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一月は前途多難な始まり

一月二十八日(水曜日)

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 雨の中散歩したせいか、風邪気味で昨日は日記を書く気力もなかった。ぐっすり休んだおかげで今日はだいぶ良くなった。
 金曜日には本社へ退職の手続きに行かなければいけないから、治ってよかった。
 この頃、弘也がやけに優しくて昨日はなんとお粥を作ってくれた。微熱のせいで味がわからないけど、美味しい気がした。
 病気の時に一人だったらきっと心細かっただろうな。

 お詫びとお礼を兼ねて夕飯は頑張ろうと思ったら遅くなるという連絡が。残念。
 一人だと適当なご飯になっちゃう。
 まだお腹の調子もよくないから、今日は柔麺。ごま油で炒めた玉ねぎと鶏肉をめんつゆで煮込んで汁にして、少し長めに茹でたそうめんを一緒に煮込んだ。最後に卵をいれて蓋をすれば出来上がり。ネギも入れようと思ったのに忘れてた。
 読みかけの本を読みながら弘也の帰りを待っていたんだけど、結局睡魔には勝てず。
 今日はもう寝よう。
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