、見ず知らずの私たちにおにぎりをくださった御恩。返させて頂きます」
「……うむ」
雉猿狗の言葉を聞いた村長は微笑んで頷き、そして雉猿狗と桃姫は河童の領域に向かうこととなった。
河童の領域に入るための特別な作法、それは籐籠いっぱい詰め込まれたきゅうりを背負って山を登ることだった。
「……桃姫様、暗いので、足元お気をつけください」
「……うん」
雉猿狗と桃姫の二人は大小の籐籠を背負い、きゅうりの匂いをあたりに漂わせながら村の裏手にある山道を登っていく。
「おにぎり2個を頂いたお返しにしては、中々の重労働ですね……」
「……でも、こうしないと河童の領域には入れないみたいだから……しょうがないよ」
愚痴をこぼす雉猿狗に対して、桃姫は肩にかけられた背負い紐を両手でしっかりと握りながら陽が落ちてただでさえ危険な山道を一歩一歩登っていく。
「……桃姫様、先ほどから視線を感じませんか……?」
「うん……木々の影から……こっちを見てるね」
「……河童ですよね……?」
「……うん」
雉猿狗と桃姫が行く先の木々から月明かりに反射して光る幾つかの目が、ちらちらと現れては消える。
山道を進めば進むほど、その数と頻度は増していき、漂うきゅうりの匂いが河童たちを引き寄せているようであった。
「……行き止まり?」
桃姫が呟く。1時間ほどひたすら山道を登ってきた先には木々が生い茂り、これ以上先に進めない状態となっていた。
「……他に道が……」
雉猿狗が言ってあたりを見回したとき、ザザザ……という音ともに目の前の木々が左右に別れて道が切り開かれていった。
「……雉猿狗、この先がきっと、河童さんの領域」
「……っ」
切り開かれた木々の先を見据えた桃姫が言うと雉猿狗は息を呑んだ。
「桃姫様、怖くはないのですか……? 正直に言うと、雉猿狗は引き返したい気持ちなのですが」
雉猿狗が隣に立つ桃姫に言うと、桃姫は雉猿狗を見て口を開いた。
「早く尻子玉を返してもらわないと、源助くんのお腹が破裂しちゃうよ……行こう、雉猿狗」
「……桃姫様」
一歩、また一歩と不自然に左右に切り開かれた木々の中に雉猿狗より先に足を踏み入れて前に進む桃姫。
雉猿狗は桃姫の言葉と後ろ姿を頼もしく思いつつも、妖怪である河童への警戒心を強めながら慎重に前へと足を進めるのであった。
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