世紀末な転移先で覇王に捕まりました〜この世界で生き抜くなんて無理っ!絶対無理っ!〜

三谷玲

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.男に抱かれるなんて無理っ!絶対無理っ! 9

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「で、どこにあるんだ? そのぜんりつせんというのは」
「し、知らないっ!」
「なら、探すしかないな……」

 ずぼずぼしながら、指が探るように中を動き回る。俺のケツアナいっぱいいっぱいにはいった節くれ立った指が、ごりごりって内壁に当たる。
 ぞわぞわが、止まらない。
 たまにかすめる一点に、腰が跳ねる。
 きっとそこだ。
 バレたらヤバいのに、かいて欲しくてたまらない。
 腹の内側。もうちょっと手前。

「そこぉぉっ! 無理っ! そこだめっ! あっ、あ、た……わ、っばか、やめっ、あぁ、んっ……ッ」
「ここだな」
「そこだ、けどっ、そこ、ダメ、無理っ!」

 ハオに見つかった……っ!
 ハオは指をすこし引き抜いて、俺の前立腺を爪先で押してくる。
 ぐい、ぐいって押されるから、フチも拡げられてるっ!
 さっきまで素人童貞のくせに、成長早すぎるだろ?
 的確に俺のツボを押してきやがる……!



「だいぶ拡がったな」

 拡がったかって? あぁ、拡がったさ!
 気付けば指は三本。油のおかげでずっぽしだ。
 いろんなことがありすぎて、忘れてたけど、俺、十三連勤後だったわけよ。三日社内缶詰だったのよ。
 風呂にも入れない。
 もちろん、オナニーだってしてなかったんだよ……っ!
 疲れ切った肉体に、前立腺押されまくって、チンコはびんびん。カラカラに乾いたノドからずっと声をあげて、酸欠状態。
 こいつの目的は、ヤることだけ。
 なら、もういっそ終わらせたい。

 抵抗しても無意味だし。

 ハオが指をずるりと抜いた。

「は、ぁんっ……」

 ははは、それすらも気持ちがいい。ぽっかりあいたケツの孔がむずむずする。

「これで、俺は世界の覇者だ」

 そうだ。なんか知らんが、俺を手に入れたら世界の覇者になるって言ってたな。
 だからヤられるんだ……。

 先端が当たったかと思うと、一気に奥まで貫かれた。

「く、はっ……」
「さすがに全部は無理か……」

 これで全部じゃないって? 冗談じゃない。
 これ以上は無理っ! 絶対無理っ!

「仕方ない。このまま動くぞ」
「ま、待っ――、あっ、あぁッ! ひ、びゃぁっあっ……」
「……そのわけのわからない声はどうにかならんのか? 萎える……」

 むしろ萎えてくれ。
 とても萎えてるとは思えない大きさのものが、俺のケツを蹂躪されるのを、俺は叫ぶことで抵抗した。

「も、無理っ! はやく、終わらせろっ、出して、っ! 出してぇぇっ……!」
「急かすな。キツくてうまく動かせない」

 動きにくいからって、俺を動かすなっ!
 腰をつかまれて、揺さぶられるとチンコも揺れた。
 毛皮の敷布がさわさわと俺のチンコを愛撫する。
 勃起して、こねられて、それからずっと放置されていたからかすかな刺激は気持ちがいいけど、それだけじゃイけない。

 手を伸ばそうとして、体勢が崩れたときだった。

「そこ、ダメっ……っ、あっ、あっ、イく……っ! チンコ、イっちゃう……っ!」

 ハオのチンコが前立腺を押しつぶした。
 頭の中が弾け飛ぶような感じがして、チンコから精子が飛び出した。

「は、っ……は、ぁっ。も、いいだろ? 終わりにして、くれ……」
「そうだな。お前がイったおかげで、緩んで動きやすくなった」

 って、抜いて欲しかったのに!
 射精して虚脱してる俺の身体を、ハオが無慈悲に動きだした。
 そんなに早く人って動けるんですね?
 声をあげる暇もないくらい、ガンガン揺さぶられた。
 もう無理っ! 死ぬ!
 そう思ったら、ふいに動きが止まった。
 ケツの中で、ビクビクってハオのチンコが脈打っているのが分かる。
 コノヤロウ!

「中に出せなんて、言って、ないっ……っ!」
「さっき言っただろ? 望み通り早く終わらせて出してやっただけだ。アンダーウォーカーを手に入れた。これで俺は世界の覇者だ……」

 だから、俺はアンダーウォーカーなんかじゃないって……。
 もう無理……っ。男なんかに抱かれるなんて……。
 体力保たねぇ……。
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