6 / 51
一章「美しい星と滅びた人類」
6話
しおりを挟む
☆☆☆
ゆっくりと、僕は目を開いた。
――闇。
そこは目を開く前と変わらない暗い空間だった。
どこだろう……?
辺りを見回す。
虚ろだった意識が少しずつハッキリしていくのと共に、世界はゆっくりと色づき、形をなしていく。
そして現れたのは見知った天井。今、自分が横になっているベッド。パソコン。室内用の犬小屋……
ここは……僕の部屋だ。
それを確認して僕は自嘲の笑みを浮かべた。
どこだろう……そんなふうに考えた自分が恥ずかしかった。
そんなの自分の部屋に決まっている。だって僕はこの部屋から、少なくともこの家から出ることなどないのだから。
「ナナ」
ペットの犬の名を呼びながら、部屋の隅にある犬小屋に視線を送った。
「ナナ!」
一度目より少し大きな声で呼ぶ。
しかし、何も反応がない。
「ナナ?」
名前を呼びながら、犬小屋へと向かう。そして中を覗き込んだ。
そこに……ナナはいない。暗い部屋の中よりもっと暗い犬小屋の中、そこにはただナナの首輪だけがポツンと置かれていた。
でも……僕は何も思わない。悲しんだりはしない。あのとき、そう決めたのだ。
次に僕はパソコンを起動させた。
じっとモニターを見つめ、ナリアを待つ。
しかしナリアは現れない。どれだけ待ってもモニターにナリアが映ることはなかった。
やっぱり僕は何も感じない。そう、決めたのだから。
それでも涙だけは頬を伝っていった。
ナリアもナナも……もうここにはいない。だから僕はドアを開き、部屋を出た。
しかし、ドアの外にも人の気配はない。
「父さん! 母さん!」
返事はない。
リビングのテーブル上に手紙があった。その横には小さな箱と鏡と植物の種。
それは安楽死にも用いられることのあるナリアの種。
思い出した……
そう、僕は一人だ。
生まれたそのときからずっと……一人だった。
小さな頃はそれに気がつかなかった。
その頃はまだ幸福だったんだ。
でも、自分が一人であることに気がついた後は……
犬を飼った。
しかしナナは死んでしまった。
また一人になった。
初めて、人間の友達ができた。
しかしナリアはもう会いに来てはくれない。
だからやっぱり一人になった。
何をしても、結局は一人になった。
一人になるくらいなら一人のままのほうが良かった。
一人であることは辛かったが、一人になる悲しみに比べればはるかにましだった。
だから僕は、損をした。
ナナを飼って、ナリアと出会って……
得たものより、失ったもののほうがずっとずっと大きかった。
だから僕はもう何もいらない。何も望まない。
どうせいつか失ってしまうのなら、初めからそんなものはいらない。
そして、全てがなくなった今……
僕の願いは叶ったのかもしれない。
もう何も得られない。もう何も失わない。
人ごみの中、一人で在ることはない。
笑顔の溢れる中、一人俯いている必要はない。
この世界に僕はたった一人。
それは特別なことではなくなった。それはとても自然なこととなった。
それなのに……僕は思ってしまう。
何も得るものも、望むものもない世界に……僕は在り続ける必要があるのだろうか。
真っ直ぐに見つめる。何も感じることのない心で。目の前にある自分のぶんのナリアの種……人類を滅ぼし、地球を救った小さな救世主を。
そして、その横にある鏡に映るのは人類を死へと誘った僕。
「―――――」
声が聞こえた。
ほとんど聞き取ることのできないような、小さな声。
それでもそれがナリアの声だとわかった。
だから走った。パソコンの前に向かって。
ナリアが僕を呼んでいた。
しかし、モニターの中に映し出されているのは……ナリアではなかった。
そこにいたのはナリア……
ナリアはモニターの中で懸命に僕の名を呼んでいる。
そして、世界が揺れた。
その大きな震動で、崩れていく。
家だけではなく、薄暗い世界そのものが……
それが僕にはうれしかった。
それこそが、僕の内に眠っていた本当の願いだったのかもしれない……
だから僕は、ただ立ち尽くしたまま崩れ行く世界を眺めていた。
闇に包まれていた世界に亀裂が生まれ、その隙間から光が差す。
その光が闇に慣れた僕にはあまりに眩しくて目を閉じた。
再び僕に訪れた闇。その中に声が響いた。ナリアの声。
声に誘われて僕はゆっくりと目を開く……
視界の全てをナリアの顔が覆っていた。
どアップだ。しかも、さらに近づいてくる。
「いだっ!」
おでことおでこが激突した。
ナリアが持つ十二の必殺技の一つ頭突きだ。ナリアの頭はすごく固いのでとてつもなく痛い。
「起きた? ナリアはお腹が空きました。そろそろ朝ご飯が食べたいと思います」
どうやら、僕は夢を見ていたようだ。ナリアの頭突きの衝撃ですっかり頭の中から消えてしまって思い出すことはできないが、昔のことを夢に見ていた気がする。
最近なぜか、昔のことをよく夢に見るようになった。
「わかった。準備するから、少し待って」
「早くね」
ズキンズキンと痛みの走る頭を片手で押さえながら、もう片方の手でバッグの中を漁る。
「カニ缶は一個しかないけど、どうする?」
「一個じゃあ、ぜんぜん足んないよー。二個は食べないとナリアは元気が出ません。へたをしたら、死ぬかもしれない」
「じゃあ、何か違うのをもう一個食べる?」
「うん。不本意だけどそうすることにする」
「何にする?」
「シンは何が好き?」
そう問われて、考える。僕の好きなもの……
実は僕も本当はカニ缶が一番好きだったりする。でも、大好きなカニ缶を食べることより、ナリアがカニ缶を食べてうれしそうにしているのを見ているほうがずっと好きなのだ。
だからナリアに気を使わせないためにも、そのことは口にしない。
せっかく僕は嘘が吐けるのだから、どうせならナリアを幸せにするために嘘が吐きたい。
というわけで、カニ缶以外で僕が好きなもの……
なんだろう? いっぱいある。でも、特にこれといったものは思い当たらない。
「コンビーフとか桃缶かな?」
とりあえず、二つほどあげてみた。
「じゃあ、コンビーフと桃缶を両方シンと半分ずつ食べる」
「わかった。そうしよっか」
……そんなふうにして、今日の朝食が始まった。
ナリアのメニューは希望通り、カニ缶一つとコンビーフと桃缶を半分ずつ。
僕はミカンの缶詰とコンビーフ、桃缶を半分ずつだ。
僕がコンビーフと桃缶を食べ終えて、ミカンの缶詰を開けながらナリアのほうに目をやると、ナリアは桃缶を食べようとしていた。
手をグーにしてその中にフォークを握り締めている。そのフォークで桃を突き刺す。
缶詰の桃はちょうど半分の大きさでカットされているのでけっこう大きい。僕がさっき食べたときは、小さくカットしながら食べた。
でも、ナリアはそのまま丸ごと口の運んでしまう。口をこれでもかというくらいに大きく開けて、桃を詰め込む。
そして桃が詰まってリスみたいに大きく膨らんだほっぺをもこもこと動かしながら幸せそうに咀嚼を始めた。
ナリアはいつもそうだ。口いっぱいにとりあえず詰めるだけ詰め込んでから、まとめて丁寧に咀嚼する。
「ももももいしぃへぇ」
口をもごもごさせて何か言う。たぶん「桃もおいしいね」と言ったと思われる。
「果物の缶詰はシロップもおいしいよ」
ナリアは手に持っている缶詰の中を覗き込む。
「ほんなひぃ、どおどおしてるのひ?」
「うん」
僕が頷くと、ナリアはもぐもぐしていた口を開けて缶詰のシロップをそのまま口の中に流し込む。そしてまたいっぱいに膨らんだほっぺをもこもこさせながら咀嚼。
一分くらいかけて丁寧に咀嚼して、やっとゴクンと飲み込んだ。
「汁、おいしかった。どろどろなのに甘くておいしかった」
ナリアはとても幸せそうに笑った。
「よかった」
そう言って、僕も笑った。
ゆっくりと、僕は目を開いた。
――闇。
そこは目を開く前と変わらない暗い空間だった。
どこだろう……?
辺りを見回す。
虚ろだった意識が少しずつハッキリしていくのと共に、世界はゆっくりと色づき、形をなしていく。
そして現れたのは見知った天井。今、自分が横になっているベッド。パソコン。室内用の犬小屋……
ここは……僕の部屋だ。
それを確認して僕は自嘲の笑みを浮かべた。
どこだろう……そんなふうに考えた自分が恥ずかしかった。
そんなの自分の部屋に決まっている。だって僕はこの部屋から、少なくともこの家から出ることなどないのだから。
「ナナ」
ペットの犬の名を呼びながら、部屋の隅にある犬小屋に視線を送った。
「ナナ!」
一度目より少し大きな声で呼ぶ。
しかし、何も反応がない。
「ナナ?」
名前を呼びながら、犬小屋へと向かう。そして中を覗き込んだ。
そこに……ナナはいない。暗い部屋の中よりもっと暗い犬小屋の中、そこにはただナナの首輪だけがポツンと置かれていた。
でも……僕は何も思わない。悲しんだりはしない。あのとき、そう決めたのだ。
次に僕はパソコンを起動させた。
じっとモニターを見つめ、ナリアを待つ。
しかしナリアは現れない。どれだけ待ってもモニターにナリアが映ることはなかった。
やっぱり僕は何も感じない。そう、決めたのだから。
それでも涙だけは頬を伝っていった。
ナリアもナナも……もうここにはいない。だから僕はドアを開き、部屋を出た。
しかし、ドアの外にも人の気配はない。
「父さん! 母さん!」
返事はない。
リビングのテーブル上に手紙があった。その横には小さな箱と鏡と植物の種。
それは安楽死にも用いられることのあるナリアの種。
思い出した……
そう、僕は一人だ。
生まれたそのときからずっと……一人だった。
小さな頃はそれに気がつかなかった。
その頃はまだ幸福だったんだ。
でも、自分が一人であることに気がついた後は……
犬を飼った。
しかしナナは死んでしまった。
また一人になった。
初めて、人間の友達ができた。
しかしナリアはもう会いに来てはくれない。
だからやっぱり一人になった。
何をしても、結局は一人になった。
一人になるくらいなら一人のままのほうが良かった。
一人であることは辛かったが、一人になる悲しみに比べればはるかにましだった。
だから僕は、損をした。
ナナを飼って、ナリアと出会って……
得たものより、失ったもののほうがずっとずっと大きかった。
だから僕はもう何もいらない。何も望まない。
どうせいつか失ってしまうのなら、初めからそんなものはいらない。
そして、全てがなくなった今……
僕の願いは叶ったのかもしれない。
もう何も得られない。もう何も失わない。
人ごみの中、一人で在ることはない。
笑顔の溢れる中、一人俯いている必要はない。
この世界に僕はたった一人。
それは特別なことではなくなった。それはとても自然なこととなった。
それなのに……僕は思ってしまう。
何も得るものも、望むものもない世界に……僕は在り続ける必要があるのだろうか。
真っ直ぐに見つめる。何も感じることのない心で。目の前にある自分のぶんのナリアの種……人類を滅ぼし、地球を救った小さな救世主を。
そして、その横にある鏡に映るのは人類を死へと誘った僕。
「―――――」
声が聞こえた。
ほとんど聞き取ることのできないような、小さな声。
それでもそれがナリアの声だとわかった。
だから走った。パソコンの前に向かって。
ナリアが僕を呼んでいた。
しかし、モニターの中に映し出されているのは……ナリアではなかった。
そこにいたのはナリア……
ナリアはモニターの中で懸命に僕の名を呼んでいる。
そして、世界が揺れた。
その大きな震動で、崩れていく。
家だけではなく、薄暗い世界そのものが……
それが僕にはうれしかった。
それこそが、僕の内に眠っていた本当の願いだったのかもしれない……
だから僕は、ただ立ち尽くしたまま崩れ行く世界を眺めていた。
闇に包まれていた世界に亀裂が生まれ、その隙間から光が差す。
その光が闇に慣れた僕にはあまりに眩しくて目を閉じた。
再び僕に訪れた闇。その中に声が響いた。ナリアの声。
声に誘われて僕はゆっくりと目を開く……
視界の全てをナリアの顔が覆っていた。
どアップだ。しかも、さらに近づいてくる。
「いだっ!」
おでことおでこが激突した。
ナリアが持つ十二の必殺技の一つ頭突きだ。ナリアの頭はすごく固いのでとてつもなく痛い。
「起きた? ナリアはお腹が空きました。そろそろ朝ご飯が食べたいと思います」
どうやら、僕は夢を見ていたようだ。ナリアの頭突きの衝撃ですっかり頭の中から消えてしまって思い出すことはできないが、昔のことを夢に見ていた気がする。
最近なぜか、昔のことをよく夢に見るようになった。
「わかった。準備するから、少し待って」
「早くね」
ズキンズキンと痛みの走る頭を片手で押さえながら、もう片方の手でバッグの中を漁る。
「カニ缶は一個しかないけど、どうする?」
「一個じゃあ、ぜんぜん足んないよー。二個は食べないとナリアは元気が出ません。へたをしたら、死ぬかもしれない」
「じゃあ、何か違うのをもう一個食べる?」
「うん。不本意だけどそうすることにする」
「何にする?」
「シンは何が好き?」
そう問われて、考える。僕の好きなもの……
実は僕も本当はカニ缶が一番好きだったりする。でも、大好きなカニ缶を食べることより、ナリアがカニ缶を食べてうれしそうにしているのを見ているほうがずっと好きなのだ。
だからナリアに気を使わせないためにも、そのことは口にしない。
せっかく僕は嘘が吐けるのだから、どうせならナリアを幸せにするために嘘が吐きたい。
というわけで、カニ缶以外で僕が好きなもの……
なんだろう? いっぱいある。でも、特にこれといったものは思い当たらない。
「コンビーフとか桃缶かな?」
とりあえず、二つほどあげてみた。
「じゃあ、コンビーフと桃缶を両方シンと半分ずつ食べる」
「わかった。そうしよっか」
……そんなふうにして、今日の朝食が始まった。
ナリアのメニューは希望通り、カニ缶一つとコンビーフと桃缶を半分ずつ。
僕はミカンの缶詰とコンビーフ、桃缶を半分ずつだ。
僕がコンビーフと桃缶を食べ終えて、ミカンの缶詰を開けながらナリアのほうに目をやると、ナリアは桃缶を食べようとしていた。
手をグーにしてその中にフォークを握り締めている。そのフォークで桃を突き刺す。
缶詰の桃はちょうど半分の大きさでカットされているのでけっこう大きい。僕がさっき食べたときは、小さくカットしながら食べた。
でも、ナリアはそのまま丸ごと口の運んでしまう。口をこれでもかというくらいに大きく開けて、桃を詰め込む。
そして桃が詰まってリスみたいに大きく膨らんだほっぺをもこもこと動かしながら幸せそうに咀嚼を始めた。
ナリアはいつもそうだ。口いっぱいにとりあえず詰めるだけ詰め込んでから、まとめて丁寧に咀嚼する。
「ももももいしぃへぇ」
口をもごもごさせて何か言う。たぶん「桃もおいしいね」と言ったと思われる。
「果物の缶詰はシロップもおいしいよ」
ナリアは手に持っている缶詰の中を覗き込む。
「ほんなひぃ、どおどおしてるのひ?」
「うん」
僕が頷くと、ナリアはもぐもぐしていた口を開けて缶詰のシロップをそのまま口の中に流し込む。そしてまたいっぱいに膨らんだほっぺをもこもこさせながら咀嚼。
一分くらいかけて丁寧に咀嚼して、やっとゴクンと飲み込んだ。
「汁、おいしかった。どろどろなのに甘くておいしかった」
ナリアはとても幸せそうに笑った。
「よかった」
そう言って、僕も笑った。
1
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
鋼月の軌跡
チョコレ
SF
月が目覚め、地球が揺れる─廃機で挑む熱狂のロボットバトル!
未知の鉱物ルナリウムがもたらした月面開発とムーンギアバトル。廃棄された機体を修復した少年が、謎の少女ルナと出会い、世界を揺るがす戦いへと挑む近未来SFロボットアクション!
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ワイルド・ソルジャー
アサシン工房
SF
時は199X年。世界各地で戦争が行われ、終戦を迎えようとしていた。
世界は荒廃し、辺りは無法者で溢れかえっていた。
主人公のマティアス・マッカーサーは、かつては裕福な家庭で育ったが、戦争に巻き込まれて両親と弟を失い、その後傭兵となって生きてきた。
旅の途中、人間離れした強さを持つ大柄な軍人ハンニバル・クルーガーにスカウトされ、マティアスは軍人として活動することになる。
ハンニバルと共に任務をこなしていくうちに、冷徹で利己主義だったマティアスは利害を超えた友情を覚えていく。
世紀末の荒廃したアメリカを舞台にしたバトルファンタジー。
他の小説サイトにも投稿しています。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
天日ノ艦隊 〜こちら大和型戦艦、異世界にて出陣ス!〜
八風ゆず
ファンタジー
時は1950年。
第一次世界大戦にあった「もう一つの可能性」が実現した世界線。1950年4月7日、合同演習をする為航行中、大和型戦艦三隻が同時に左舷に転覆した。
大和型三隻は沈没した……、と思われた。
だが、目覚めた先には我々が居た世界とは違った。
大海原が広がり、見たことのない数多の国が支配者する世界だった。
祖国へ帰るため、大海原が広がる異世界を旅する大和型三隻と別世界の艦船達との異世界戦記。
※異世界転移が何番煎じか分からないですが、書きたいのでかいています!
面白いと思ったらブックマーク、感想、評価お願いします!!※
※戦艦など知らない人も楽しめるため、解説などを出し努力しております。是非是非「知識がなく、楽しんで読めるかな……」っと思ってる方も読んでみてください!※
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
強制ハーレムな世界で元囚人の彼は今日もマイペースです。
きゅりおす
SF
ハーレム主人公は元囚人?!ハーレム風SFアクション開幕!
突如として男性の殆どが消滅する事件が発生。
そんな人口ピラミッド崩壊な世界で女子生徒が待ち望んでいる中、現れる男子生徒、ハーレムの予感(?)
異色すぎる主人公が周りを巻き込みこの世界を駆ける!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる