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記憶のないキスはノーカンです
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ちょっとした出来心だった。
『性欲10倍! 貞淑なあの子もこれでメロメロ♡ ラブポーションR』
アダルト動画に出てきた広告。いつもならこんなの目もくれないけど、そのときは気の迷いというか、まぁ好きになったアイツはお堅い公務員で、未だに口説けもしなかった。たまに、一緒に家飲みする仲。友人止まり。
久しぶりの家飲みで混ぜてみた。犯罪? 知るか、こっちも限界なんだよ。普段、しっかり者の彼が酔っては可愛くなるギャップに耐えてるんだ。
いつもより酔いが早いのか、呂律の回らなくなった彼。
「んー、今日もな、クレームおじさんが来てな。あのおじさん、人のケツばんばん、叩くんよ。まだちょっと痛い……」
うらやまけしからん! まだ俺もさわったことないのにっ!
「腫れてんじゃねー? 見てやろーか? ほら、ケツ見せてみ?」
一瞬ためらった彼だったがもぞもぞとズボンを脱いだ。
「パンツも、脱がないと、見れなくね?」
多分媚薬と酒のおかげで判断力が鈍ってんだろーな。俺の言葉に素直に従ってずるっとパンツを下ろし、まぁるい尻をこちらに向けた。
「どれどれ? んー、どこが痛い? ここ? それともこのあたり?」
全く腫れてない綺麗な尻を隈無く揉む。はぁ男の尻だけど程よい弾力と硬さ。
「あんっ♡そんな、もみもみしな、いでぇ」
「確認だよ、確認。もしかして中のほうかな、痛いとこ」
「や、そこっ♡ちが、いたくな、っ♡んんっ♡」
窄まりに親指突っ込んで割開いたらずっぽり指が入ってしまった。嫌と言う割に逃げる素振りもなく、むしろ尻を押し付けてくる。
イケる!
俺は媚薬の効果を確信し、その尻に顔をうずめた。
抵抗らしい抵抗がないことを良いことに押し倒した頃にはもう前も後ろもグチョグチョ。まぁ後ろは俺の唾液とローションだけど。
「うわぁ枕もシーツもびしょびしょじゃん、そんなにいいの?」
「あっ♡あっん♡」
正直さっきから何も言葉になってない。可愛い喘ぎ声ともっとと強請る声だけだ。相手が誰かも分かってないかもしれない。ギンギンになった俺の突っ込んでバックで突きまくると前から零れるのはもう白濁なんかじゃなくて透明になってる。
「あーもうわかんねーか、トンじゃってんねー」
「もっとぉ♡」
「こっちも飲まなきゃムリかなぁ~」
さすがに俺も何度中に出したか分かんない。突くたびに俺のが漏れて泡立ってる。ポケットに忍ばせておいたラブポーションをぐいっと一飲みすると、下半身に血が巡るのが、分かる。うわ、これめっちゃクる。
口の中に甘い味が広がって、脳を溶かす。
あーめっちゃキスしたい。
ムリヤリ頭をこちらに向けて唇を寄せたら、トロトロの彼の顔がにこりと笑った。
「好き、好きっ♡ちゅう、もっとっ♡あふっ♡あぁん♡きもちいぃっ♡好きっ♡」
俺のことを好きだと言われたみたい。キスするたびに絞まるナカ。こんな姑息な手段で手に入る訳でもないのにと言う虚しさは、薬がかき消し、俺はドロドロ二なるまで彼を抱き潰した。
朝、身体中に赤い痕を付けた彼に怒られながらもされたキスが俺たちのファーストキスにすることにした。
『性欲10倍! 貞淑なあの子もこれでメロメロ♡ ラブポーションR』
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久しぶりの家飲みで混ぜてみた。犯罪? 知るか、こっちも限界なんだよ。普段、しっかり者の彼が酔っては可愛くなるギャップに耐えてるんだ。
いつもより酔いが早いのか、呂律の回らなくなった彼。
「んー、今日もな、クレームおじさんが来てな。あのおじさん、人のケツばんばん、叩くんよ。まだちょっと痛い……」
うらやまけしからん! まだ俺もさわったことないのにっ!
「腫れてんじゃねー? 見てやろーか? ほら、ケツ見せてみ?」
一瞬ためらった彼だったがもぞもぞとズボンを脱いだ。
「パンツも、脱がないと、見れなくね?」
多分媚薬と酒のおかげで判断力が鈍ってんだろーな。俺の言葉に素直に従ってずるっとパンツを下ろし、まぁるい尻をこちらに向けた。
「どれどれ? んー、どこが痛い? ここ? それともこのあたり?」
全く腫れてない綺麗な尻を隈無く揉む。はぁ男の尻だけど程よい弾力と硬さ。
「あんっ♡そんな、もみもみしな、いでぇ」
「確認だよ、確認。もしかして中のほうかな、痛いとこ」
「や、そこっ♡ちが、いたくな、っ♡んんっ♡」
窄まりに親指突っ込んで割開いたらずっぽり指が入ってしまった。嫌と言う割に逃げる素振りもなく、むしろ尻を押し付けてくる。
イケる!
俺は媚薬の効果を確信し、その尻に顔をうずめた。
抵抗らしい抵抗がないことを良いことに押し倒した頃にはもう前も後ろもグチョグチョ。まぁ後ろは俺の唾液とローションだけど。
「うわぁ枕もシーツもびしょびしょじゃん、そんなにいいの?」
「あっ♡あっん♡」
正直さっきから何も言葉になってない。可愛い喘ぎ声ともっとと強請る声だけだ。相手が誰かも分かってないかもしれない。ギンギンになった俺の突っ込んでバックで突きまくると前から零れるのはもう白濁なんかじゃなくて透明になってる。
「あーもうわかんねーか、トンじゃってんねー」
「もっとぉ♡」
「こっちも飲まなきゃムリかなぁ~」
さすがに俺も何度中に出したか分かんない。突くたびに俺のが漏れて泡立ってる。ポケットに忍ばせておいたラブポーションをぐいっと一飲みすると、下半身に血が巡るのが、分かる。うわ、これめっちゃクる。
口の中に甘い味が広がって、脳を溶かす。
あーめっちゃキスしたい。
ムリヤリ頭をこちらに向けて唇を寄せたら、トロトロの彼の顔がにこりと笑った。
「好き、好きっ♡ちゅう、もっとっ♡あふっ♡あぁん♡きもちいぃっ♡好きっ♡」
俺のことを好きだと言われたみたい。キスするたびに絞まるナカ。こんな姑息な手段で手に入る訳でもないのにと言う虚しさは、薬がかき消し、俺はドロドロ二なるまで彼を抱き潰した。
朝、身体中に赤い痕を付けた彼に怒られながらもされたキスが俺たちのファーストキスにすることにした。
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