世紀末な転移先で覇王に捕まりました〜この世界で生き抜くなんて無理っ!絶対無理っ!〜

三谷玲

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.男に抱かれるなんて無理っ!絶対無理っ! 8

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 さっき首に触られたときもそうだけど、力の抜けた触れ方されるとなんかこう、こそばゆくていけない。
 ぞわっとする。
 舌を使うなんて今までしたことなかったんだろう。たどたどしいけど、それでいて肉厚な舌がぬるりとはいってくる感触が……ヤバいっ!
 しかも、元気になった俺のチンコまで太い指でこねられると……。

「ふぇ、っ……、それ、やめ、っ!」
「なら、いれるか?」
「無理っ! 絶対無理っ! 俺のケツ壊れちゃ……はぁん……っ……!」

 こねこねしてた指が亀頭をこすった。

「ここが、じーすぽっとか?」
「そこ、ちが、っ! ナカ、ぜんりつ、せんは、ナカにあんのっ!」
「舌じゃ届かんな。あぁそうか。指でこねるのはこの狭い孔のことだな」

 なるほど、手マンをシコシコだと思ったわけねーって違うっ! 俺はなにをこいつに教えてやってんだっ!
 さっきははいるだけでもキツかった太い指が、唾液と油と、ぞわぞわしてひくつく俺のケツのせいでゆっくりずっぽりはいっていく。

「んぁっ…………ぁっ……」
「こねればいいんだな?」
「やぁっ! 無理っ! ケツん中、スリスリすんな、っ! ひ、あっ、だめっ! ぐりぐりしないでっ」

 途中まではいった指でスリスリとこすられて、ダメと言ったら今度は指を回転させてきた。
 どれもこれも、最初のキツかったときと比べるとスムーズに動くもんだから、痛みはない。
 痛みがないと、触覚は別のものを感じ取っていた。
 異物感と掻痒感。
 背中に痒いところがあるのに届かなくて、むず痒い。あの感じ。
 ぞわぞわとして、あとすこしのところで届きそうで届かない。
 届いたら、多分ダメなやつ。

「どれもこれも無理だの、ダメだの、ワガママなやつだな。ならこれはどうだ?」

 ダメダメ言ってたら、ハオは指を抜き差ししてきた。
 途中までだった指が、すこしずつ奥に進んでいく。
 あの、太い指の最後までいれられたら……

「ひぁぁっ! ずぼずぼ、はもっとダメぇぇっ……拡がっちゃう、俺のケツ……っ、拡がっちゃうからっ、あぁっ」
「なるほど。すぼずぼすれば、拡がるんだな」

 俺のバカーっ!


 
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