58 / 98
第三部 竜の棲む村編
58 気ままな旅が始まる
しおりを挟む
最凶の魔獣、ネアトリアンダーの危機を二度も救った英雄。その評判はマグナルツォ王国の国中に広まった。
その英雄が、一時的に王宮に拘留された話が広がるや否や、原因を作った第一王子に批判が集中した。
責任を追及された第一王子は、王位継承権を剥奪された。
この処分にショックを受けた第一王子は、一時寝込んだそうだ。
王太子の座が第二王子に移り、色々なしがらみから解放されて自由の身になった第一王子は司法の世界に邁進すると決めた。
この決定に反対する者はいなかった。相当な処分だったことと、収まるところに収まったと誰もが思ったのだろう。
私には、司法省で書面と睨めっこする第一王子の姿が目に浮かんだ。国のトップよりは、与えられた役目を担う方が向いているような。
そう、大魔法使いさまと友好関係を築けていない点で王位継承は難しいよね。この魔獣の騒ぎで、お互いに多少の苦手意識は克服したようだけど。
大魔法使いさまの評判は他国まで広がって、外交の重要な切り札にもなっているから、これを利用できない第一王子にはそもそも国王になるのは難しかったけどね。
国王陛下との謁見で私の栄誉を讃えられると、国の英雄を王宮でもてなしたいから長期滞在しないかと提案された。
しかし、念願の冒険をスタートさせたいのと、快適過ぎる王宮暮らしには既に飽きてしまったので丁重に断った。
「国王陛下からのお誘いを断って本当に良かったのか?」
謁見の後、あの場に同じく招かれていたロウから呼び止められた。
「ロウもそれを聞くのね。借りてきた猫みたいな生活を送るのは私らしくないわ。冒険に出て、刺激的な毎日を送った方がずっと楽しいの」
「……ロザリーらしいな」
ロウはクックと楽しげに笑い、さらに私へ質問を投げかけてくる。
「ロザリーはこれからどんな冒険をしたい?」
そう聞かれて、私の心の中で返事は既に決まっていた。
「行ったことのない場所に行ってみたいわね。できれば、ロウも行ったことのない場所。知らない土地で、自由気ままな旅に憧れるわ」
「自由気ままな旅とは、まるで新婚旅行みたいだな」
「し、新婚旅行!?」
驚いて声を上げる。話が飛躍しすぎじゃありませんか! いずれはそうなればいいなと思っているけれど、気が早すぎるわ。
呆然としていると、ロウはとぼけたような表情で口を開いた。
「冗談はさておき、見知らぬ土地の旅には危険がつきものだ。下調べはしっかりしていこう」
「……そうね」
私が反応に困っていたから、冗談だと言ってくれたのだろうか。そう言われて助かったような、物足りないような。
「その肝心な目的地はどこにする?」
一番重要なことが決まってなかった。勇者パーティにいた時は、目的地は魔物がいる場所と必然的に決まったけれど、今は自由に決められる。
ロウからの問いに答える前に、私は横に飛ぶ妖精リアへ話しかける。
「リアは私たちに着いてくる?」
リアが望むなら、ツツジの木に戻ってもいいけれど、多分それだと退屈してしまう。誘いはするけれど、リアの選択に委ねることにした。
「もちろんです! ご主人さまの行きたいところに着いて行きます!」
「ありがとう。旅の間に、リアの行ってみたいところや欲しいものが出てきたら遠慮なく言ってね」
「ご主人さま、ありがとうございます!」
リアは私の声がけに感激したのか、瞳をうるうるとさせた。
「目的地……そうね! 竜。竜に会いに行ける場所はどうかな?」
伝説級の生物で、地上には滅多に姿を現さない。
勇者パーティの遠征中に、竜がどこかに潜んでいるという噂を小耳に挟んだだけだ。そのときは竜が魔物じゃないから、見に行くことはなかったけれど。
「竜……か」
ロウの声には戸惑いがあった。
大魔法使いのロウなら、私よりも竜のことを知っているはずだ。それでも、やはり難しいのだろうか。
「竜に会える可能性のある場所に思い当たりが二つある。それは……この国のはずれにある竜の村と、隣国のアンデルーラ王国だ。アンデルーラ王国の方は国家機密で秘匿されているから俺たちが実際に目にするのは難しいだろうな。そうすると、竜の村だな」
「竜の村があるのね!」
どんな村なんだろう。楽しそうだな。
行動を決める時に、ワクワクするかって大事な要素じゃない?
私には竜に憧れがあった。竜の背中に乗って高い空を飛んだら気持ちよさそうだと思ったから。
「俺も噂程度にしか知らないが、その村の湖に竜神さまが棲まうらしい。雨の恵みの神として祀っているそうだ」
「竜神さまって呼ばれてるんだね……。そうしたら、竜の背中に乗る……なんてことは無理だよね?」
私の予想が外れていればいいなと思いながら、恐る恐るロウに確認する。
けれど、悲しいことに、ロウは真顔で肯定してきた。
「そうだな。竜は気位が高く、めったに人を背に乗せることはないだろうな。小さい頃から飼い慣らせば話は別だが」
「小さい頃から飼い慣せばいいのね」
「それをやっているのが、アンデルーラ王国だ。子どもの竜と出会うには親の竜とも信頼関係が必要だ。それをあの国は脈々とやっている。詳しくは国家機密だがな……まあ、竜の背中は諦めろ」
「そうね……」
やっぱりそうですよね!
そう簡単な話ではなく、ロウの指示に従った方が良さそうだ。
「竜の村は俺も気になっていた。閉鎖的な村で、ほぼ情報がない。しかし、隣の村からであれば、情報が得られるだろう。隣の村で情報集めしてから、竜の村へ行く、ということでいいか?」
「それでぜひお願いします」
こうして、新たな二人旅、さらに妖精一匹の目的地が決まった。
その英雄が、一時的に王宮に拘留された話が広がるや否や、原因を作った第一王子に批判が集中した。
責任を追及された第一王子は、王位継承権を剥奪された。
この処分にショックを受けた第一王子は、一時寝込んだそうだ。
王太子の座が第二王子に移り、色々なしがらみから解放されて自由の身になった第一王子は司法の世界に邁進すると決めた。
この決定に反対する者はいなかった。相当な処分だったことと、収まるところに収まったと誰もが思ったのだろう。
私には、司法省で書面と睨めっこする第一王子の姿が目に浮かんだ。国のトップよりは、与えられた役目を担う方が向いているような。
そう、大魔法使いさまと友好関係を築けていない点で王位継承は難しいよね。この魔獣の騒ぎで、お互いに多少の苦手意識は克服したようだけど。
大魔法使いさまの評判は他国まで広がって、外交の重要な切り札にもなっているから、これを利用できない第一王子にはそもそも国王になるのは難しかったけどね。
国王陛下との謁見で私の栄誉を讃えられると、国の英雄を王宮でもてなしたいから長期滞在しないかと提案された。
しかし、念願の冒険をスタートさせたいのと、快適過ぎる王宮暮らしには既に飽きてしまったので丁重に断った。
「国王陛下からのお誘いを断って本当に良かったのか?」
謁見の後、あの場に同じく招かれていたロウから呼び止められた。
「ロウもそれを聞くのね。借りてきた猫みたいな生活を送るのは私らしくないわ。冒険に出て、刺激的な毎日を送った方がずっと楽しいの」
「……ロザリーらしいな」
ロウはクックと楽しげに笑い、さらに私へ質問を投げかけてくる。
「ロザリーはこれからどんな冒険をしたい?」
そう聞かれて、私の心の中で返事は既に決まっていた。
「行ったことのない場所に行ってみたいわね。できれば、ロウも行ったことのない場所。知らない土地で、自由気ままな旅に憧れるわ」
「自由気ままな旅とは、まるで新婚旅行みたいだな」
「し、新婚旅行!?」
驚いて声を上げる。話が飛躍しすぎじゃありませんか! いずれはそうなればいいなと思っているけれど、気が早すぎるわ。
呆然としていると、ロウはとぼけたような表情で口を開いた。
「冗談はさておき、見知らぬ土地の旅には危険がつきものだ。下調べはしっかりしていこう」
「……そうね」
私が反応に困っていたから、冗談だと言ってくれたのだろうか。そう言われて助かったような、物足りないような。
「その肝心な目的地はどこにする?」
一番重要なことが決まってなかった。勇者パーティにいた時は、目的地は魔物がいる場所と必然的に決まったけれど、今は自由に決められる。
ロウからの問いに答える前に、私は横に飛ぶ妖精リアへ話しかける。
「リアは私たちに着いてくる?」
リアが望むなら、ツツジの木に戻ってもいいけれど、多分それだと退屈してしまう。誘いはするけれど、リアの選択に委ねることにした。
「もちろんです! ご主人さまの行きたいところに着いて行きます!」
「ありがとう。旅の間に、リアの行ってみたいところや欲しいものが出てきたら遠慮なく言ってね」
「ご主人さま、ありがとうございます!」
リアは私の声がけに感激したのか、瞳をうるうるとさせた。
「目的地……そうね! 竜。竜に会いに行ける場所はどうかな?」
伝説級の生物で、地上には滅多に姿を現さない。
勇者パーティの遠征中に、竜がどこかに潜んでいるという噂を小耳に挟んだだけだ。そのときは竜が魔物じゃないから、見に行くことはなかったけれど。
「竜……か」
ロウの声には戸惑いがあった。
大魔法使いのロウなら、私よりも竜のことを知っているはずだ。それでも、やはり難しいのだろうか。
「竜に会える可能性のある場所に思い当たりが二つある。それは……この国のはずれにある竜の村と、隣国のアンデルーラ王国だ。アンデルーラ王国の方は国家機密で秘匿されているから俺たちが実際に目にするのは難しいだろうな。そうすると、竜の村だな」
「竜の村があるのね!」
どんな村なんだろう。楽しそうだな。
行動を決める時に、ワクワクするかって大事な要素じゃない?
私には竜に憧れがあった。竜の背中に乗って高い空を飛んだら気持ちよさそうだと思ったから。
「俺も噂程度にしか知らないが、その村の湖に竜神さまが棲まうらしい。雨の恵みの神として祀っているそうだ」
「竜神さまって呼ばれてるんだね……。そうしたら、竜の背中に乗る……なんてことは無理だよね?」
私の予想が外れていればいいなと思いながら、恐る恐るロウに確認する。
けれど、悲しいことに、ロウは真顔で肯定してきた。
「そうだな。竜は気位が高く、めったに人を背に乗せることはないだろうな。小さい頃から飼い慣らせば話は別だが」
「小さい頃から飼い慣せばいいのね」
「それをやっているのが、アンデルーラ王国だ。子どもの竜と出会うには親の竜とも信頼関係が必要だ。それをあの国は脈々とやっている。詳しくは国家機密だがな……まあ、竜の背中は諦めろ」
「そうね……」
やっぱりそうですよね!
そう簡単な話ではなく、ロウの指示に従った方が良さそうだ。
「竜の村は俺も気になっていた。閉鎖的な村で、ほぼ情報がない。しかし、隣の村からであれば、情報が得られるだろう。隣の村で情報集めしてから、竜の村へ行く、ということでいいか?」
「それでぜひお願いします」
こうして、新たな二人旅、さらに妖精一匹の目的地が決まった。
54
お気に入りに追加
1,082
あなたにおすすめの小説

パワハラ騎士団長に追放されたけど、君らが最強だったのは僕が全ステータスを10倍にしてたからだよ。外れスキル《バフ・マスター》で世界最強
こはるんるん
ファンタジー
「アベル、貴様のような軟弱者は、我が栄光の騎士団には不要。追放処分とする!」
騎士団長バランに呼び出された僕――アベルはクビを宣言された。
この世界では8歳になると、女神から特別な能力であるスキルを与えられる。
ボクのスキルは【バフ・マスター】という、他人のステータスを数%アップする力だった。
これを授かった時、外れスキルだと、みんなからバカにされた。
だけど、スキルは使い続けることで、スキルLvが上昇し、強力になっていく。
僕は自分を信じて、8年間、毎日スキルを使い続けた。
「……本当によろしいのですか? 僕のスキルは、バフ(強化)の対象人数3000人に増えただけでなく、効果も全ステータス10倍アップに進化しています。これが無くなってしまえば、大きな戦力ダウンに……」
「アッハッハッハッハッハッハ! 見苦しい言い訳だ! 全ステータス10倍アップだと? バカバカしい。そんな嘘八百を並べ立ててまで、この俺の最強騎士団に残りたいのか!?」
そうして追放された僕であったが――
自分にバフを重ねがけした場合、能力値が100倍にアップすることに気づいた。
その力で、敵国の刺客に襲われた王女様を助けて、新設された魔法騎士団の団長に任命される。
一方で、僕のバフを失ったバラン団長の最強騎士団には暗雲がたれこめていた。
「騎士団が最強だったのは、アベル様のお力があったればこそです!」
これは外れスキル持ちとバカにされ続けた少年が、その力で成り上がって王女に溺愛され、国の英雄となる物語。

異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。
sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。
目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。
「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」
これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。
なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。

劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?
はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、
強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。
母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、
その少年に、突然の困難が立ちはだかる。
理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。
一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。
それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。
そんな少年の物語。

異世界に落ちたら若返りました。
アマネ
ファンタジー
榊原 チヨ、87歳。
夫との2人暮らし。
何の変化もないけど、ゆっくりとした心安らぐ時間。
そんな普通の幸せが側にあるような生活を送ってきたのにーーー
気がついたら知らない場所!?
しかもなんかやたらと若返ってない!?
なんで!?
そんなおばあちゃんのお話です。
更新は出来れば毎日したいのですが、物語の時間は割とゆっくり進むかもしれません。
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)

お前じゃないと、追い出されたが最強に成りました。ざまぁ~見ろ(笑)
いくみ
ファンタジー
お前じゃないと、追い出されたので楽しく復讐させて貰いますね。実は転生者で今世紀では貴族出身、前世の記憶が在る、今まで能力を隠して居たがもう我慢しなくて良いな、開き直った男が楽しくパーティーメンバーに復讐していく物語。
---------
掲載は不定期になります。
追記
「ざまぁ」までがかなり時間が掛かります。
お知らせ
カクヨム様でも掲載中です。

10歳で記憶喪失になったけど、チート従魔たちと異世界ライフを楽しみます(リメイク版)
犬社護
ファンタジー
10歳の咲耶(さや)は家族とのキャンプ旅行で就寝中、豪雨の影響で発生した土石流に巻き込まれてしまう。
意識が浮上して目覚めると、そこは森の中。
彼女は10歳の見知らぬ少女となっており、その子の記憶も喪失していたことで、自分が異世界に転生していることにも気づかず、何故深い森の中にいるのかもわからないまま途方に暮れてしまう。
そんな状況の中、森で知り合った冒険者ベイツと霊鳥ルウリと出会ったことで、彼女は徐々に自分の置かれている状況を把握していく。持ち前の明るくてのほほんとしたマイペースな性格もあって、咲耶は前世の知識を駆使して、徐々に異世界にも慣れていくのだが、そんな彼女に転機が訪れる。それ以降、これまで不明だった咲耶自身の力も解放され、様々な人々や精霊、魔物たちと出会い愛されていく。
これは、ちょっぴり天然な《咲耶》とチート従魔たちとのまったり異世界物語。
○○○
旧版を基に再編集しています。
第二章(16話付近)以降、完全オリジナルとなります。
旧版に関しては、8月1日に削除予定なのでご注意ください。
この作品は、ノベルアップ+にも投稿しています。
王太子様に婚約破棄されましたので、辺境の地でモフモフな動物達と幸せなスローライフをいたします。
なつめ猫
ファンタジー
公爵令嬢のエリーゼは、婚約者であるレオン王太子に婚約破棄を言い渡されてしまう。
二人は、一年後に、国を挙げての結婚を控えていたが、それが全て無駄に終わってしまう。
失意の内にエリーゼは、公爵家が管理している辺境の地へ引き篭もるようにして王都を去ってしまうのであった。
――そう、引き篭もるようにして……。
表向きは失意の内に辺境の地へ篭ったエリーゼは、多くの貴族から同情されていたが……。
じつは公爵令嬢のエリーゼは、本当は、貴族には向かない性格だった。
ギスギスしている貴族の社交の場が苦手だったエリーゼは、辺境の地で、モフモフな動物とスローライフを楽しむことにしたのだった。
ただ一つ、エリーゼには稀有な才能があり、それは王国で随一の回復魔法の使い手であり、唯一精霊に愛される存在であった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる