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三章「人類の樹」
33話
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☆☆
それから私は毎日、シンに会いに行った。
時間は決まっている。午後の一時。彼がちょうど昼食を終えたくらいに会いに行った。
だから私は昼の十二時くらいにはもう、うれしくなっていた。
そこからはもう時間が進めば進むほどにうれしさは大きくなっていく。
そして一時になると彼のもとを訪れた。
彼も私を笑顔で迎えてくれた。彼のパソコンのモニターはカメラ機能を内蔵しているタイプなので私にもそれが見て取ることができる。
それから夜の七時くらいまでずっと一緒に過ごした。
たくさん話をした。私たちの心はつながっていないから、そのぶんたくさん話をした。
他にも一緒に物語を読んだり、映画を見たりして感想を言い合った。ゲームも一緒にやった。本当に隣にいるわけではなかったからオンラインにつないでいろいろなゲームを楽しんだ。勝ち負けのある対戦ゲームでは勝っても負けても同じくらいに楽しかった。
そもそも私の目的はシンを元気づけることだった。しかし……いつのまにかそんなことは忘れてしまっていた。
私はただ会いたくて、一緒に過ごす時間が楽しくて彼のもとを訪れていた。
それでも問題なんてなかった。だって彼も私と同じくらい楽しんでくれているように見えたから。
それから私は毎日、シンに会いに行った。
時間は決まっている。午後の一時。彼がちょうど昼食を終えたくらいに会いに行った。
だから私は昼の十二時くらいにはもう、うれしくなっていた。
そこからはもう時間が進めば進むほどにうれしさは大きくなっていく。
そして一時になると彼のもとを訪れた。
彼も私を笑顔で迎えてくれた。彼のパソコンのモニターはカメラ機能を内蔵しているタイプなので私にもそれが見て取ることができる。
それから夜の七時くらいまでずっと一緒に過ごした。
たくさん話をした。私たちの心はつながっていないから、そのぶんたくさん話をした。
他にも一緒に物語を読んだり、映画を見たりして感想を言い合った。ゲームも一緒にやった。本当に隣にいるわけではなかったからオンラインにつないでいろいろなゲームを楽しんだ。勝ち負けのある対戦ゲームでは勝っても負けても同じくらいに楽しかった。
そもそも私の目的はシンを元気づけることだった。しかし……いつのまにかそんなことは忘れてしまっていた。
私はただ会いたくて、一緒に過ごす時間が楽しくて彼のもとを訪れていた。
それでも問題なんてなかった。だって彼も私と同じくらい楽しんでくれているように見えたから。
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