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一章 転生人生の幕開け
家庭教師
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「アーニコ様、家庭教師と待ち合わせをしている場所につきました」
「本当!?」
「はい。そうです」
この先に待ちに待った私の家庭教師が!!
楽しみすぎる!!
「はやく!はやく!」
「ふふ、はい。それでは入りましょうか」
ゆっくりとミーヤによってドアが開かれていく
私は目を大きくあけじっとそのドアを見つめる
「アーニコ様がお越しです」
そう、ミーヤが声をかけると
振り向いたその人は…。
「初めまして、アーニコ様これからアーニコ様の家庭教師を務めさせていただけることになりました。ミルともうします。」
「あっ、あい。初めましてアーニコです。」
よかったーような虚しい様な
私の家庭教師は
乙女ゲームきみまほにでてきたことのない
モブキャラだった。
うー、少し、期待してた自分がいたから
いや、でもこれは仕方のないことだ。
そうなると元からわかっていたのだから
「あれ?ミル様?
弟さん、今日はいらっしゃらないのですか?」
ん?弟?
もしかして、私の家庭教師の弟さんも一緒に来るってこと?
それってありなのかな?
ミルは、家庭教師としてきてるのに
弟も一緒って、
でも、ミーヤは、いて当然の様な言い方だし…。
あ!もしかして、
弟さんも魔法得意とかかな?
それとも、兄が大好きな弟で見ると離れたくないみたいな感じかな?
とりあえずここはミーヤに詳しく聞いてみよう
「ミーヤ、ミルの?弟さん?ここにくるの?」
「あ、はい、そのはずです。アーニコ様のお父様がアーニコ1人だと不安だろうからとアーニコ様と年齢の近い世代を誰か1人つけることになって、そこでミル様の弟様が来ることになったはずなのです。」
なるほど!
でも確かに近い世代の誰かがいると安心するな
それに、今の私には友達なんていないから
いい機会にもなるね
「あー、えっとミーヤ。実はもう来ているんだ。」
「えっと?ミル様もう来てるとは?」
「実は今僕の後ろに隠れてるんだ。僕の弟が」
え?弟!?
いるの今!
全く気がつかなかった…
「ほら、アーニコ様にご挨拶して」
…。
「ごめんなさい、アーニコ様、実は人見知りでして」
「ううん、だいじょーぶ!ゆっくりでいいよ」
「ありがとうございます。」
それにしても、人見知りかー
前世でも、よくいたな。
私も昔そうだったし。
気持ちよくわかるな、
私はよく、お母さんに巧みに動かされて
人見知りだったけど、知らない人でも普通に喋るようになったな
確か…こういう時に声をかける言葉は…。
「えーと、ミルのおとうとさん!僕はアーニコっていうの!よろしくね!!
あのさ、良ければだけど、
僕、友達いないから
僕の初めての友達になってくれないかな」
「友達?」
あっ!でてきた。
本当にミルの後ろに隠れてたのね
うわぁ、めっちゃ目が綺麗
吸い込まれる様な綺麗な瞳
そして、サラサラの髪、まるで天使のよう!!
「うん!友達!なってくれる?」
「ぼっ、ぼくでいいなら」
「やったー!ありあとう!」
ヒャホー!!
天使みたいな子と友達になれてしまった!!
神様!仏様!ありがとう!
「あっ、そうだ!
おなまえ、きいてない!きみのおなまえは?」
「えーと、僕の名前はね。べネルディアっていうの」
ベネルディア、それは
きみまほの攻略キャラであり、
アーニコ様の本来の家庭教師である人物だった
「本当!?」
「はい。そうです」
この先に待ちに待った私の家庭教師が!!
楽しみすぎる!!
「はやく!はやく!」
「ふふ、はい。それでは入りましょうか」
ゆっくりとミーヤによってドアが開かれていく
私は目を大きくあけじっとそのドアを見つめる
「アーニコ様がお越しです」
そう、ミーヤが声をかけると
振り向いたその人は…。
「初めまして、アーニコ様これからアーニコ様の家庭教師を務めさせていただけることになりました。ミルともうします。」
「あっ、あい。初めましてアーニコです。」
よかったーような虚しい様な
私の家庭教師は
乙女ゲームきみまほにでてきたことのない
モブキャラだった。
うー、少し、期待してた自分がいたから
いや、でもこれは仕方のないことだ。
そうなると元からわかっていたのだから
「あれ?ミル様?
弟さん、今日はいらっしゃらないのですか?」
ん?弟?
もしかして、私の家庭教師の弟さんも一緒に来るってこと?
それってありなのかな?
ミルは、家庭教師としてきてるのに
弟も一緒って、
でも、ミーヤは、いて当然の様な言い方だし…。
あ!もしかして、
弟さんも魔法得意とかかな?
それとも、兄が大好きな弟で見ると離れたくないみたいな感じかな?
とりあえずここはミーヤに詳しく聞いてみよう
「ミーヤ、ミルの?弟さん?ここにくるの?」
「あ、はい、そのはずです。アーニコ様のお父様がアーニコ1人だと不安だろうからとアーニコ様と年齢の近い世代を誰か1人つけることになって、そこでミル様の弟様が来ることになったはずなのです。」
なるほど!
でも確かに近い世代の誰かがいると安心するな
それに、今の私には友達なんていないから
いい機会にもなるね
「あー、えっとミーヤ。実はもう来ているんだ。」
「えっと?ミル様もう来てるとは?」
「実は今僕の後ろに隠れてるんだ。僕の弟が」
え?弟!?
いるの今!
全く気がつかなかった…
「ほら、アーニコ様にご挨拶して」
…。
「ごめんなさい、アーニコ様、実は人見知りでして」
「ううん、だいじょーぶ!ゆっくりでいいよ」
「ありがとうございます。」
それにしても、人見知りかー
前世でも、よくいたな。
私も昔そうだったし。
気持ちよくわかるな、
私はよく、お母さんに巧みに動かされて
人見知りだったけど、知らない人でも普通に喋るようになったな
確か…こういう時に声をかける言葉は…。
「えーと、ミルのおとうとさん!僕はアーニコっていうの!よろしくね!!
あのさ、良ければだけど、
僕、友達いないから
僕の初めての友達になってくれないかな」
「友達?」
あっ!でてきた。
本当にミルの後ろに隠れてたのね
うわぁ、めっちゃ目が綺麗
吸い込まれる様な綺麗な瞳
そして、サラサラの髪、まるで天使のよう!!
「うん!友達!なってくれる?」
「ぼっ、ぼくでいいなら」
「やったー!ありあとう!」
ヒャホー!!
天使みたいな子と友達になれてしまった!!
神様!仏様!ありがとう!
「あっ、そうだ!
おなまえ、きいてない!きみのおなまえは?」
「えーと、僕の名前はね。べネルディアっていうの」
ベネルディア、それは
きみまほの攻略キャラであり、
アーニコ様の本来の家庭教師である人物だった
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