世紀末な転移先で覇王に捕まりました〜この世界で生き抜くなんて無理っ!絶対無理っ!〜

三谷玲

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.男に抱かれるなんて無理っ!絶対無理っ! 7

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「ひ……っ、う、あっ……ぶへっ」
「変な声を出すな。萎える」

 そんなことを言われても、人にケツの孔荒らされて黙っていられるわけがない。
 このほうがやりやすいとかいわれて、四つん這いにされて、ケツ曝してる身にもなって見ろ。
 声くらい出すわっ!
 むしろ萎えてしまえばいいんだっ!
 しかもこの男。
 前戯をしたことがないのか、拡げることだけしか考えてない。
 指突っ込んで左右に開こうとしたって、未開の土地が開拓されるわけじゃないんだぞっ!

「お、お前がへたくそだからだろっ!」
「へたくそ? こんなに挿入までに面倒をかけられたのは、はじめてだ」
「マグロか? マグロなんだな?」
「マグロ? なんだそれは。それとさっきからお前お前と。俺はハオだ。覚えて置け」

 いや、名前は知ってるけど、呼ぶ気にならなかった。
 というか俺の名前だって知らないくせに……。って別に教える必要もないけどなっ!

「それで? その俺様ハオ様は、突っ込むだけしか能がないへたくそなんですか?」
「突っ込む以外したことがない」
「……最低だな」

 俺だって彼女さえいれば、きちんと気持ちよくしてあげて、もういれてぇぇって言わせてからじゃないと突っ込まないぞ。彼女さえいれば!
 待って。つまりコイツはセックスはしたことあるけど、いつも準備万端なところに入れるだけなのか。
 そうなのか!
 じゃあ素人童貞の俺と変わらないじゃないか!
 わっははーっ!

 って笑ってる場合じゃなかった。
 え? これどうするの? どうすれば俺のケツアナは守れるの?

「考え事か?」
「黙って! いまどうしたらいいか考えてるところだからっ!」

 俺は毛皮の敷布に頭を預けて、考えてみた。
 洋モノポルノだと、まずはケツアナ舐めてたよな? んで、ヒクヒク開き出したところに、手マン。ユルユルな子だと、手首まで入ってたけど、さすがにあれは無理。
 たしか、前立腺って女のGスポットみたいなところがあって、そこを押すとネコちゃんがあんあん言い出して……。

「んぎゃーっ! おま、お前なにしてんだよっ!」
「全部口に出ていたぞ。舐めればいいんだろ?」

 頭を下げたせいで、上を向いてしまったケツにハオが顔を埋めてる、多分。

「違、っ! ひ、気持ち悪っ! ぬるぬるしたのが中にはいって、っ! んあっ!」
「これが、お前の言うヒクヒクしてるということか」

 そこで喋るなっ!
 息が金玉にかかる!

「手首まで入れればいいんだったか?」
「違うっ! それは無理だから、指でこねこねしてって、あ、っ! 待って、そうじゃなくって! ひあっ! やめ、っ! それなんかヤダ! あんっ!」
「あんあん言い出したな。それにこっちも少しは男らしくなったじゃないか」

 なんで俺のチンコ勃っちゃったのっ!
 
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