あるマゾヒストの呟き

文字の大きさ
上 下
35 / 46

MはMではない

しおりを挟む


私の飼い主であるSさんの言葉で一番心に響いたもの。

それは
「MなんていうMはいない。Mは十人十色だから」
でした。

私、ほんとーに目から鱗だったんですよね。この言葉....笑


彼と出会う前の私は、
Mは絶対服従が当たり前であり、淫乱であり、男性器が大好きで、オーガズムが大好きで、とにかく性的行為をもとめてる女というイメージを持ってました。

そして粗相をしたら、鞭でこっ酷く打たれて痣だらけになり、またバイブなり何なりを使って絶頂させられて喜ぶものだと。

男の慰み者だというイメージでした。

なので私自身もそうならなければならないと思い込んでましたし、そうすることがMとして生きる道だと。


だけど、、やっぱり淫乱な自分にすごく違和感があったんですよね。

私は初めて経験したSMっぽいことって
「鞭」だったんです。

普通のSEXじゃ感じないから、ベルトを使って鞭で打って欲しいって彼氏に頼んだのが始まりでした。

つまり私、、淫乱なことって求めてなかったんですよねえ。。。

けど、ネットを検索すると「Mは男の性処理をする存在」的に書かれてた。
けどそれは当たり前ですよね。
だってSM論を書いてるほとんどの人が「男性」でしたから。
「男性の求めてるM像」しかそこになかったんです。

 もちろん淫乱なMがMではないとは言いません。
 でも、それは全てではない。男性の求めてるMがMの全てではないのです。

 Mというのは、マゾヒストの略語ですがマゾヒストというのは被虐に性的快感を覚える能力をもってる人のことです。

 被虐とは苦痛を感じる感覚のことなので本来は自分の中にしかありません。何に苦痛を感じるかは様々ですからね。


 「マゾヒストはマゾヒストである」

 なのです。





しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

ナースコール

wawabubu
青春
腹膜炎で緊急手術になったおれ。若い看護師さんに剃毛されるが…

会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語

六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

職場のパートのおばさん

Rollman
恋愛
職場のパートのおばさんと…

処理中です...