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音に犯される
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校舎の外では部活をしてる生徒の声と蝉の声。
夏の盛りで唯一涼しい図書室の隅。
勉強するような奴はもっと快適な予備校の自習室に行くのだろう。
もっとも、県内底辺校でそんなやつはごくごく一部。
そんなバカばかりの学校の寂れた図書室。
この部屋にいるのは二人だけ。
学生服を乱して棚にもたれ掛かる少年とスーツのネクタイを緩めた無精髭の男。
「教師を誘惑するなんて悪い子だ」
「してな、い……んっ♡」
無精髭の男の背後から回された節くれだった指が少年の薄い身体を撫で回す。
白い肌に桃色の乳首はすでに尖って摘まめるくらいに肥大していた。
親指と人差し指でぐにっと捻ると少年は静かに喘いだ。
誰もいないとはいえ、誰かが来ないとは限らない。
ここで大きな声を出せるはずもない。
ベルトを外すカチャリという音、ジーというチャックを下ろす小さな音にさえビクビクと怯えてしまう。
こんなところを誰かに見られたら……。
ガタン。
建て付けの悪い引き戸が大きな音を立てた。
誰かの近付く足音。
「あれ、先生ここだって聞いたけど……?いませんかー?っくしゅん。うわっ埃凄いなぁ」
同僚の教師が呼ぶ声が聞こえる。
少年の身体がカタカタ震え捕まっている棚にまで振動が伝わり、揺れていた。
無精髭の男はそれに苦笑を漏らしつつも行為を止めることはなかった。
下着から引っ張り出された少年のペニスは乳首を弄っていたからか、もしくはこの状況のせいなのか、既に汁をこぼしていた。
男の指がその雫を親指でこすりつけ、緩く握ると少年の身体が跳ねた。
「ゃぁっ♡」
「どうかしましたー?」
少年の声に被せるように男が大きな声をあげて同僚に返事をした。
「教頭が後で、っくしゅん! 来るようにって、ゴホッ。ちょっと私この部屋無理なんで、伝えましたよ」
「あーすいませんね。掃除してたんで。ありがとうございます」
用件だけ告げた同僚が足早に去っていく。
男の手の中でぐちゅぐちゅと音を立てる少年のペニスからは先走りとは言えない白濁が溢れていた。
同僚に返事をしながらも男は少年を貪っていた。
桃色の乳首に桃色のペニス。
若い身体は刺激に敏感に反応していた。
そこへ誰かに見られるかもしれない恐怖心が重なって、あっという間に昇りつめてしまったのだ。
男は少年の耳元に唇を寄せて囁いた。
「そんなに見られたかった?」
「ちがっ」
「でも、ほら…」
少年の目の前にドロドロとした白濁を見せつける。
反対の手がゆっくりと少年の乳首から腹、下半身へと滑り落ちる。
「お前、がっ、弄るから…っあ♡」
目の前の自分の粘ついた精液に気を取られてやすやすとアナルへの侵入を許してしまった少年が、甲高い声を響かせた。
「大きな声出したら聞こえちゃうね」
「んーっ♡」
男の手が少年の口を押さえる。
生臭い匂いと苦い味、節くれだった指とびちゃりという男が少年を犯す。
唯一涼しいはずの図書室で少年と男の汗がポタリと床に落ちた。
夏の盛りで唯一涼しい図書室の隅。
勉強するような奴はもっと快適な予備校の自習室に行くのだろう。
もっとも、県内底辺校でそんなやつはごくごく一部。
そんなバカばかりの学校の寂れた図書室。
この部屋にいるのは二人だけ。
学生服を乱して棚にもたれ掛かる少年とスーツのネクタイを緩めた無精髭の男。
「教師を誘惑するなんて悪い子だ」
「してな、い……んっ♡」
無精髭の男の背後から回された節くれだった指が少年の薄い身体を撫で回す。
白い肌に桃色の乳首はすでに尖って摘まめるくらいに肥大していた。
親指と人差し指でぐにっと捻ると少年は静かに喘いだ。
誰もいないとはいえ、誰かが来ないとは限らない。
ここで大きな声を出せるはずもない。
ベルトを外すカチャリという音、ジーというチャックを下ろす小さな音にさえビクビクと怯えてしまう。
こんなところを誰かに見られたら……。
ガタン。
建て付けの悪い引き戸が大きな音を立てた。
誰かの近付く足音。
「あれ、先生ここだって聞いたけど……?いませんかー?っくしゅん。うわっ埃凄いなぁ」
同僚の教師が呼ぶ声が聞こえる。
少年の身体がカタカタ震え捕まっている棚にまで振動が伝わり、揺れていた。
無精髭の男はそれに苦笑を漏らしつつも行為を止めることはなかった。
下着から引っ張り出された少年のペニスは乳首を弄っていたからか、もしくはこの状況のせいなのか、既に汁をこぼしていた。
男の指がその雫を親指でこすりつけ、緩く握ると少年の身体が跳ねた。
「ゃぁっ♡」
「どうかしましたー?」
少年の声に被せるように男が大きな声をあげて同僚に返事をした。
「教頭が後で、っくしゅん! 来るようにって、ゴホッ。ちょっと私この部屋無理なんで、伝えましたよ」
「あーすいませんね。掃除してたんで。ありがとうございます」
用件だけ告げた同僚が足早に去っていく。
男の手の中でぐちゅぐちゅと音を立てる少年のペニスからは先走りとは言えない白濁が溢れていた。
同僚に返事をしながらも男は少年を貪っていた。
桃色の乳首に桃色のペニス。
若い身体は刺激に敏感に反応していた。
そこへ誰かに見られるかもしれない恐怖心が重なって、あっという間に昇りつめてしまったのだ。
男は少年の耳元に唇を寄せて囁いた。
「そんなに見られたかった?」
「ちがっ」
「でも、ほら…」
少年の目の前にドロドロとした白濁を見せつける。
反対の手がゆっくりと少年の乳首から腹、下半身へと滑り落ちる。
「お前、がっ、弄るから…っあ♡」
目の前の自分の粘ついた精液に気を取られてやすやすとアナルへの侵入を許してしまった少年が、甲高い声を響かせた。
「大きな声出したら聞こえちゃうね」
「んーっ♡」
男の手が少年の口を押さえる。
生臭い匂いと苦い味、節くれだった指とびちゃりという男が少年を犯す。
唯一涼しいはずの図書室で少年と男の汗がポタリと床に落ちた。
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