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論より証拠
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弁護士事務所の呑み会で潰れた同僚を押し付けられた。
自宅も分からないので仕方なく自分の家まで連れてきたけど、さてどうするか。
タクシーを降りてエレベーターを待つ間も同僚はふにゃふにゃの身体を俺に押し付けてくる。
仕事柄責任感が強く、しっかり者の同僚がここまで酔うのは珍しい。
「ん、ぬぐ」
「ま、まて、ここで脱ぐな!」
同僚がおもむろに脱ぎだした。ほんと勘弁してくれ。
しかもまだここは玄関ホール。
「やら、あついも」
「いやここはまずいって!」
「やーらーっ!ぬぐもんっ」
深夜だから人はいなくても監視カメラが作動してる。こんなところで脱いで通報されてはたまらない。職務柄大問題だ。
いつもより体感遅いエレベーターの中でもおぼつかない手付きでボタンを一つ一つ外していく。
見え隠れする白い肌。同じアラサーのくせに、きれいな肌理に衝動を抑えきれそうにない。
入所してからずっと好きだった男の目の前でのストリップ。俺だって酒が抜け切れてないのだ。興奮するなと言う方が無理なのだ。
なんとか部屋までたどり着いた時には上着はすでに脱ぎ捨てられて、ベルトに手がかかった。
カチャカチャとするだけで一向に外せないでいる。
焦らされてる気がして、煽られた。
「くそ、人の気も知らないで……」
脱ぎたいと言ってるのは本人だ。ここで俺が手助けしても、同意の上だ。自分に言い聞かせて彼のベルトを抜き取りスラックスを脱がした。
……ブリーフか。
さすがにこれを脱がしたら俺自身止められそうにない。それなのに目の前でくねくねと身体を揺らすたび、ブリーフが俺を誘う。
まるで脱がせてと言うように揺れるそこに手をかけて一気に下ろした。
間近に見る彼のペニスは思ってたより大きく、皮も剥けていて予想を裏切るモノだった。
少し汗の臭いがするそこを一気に咥えた。男は初めてだが余裕だった。むしろ、美味いとさえ感じる。
「あんっ♡なに? きもちいぃ♡」
まだ酔いから覚めてないから、快楽に従順だ。
全く警戒されないので不安になってきた。
こいつ、ほかの男相手でも身を明け渡してしまうんじゃないだろうか?
スマホのカメラで動画モードを起動する。
「もっと気持ちよくなりたいか?」
「ん、もっと、なる」
ゆっくり扱きながらたまに先端をくすぐって、更なる快感を求めさせる。
「じゃあ俺と付き合ってくれる?」
「ん、付き合う、付き合うから、もっとぉ♡」
証拠は確保した。
後は求めるだけ気持ちよくして、俺なしでは居られない身体にしてやればいい。
幸い、ここは我が家。今までこいつにしてやりたいと妄想を膨らませて買い集めたグッズが選り取り見取り。
朝の論戦がどうなるか、楽しみだ。
自宅も分からないので仕方なく自分の家まで連れてきたけど、さてどうするか。
タクシーを降りてエレベーターを待つ間も同僚はふにゃふにゃの身体を俺に押し付けてくる。
仕事柄責任感が強く、しっかり者の同僚がここまで酔うのは珍しい。
「ん、ぬぐ」
「ま、まて、ここで脱ぐな!」
同僚がおもむろに脱ぎだした。ほんと勘弁してくれ。
しかもまだここは玄関ホール。
「やら、あついも」
「いやここはまずいって!」
「やーらーっ!ぬぐもんっ」
深夜だから人はいなくても監視カメラが作動してる。こんなところで脱いで通報されてはたまらない。職務柄大問題だ。
いつもより体感遅いエレベーターの中でもおぼつかない手付きでボタンを一つ一つ外していく。
見え隠れする白い肌。同じアラサーのくせに、きれいな肌理に衝動を抑えきれそうにない。
入所してからずっと好きだった男の目の前でのストリップ。俺だって酒が抜け切れてないのだ。興奮するなと言う方が無理なのだ。
なんとか部屋までたどり着いた時には上着はすでに脱ぎ捨てられて、ベルトに手がかかった。
カチャカチャとするだけで一向に外せないでいる。
焦らされてる気がして、煽られた。
「くそ、人の気も知らないで……」
脱ぎたいと言ってるのは本人だ。ここで俺が手助けしても、同意の上だ。自分に言い聞かせて彼のベルトを抜き取りスラックスを脱がした。
……ブリーフか。
さすがにこれを脱がしたら俺自身止められそうにない。それなのに目の前でくねくねと身体を揺らすたび、ブリーフが俺を誘う。
まるで脱がせてと言うように揺れるそこに手をかけて一気に下ろした。
間近に見る彼のペニスは思ってたより大きく、皮も剥けていて予想を裏切るモノだった。
少し汗の臭いがするそこを一気に咥えた。男は初めてだが余裕だった。むしろ、美味いとさえ感じる。
「あんっ♡なに? きもちいぃ♡」
まだ酔いから覚めてないから、快楽に従順だ。
全く警戒されないので不安になってきた。
こいつ、ほかの男相手でも身を明け渡してしまうんじゃないだろうか?
スマホのカメラで動画モードを起動する。
「もっと気持ちよくなりたいか?」
「ん、もっと、なる」
ゆっくり扱きながらたまに先端をくすぐって、更なる快感を求めさせる。
「じゃあ俺と付き合ってくれる?」
「ん、付き合う、付き合うから、もっとぉ♡」
証拠は確保した。
後は求めるだけ気持ちよくして、俺なしでは居られない身体にしてやればいい。
幸い、ここは我が家。今までこいつにしてやりたいと妄想を膨らませて買い集めたグッズが選り取り見取り。
朝の論戦がどうなるか、楽しみだ。
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