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金のたまごを産むだいじな雌鶏です
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「も、もう……っ、むり……だっ」
「むりじゃないだろ? 二十発出せるって言ったのに……まだ六発目だぞ? ほら、頑張れ!」
二度目の足コキの次は、手コキ。金玉弄りを気に入ったようだったので、もみもみしながら尿道に指突っ込みつつ手コキしたらすぐに三発目を発射したペニ゠スゥ。そこでようやく、下履きを脱がせたら、もうどっろどろ。そのことを揶揄したら顔を赤らめて腰を捻ってチンコ隠そうとするから、根本を握ってやったらおとなしくなった。
ほんと、チンコよわよわじゃない?
いや、それでも勃起し続けてるからつよつよなの?
ゲーム内屈指の巨根は、生で見るともはや凶器レベル。長さ太さ、カリの張り具合。どれをとっても前世の俺のディルドコレクションの最上位モデルと変わらない。エグさはないけれど、良いチンコだ。
せっかくの生チンコなので、アナ゠ルゥのちいさなお口で頬張ると、出したばかりのねばねばまみれ。珍味を味わうように全体を舐めてやると、突っ込みたいのか腰を振りだした。もちろん、喉奥で咥えてやったよ? 開き方は覚えてるからね。
カリを喉で締め付けて、竿全体を舌で愛撫してやったら四発目は予告なしにイきやがった。おかげでそのままごっくんする羽目になったけど、それは本望なのでよし。さすが、王太子の精子。勢いがいい。
五発目はどうしてやろうかと考えた結果、かぶと合わせをすることにした。たまごを産む俺だって、チンコはあるからね。ちゃんと勃起するし、なんならたまごを産ませることもできるんだけど、いまのところその予定はない。
デカいペニ゠スゥのチンコと、楚々として淡い色のアナ゠ルゥのチンコをいっしょに両手で握ったら、勝手にペニ゠スゥが腰を振りだしたので、楽をさせてもらった。俺も気持ちよかったけど、これだけで射精できるほどの興奮はない。むしろ、ようやく準備が整ったってところか。
そして今、さあこれから六発目。初心に戻って足コキでもしようかなってところでペニ゠スゥが音を上げた。
「そうではなく……、挿れさせろ」
「ええ? もう? まだ早くない?」
「さっきから、チラチラ見せつけてきやがって、貴様とて挿れて欲しいのではないのかっ?」
ん? 見せつけてるつもりはなかったけど、そうか。かぶと合わせするのに服を汚したくないから、自分の下履きも脱いでいたんだっけ。ついでにぐっちょぐちょになった絹の靴下も脱いでいたから、俺はいま下半身丸出しだった。
しかも足コキしようとペニ゠スゥの足の間に尻を付いてがに股だもんな。うんうん、俺の熟れ熟れの可愛いアナルが見えるのが気になって仕方ないわけか。
たしかに、そろそろこっちでも味わいたいとは思うけど、でもなぁ……。
「言い方が気に食わない」
「は?」
「だって、挿れさせろ、ってなんでそんな上から目線なわけ?」
「俺は王太子だぞ!」
「うん、でも俺だって公爵家だし、そもそも、王家がたまご産む数減らしてるのが原因で、俺が婚約者になったわけだろ? つまり、俺は王家にとって、それこそ金のたまごを産むだいじな雌鶏なわけだよね? それなのに浮気はするわ、偉そうに命令するのって、おかしくない?」
もともとコダクサーヌ公爵は曾祖父の代で分かれた、王家の血筋。王と臣下ではあるけれど、家格の差はさほどない。ペニ゠スゥに子ができなければ、我が家から王太子をたてるって案まで出てるくらいだ。
……もしかしてペニ゠スゥの連射能力って、下手な鉄砲数打ちゃあたるって理由なんじゃないだろうか……。
「だからそれは、貴様がヤらせてくれないから――」
「出た。浮気男の定番。ヤらせてくれないから浮気しただけだって。それって俺をその気にさせられることができない、自分の技量のなさを棚に上げたいいわけじゃない? ちゃんと話合った? いくら洗脳されてたからって、俺だってペニ゠スゥがちゃんと俺としたいんだってアピールしてれば、許したかもしれないじゃん」
「そ、それは……」
「してないよね? 俺が新興宗教にハマったって知ったとき、ペニ゠スゥは怒って襲おうとしたけど、あれは怖かったもん。無理矢理従わせようとしたから、余計にアナ゠ルゥは貞操を守らなきゃって必死になってたんだと思う……」
せめてその時だけでも、ペニ゠スゥがアナ゠ルゥの気持ちを慮っていたら……。それじゃゲームにならないから、どうにもならかったかもしれないけどな。
「だから、ちゃんとお願いしてくれる?」
「お、おねがい?」
「そう。誠心誠意心を込めて、俺に挿れさせてくださいって。ああでも王太子殿下は挿れられる穴さえあればいいんだから、俺に懇願なんてしなくても、そこら辺で適当なやつ捕まえて突っ込めればいいんだよね。俺である必要、ないもんね? あちこちに種まけば、いつかはたまごが産まれるだろうし」
どうせあとひと月もすればシリ・アーナが現れるから、俺がいる必要もないしな。邪魔するつもりはないし、俺は俺で楽しんでたまごを産めばいいんだし。
なにも、ペニ゠スゥにこだわる理由はないんだよ。
食べ放題期間だから拉致ってきたけど、内弁慶だった俺。上からモノを言われるのがすごいストレスだったんだよなぁ。両親は好きだったから当たり散らすわけにもいかず、アナニ―で解消するというおかしな方向に走っていったんだよ……。
下手なセックスで一生を過ごすのもいやだけど、伴侶にすら心を許せないのもキツイ。
ペニ゠スゥはシリ・アーナにあげて、俺は俺で幸せをつかもう! そうしよう!
「むりじゃないだろ? 二十発出せるって言ったのに……まだ六発目だぞ? ほら、頑張れ!」
二度目の足コキの次は、手コキ。金玉弄りを気に入ったようだったので、もみもみしながら尿道に指突っ込みつつ手コキしたらすぐに三発目を発射したペニ゠スゥ。そこでようやく、下履きを脱がせたら、もうどっろどろ。そのことを揶揄したら顔を赤らめて腰を捻ってチンコ隠そうとするから、根本を握ってやったらおとなしくなった。
ほんと、チンコよわよわじゃない?
いや、それでも勃起し続けてるからつよつよなの?
ゲーム内屈指の巨根は、生で見るともはや凶器レベル。長さ太さ、カリの張り具合。どれをとっても前世の俺のディルドコレクションの最上位モデルと変わらない。エグさはないけれど、良いチンコだ。
せっかくの生チンコなので、アナ゠ルゥのちいさなお口で頬張ると、出したばかりのねばねばまみれ。珍味を味わうように全体を舐めてやると、突っ込みたいのか腰を振りだした。もちろん、喉奥で咥えてやったよ? 開き方は覚えてるからね。
カリを喉で締め付けて、竿全体を舌で愛撫してやったら四発目は予告なしにイきやがった。おかげでそのままごっくんする羽目になったけど、それは本望なのでよし。さすが、王太子の精子。勢いがいい。
五発目はどうしてやろうかと考えた結果、かぶと合わせをすることにした。たまごを産む俺だって、チンコはあるからね。ちゃんと勃起するし、なんならたまごを産ませることもできるんだけど、いまのところその予定はない。
デカいペニ゠スゥのチンコと、楚々として淡い色のアナ゠ルゥのチンコをいっしょに両手で握ったら、勝手にペニ゠スゥが腰を振りだしたので、楽をさせてもらった。俺も気持ちよかったけど、これだけで射精できるほどの興奮はない。むしろ、ようやく準備が整ったってところか。
そして今、さあこれから六発目。初心に戻って足コキでもしようかなってところでペニ゠スゥが音を上げた。
「そうではなく……、挿れさせろ」
「ええ? もう? まだ早くない?」
「さっきから、チラチラ見せつけてきやがって、貴様とて挿れて欲しいのではないのかっ?」
ん? 見せつけてるつもりはなかったけど、そうか。かぶと合わせするのに服を汚したくないから、自分の下履きも脱いでいたんだっけ。ついでにぐっちょぐちょになった絹の靴下も脱いでいたから、俺はいま下半身丸出しだった。
しかも足コキしようとペニ゠スゥの足の間に尻を付いてがに股だもんな。うんうん、俺の熟れ熟れの可愛いアナルが見えるのが気になって仕方ないわけか。
たしかに、そろそろこっちでも味わいたいとは思うけど、でもなぁ……。
「言い方が気に食わない」
「は?」
「だって、挿れさせろ、ってなんでそんな上から目線なわけ?」
「俺は王太子だぞ!」
「うん、でも俺だって公爵家だし、そもそも、王家がたまご産む数減らしてるのが原因で、俺が婚約者になったわけだろ? つまり、俺は王家にとって、それこそ金のたまごを産むだいじな雌鶏なわけだよね? それなのに浮気はするわ、偉そうに命令するのって、おかしくない?」
もともとコダクサーヌ公爵は曾祖父の代で分かれた、王家の血筋。王と臣下ではあるけれど、家格の差はさほどない。ペニ゠スゥに子ができなければ、我が家から王太子をたてるって案まで出てるくらいだ。
……もしかしてペニ゠スゥの連射能力って、下手な鉄砲数打ちゃあたるって理由なんじゃないだろうか……。
「だからそれは、貴様がヤらせてくれないから――」
「出た。浮気男の定番。ヤらせてくれないから浮気しただけだって。それって俺をその気にさせられることができない、自分の技量のなさを棚に上げたいいわけじゃない? ちゃんと話合った? いくら洗脳されてたからって、俺だってペニ゠スゥがちゃんと俺としたいんだってアピールしてれば、許したかもしれないじゃん」
「そ、それは……」
「してないよね? 俺が新興宗教にハマったって知ったとき、ペニ゠スゥは怒って襲おうとしたけど、あれは怖かったもん。無理矢理従わせようとしたから、余計にアナ゠ルゥは貞操を守らなきゃって必死になってたんだと思う……」
せめてその時だけでも、ペニ゠スゥがアナ゠ルゥの気持ちを慮っていたら……。それじゃゲームにならないから、どうにもならかったかもしれないけどな。
「だから、ちゃんとお願いしてくれる?」
「お、おねがい?」
「そう。誠心誠意心を込めて、俺に挿れさせてくださいって。ああでも王太子殿下は挿れられる穴さえあればいいんだから、俺に懇願なんてしなくても、そこら辺で適当なやつ捕まえて突っ込めればいいんだよね。俺である必要、ないもんね? あちこちに種まけば、いつかはたまごが産まれるだろうし」
どうせあとひと月もすればシリ・アーナが現れるから、俺がいる必要もないしな。邪魔するつもりはないし、俺は俺で楽しんでたまごを産めばいいんだし。
なにも、ペニ゠スゥにこだわる理由はないんだよ。
食べ放題期間だから拉致ってきたけど、内弁慶だった俺。上からモノを言われるのがすごいストレスだったんだよなぁ。両親は好きだったから当たり散らすわけにもいかず、アナニ―で解消するというおかしな方向に走っていったんだよ……。
下手なセックスで一生を過ごすのもいやだけど、伴侶にすら心を許せないのもキツイ。
ペニ゠スゥはシリ・アーナにあげて、俺は俺で幸せをつかもう! そうしよう!
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