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.争いごとなんて無理っ!絶対無理っ! 12
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俺の抵抗なんてさ、無意味なわけだよ。
しかも、頭では抵抗しなきゃいけないと思っていても、身体――主にチンコ――は抗うつもりはないらしい。
ハオの大きな手に包まれて悦ぶチンコがうらめしい。
しかもいっしょに乳首をはむはむされて、力が抜ける。立っているのもやっとで、ハオにしがみつく。
それでも腰だけは、快感を求めて揺らしてしまう。
ひとり、快楽に身悶えてる中、ハオがうめいた。
「ヤりにくいな。移動するぞ」
どうやら俺の足元で大きな身体を丸めているのがツライらしい。
それだけ言うと、腰を支えてくれていたハオの手にぐっと力がこもった。
「ひ、えっ? ひゃ、なに?」
いきなりの浮遊感。
ハオは片手で俺をつかんだまま、すくっと立ち上がった。
だから俺、平均身長平均体重よ?
どうやったらそれを片手で持ち上げられんの?
びっくりしている間に、ベッドに押し倒されていた。
「これでどっちもしてやれるな」
「し、して欲しい、なんて」
「俺が、してやりたいんだ」
相変わらず血まみれの顔なのに、おだやかに微笑んで、ハオが俺の頬を撫でた。
あの、突っ込むだけしか知らなかったハオが?
どんな心境の変化だ?
わからない。わからないけど、全身の力が抜けた。
俺のチンコはすっぽりハオの大きな口の中に咥えられた。
慣れてないんだろう。そこからどうしようかと、迷っているようだった。
じれったくて、もどかしい。
「……ハオ、舌。舌で、舐めて……さきっぽ……、ん、それ、好き……っ」
俺の指示に従って、ハオの舌が裏すじをなぞり、俺のチン先、尿道口へたどりつく。
乳首の先を舐めるときと同じようにつんつんと突かれる。ぴくぴくとチンコが脈打って、自然に舌に押し付けてしまう。
俺が悦んでるのがわかると、ハオはさらに舌を動かし口で締め付けてきた。
「あ、っ、いいっ……、ハオ、っ、……!」
夢中になった俺はハオの頭を足で抱えて、腰を打ち付けていた。
不安定な体勢は思いもよらないところに当たって、それがまた新たな刺激を生む。
すっかり蕩けた頭は、もう射精すことしか考えられない。
だから、気付いても止められない。
浮いた腰に回されていたハオの手が、俺のケツをもんでるのも。その指がケツアナに触れてるのも。
今にも達しそうなチンコと繋がって、ケツへの刺激が不快から快楽に塗り替えられてく。
「イく、イかせてっ、ハオ、っ……」
知らずにねだるような声をあげると、ハオの締め付けがキツくなり、舌がねっとりとからみつく。
あとすこし、もうすこしでイきそう。
次の一突きで、たぶんイく……ッ。
しかし、そのほんのすこし前に俺の意志に反して俺のチンコは噴き出すように精子を吐き出していた。
「あ、っ、ああ……ッ! ケツ、指っ……イぃ……無理っ、バカ、っ……! でてる、っ、指いれられて、でちゃ、ってる……っ」
チンコでイくつもりだったのに……っ!
俺の思惑とは違い、俺の身体はケツアナに突き刺されて、中から押し出されるようにして射精していた。
しかも、頭では抵抗しなきゃいけないと思っていても、身体――主にチンコ――は抗うつもりはないらしい。
ハオの大きな手に包まれて悦ぶチンコがうらめしい。
しかもいっしょに乳首をはむはむされて、力が抜ける。立っているのもやっとで、ハオにしがみつく。
それでも腰だけは、快感を求めて揺らしてしまう。
ひとり、快楽に身悶えてる中、ハオがうめいた。
「ヤりにくいな。移動するぞ」
どうやら俺の足元で大きな身体を丸めているのがツライらしい。
それだけ言うと、腰を支えてくれていたハオの手にぐっと力がこもった。
「ひ、えっ? ひゃ、なに?」
いきなりの浮遊感。
ハオは片手で俺をつかんだまま、すくっと立ち上がった。
だから俺、平均身長平均体重よ?
どうやったらそれを片手で持ち上げられんの?
びっくりしている間に、ベッドに押し倒されていた。
「これでどっちもしてやれるな」
「し、して欲しい、なんて」
「俺が、してやりたいんだ」
相変わらず血まみれの顔なのに、おだやかに微笑んで、ハオが俺の頬を撫でた。
あの、突っ込むだけしか知らなかったハオが?
どんな心境の変化だ?
わからない。わからないけど、全身の力が抜けた。
俺のチンコはすっぽりハオの大きな口の中に咥えられた。
慣れてないんだろう。そこからどうしようかと、迷っているようだった。
じれったくて、もどかしい。
「……ハオ、舌。舌で、舐めて……さきっぽ……、ん、それ、好き……っ」
俺の指示に従って、ハオの舌が裏すじをなぞり、俺のチン先、尿道口へたどりつく。
乳首の先を舐めるときと同じようにつんつんと突かれる。ぴくぴくとチンコが脈打って、自然に舌に押し付けてしまう。
俺が悦んでるのがわかると、ハオはさらに舌を動かし口で締め付けてきた。
「あ、っ、いいっ……、ハオ、っ、……!」
夢中になった俺はハオの頭を足で抱えて、腰を打ち付けていた。
不安定な体勢は思いもよらないところに当たって、それがまた新たな刺激を生む。
すっかり蕩けた頭は、もう射精すことしか考えられない。
だから、気付いても止められない。
浮いた腰に回されていたハオの手が、俺のケツをもんでるのも。その指がケツアナに触れてるのも。
今にも達しそうなチンコと繋がって、ケツへの刺激が不快から快楽に塗り替えられてく。
「イく、イかせてっ、ハオ、っ……」
知らずにねだるような声をあげると、ハオの締め付けがキツくなり、舌がねっとりとからみつく。
あとすこし、もうすこしでイきそう。
次の一突きで、たぶんイく……ッ。
しかし、そのほんのすこし前に俺の意志に反して俺のチンコは噴き出すように精子を吐き出していた。
「あ、っ、ああ……ッ! ケツ、指っ……イぃ……無理っ、バカ、っ……! でてる、っ、指いれられて、でちゃ、ってる……っ」
チンコでイくつもりだったのに……っ!
俺の思惑とは違い、俺の身体はケツアナに突き刺されて、中から押し出されるようにして射精していた。
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