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猫を飼う
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40を少し超えたところで急にペットが欲しくなった。
仕事は順調そのもの。どちらかと言えば慣れてしまったせいで若干退屈だったのだろう。
ペットでも飼えば刺激になると、そう思った。
ペットを飼うと婚期が遠のくと言われても、欲しいという気持ちが抑えきれない。
猫派の私だがこのマンションはペット不可。もっと小さな動物ならバレないだろうか? とも考えたが、どうにも真面目な性格のため、規約違反を侵す気にはなれなかった。
近所の猫カフェに通い出して半年。
とうとう私は決断した。
手に入れた猫は毛並みも良く美しい。躾もしっかりしていた。
「あむ、んっ♡はむっ」
「あぁもうそんなにこれ好き?」
「ん、しゅき…♡」
私のモノを一心不乱に舐める猫の姿は愛らしく、ついつい褒美を与えたくなる。
年のせいか勃ちの悪いそこを舐めては自らの手で後孔を解す。
猫カフェで働いていた店員である彼は、私の理想の猫だった。
私に癒やしを与え、それでいて気まぐれ。
時折外に出掛けては粗相をするが、それもまた猫らしい。
叱られるのを分かってするからタチが悪い。
今日もまたよそでしてきた粗相がバレたからだろう。
喉の奥まで咥えさせ、いつもより激しく動いても啼き声はすれど、泣き事は言わず、私からの折檻を受け入れる。
猫のペニスには誓約の輪。
ペットの不始末は飼い主の責任。
よそでまき散らされては困る。
飽きっぽい猫を退屈させないため、私も必死で相手しなければ。
確かにこれでは婚期を逃しそうである。
仕事は順調そのもの。どちらかと言えば慣れてしまったせいで若干退屈だったのだろう。
ペットでも飼えば刺激になると、そう思った。
ペットを飼うと婚期が遠のくと言われても、欲しいという気持ちが抑えきれない。
猫派の私だがこのマンションはペット不可。もっと小さな動物ならバレないだろうか? とも考えたが、どうにも真面目な性格のため、規約違反を侵す気にはなれなかった。
近所の猫カフェに通い出して半年。
とうとう私は決断した。
手に入れた猫は毛並みも良く美しい。躾もしっかりしていた。
「あむ、んっ♡はむっ」
「あぁもうそんなにこれ好き?」
「ん、しゅき…♡」
私のモノを一心不乱に舐める猫の姿は愛らしく、ついつい褒美を与えたくなる。
年のせいか勃ちの悪いそこを舐めては自らの手で後孔を解す。
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時折外に出掛けては粗相をするが、それもまた猫らしい。
叱られるのを分かってするからタチが悪い。
今日もまたよそでしてきた粗相がバレたからだろう。
喉の奥まで咥えさせ、いつもより激しく動いても啼き声はすれど、泣き事は言わず、私からの折檻を受け入れる。
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よそでまき散らされては困る。
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確かにこれでは婚期を逃しそうである。
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