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第四章
[ 234 ] リュカの作戦
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「ちなみに僕が飲んだ薬の正体は……」
「わからないの、成分を調べたんですけど……でも、魔力回路に作用する薬というのはロイエさんのおかげでわかりましたね」
「そうですね。ただ回復魔法を使えないと、体が耐えられないと思います」
劇薬だけど効果は抜群だ。もっと副作用を抑えられれば……だけど。魔力回路の不調を治す薬として使えるかも?
「例の薬の件に関しては市長と相談してみます。とりあえずロイエさんの現状としては、現在は問題ないですが、やはり回復魔力回路の★7、8が封印されたままですね」
「そうですね……」
練度★5、6はボスハルトスコルピオンを倒した時の白い魔石で解放された。もう一度白い魔石を僕の魔力で染められれば……。
「そこで、ロイエさんがいつか来るだろうと思って準備していた作戦があります」
「作戦……ですか?」
「はい、フォレストでボスカルミールベアを倒した後、私はヘクセライへ戻り、ロイエさんの封印された魔力回路を解く準備をずっとしていました」
「それってどういう……」
「このヘクセライにあるフィクスブルートから、星の魔力を奪うんです」
「……はい?!」
このヘクセライにあるフィクスブルートから星の魔力を抜くって……。無理やりボスモンスターを出してそれを僕が倒すってこと?そんな私欲のためにヘクセライを危険な目に合わせるなんて……。それじゃ星食いとやってることは同じじゃ……。
「リュカさん、それは……」
「心配いりません。街の住民はすぐに避難できるように準備もしています」
「いえ、それも大事ですけど、根本が……」
僕ら人間が星から魔力を奪いづけていいのだろうか?いつか大変なことになるんじゃないかという不安もある。
「星の魔力を奪うための魔吸石もルーエさんが使っていたものをアルノマール市長から借りてきています。出現したボスを倒す算段もついています」
そこまで用意してくれてたなんて……、でも。
「いえ……。やっぱり僕らが星から魔力を奪うのは間違ってると思います。いくら僕のためとはいえ、僕は星食いと同じことはしたくないです」
「でも、どうせこのままだと星食い達に奪われるかもしれませんよ? その時、私たちは住民を守らながら星食いとモンスターを同時に相手にしなきゃなくなりますよ!?」
「でも……」
それでも自らフィクスブルートに手を出すのは間違っている気がする。それじゃぁ、彼らと一緒だ。
「なら魔力を奪ってモンスターを出した後、魔力を戻せばどうですか?」
「戻せるんですか?」
「わかりませんが、奪えるなら戻せると思います。それにいまはロイエさんの回復魔法が必要なんです。少しでもレベルアップしておかないと……」
リュカさんの理屈はわかる。回復魔法を使える僕がいれば王や星食い達との戦闘はぐっと勝率があがるし、回復魔法のレベルを上げれるなら上げておきたい。
そのためのフィクスブルートも魔吸石も、ボスを呼ぶための住民も避難の方法まで確率されているし、ボスを倒すためにレーヴェのような強者まで雇ってくれている。
ここまでお膳立てしておいてくれたのは驚きだけど……。
「すみません。リュカさん……やはり僕は……」
「そう、ですよね。私もすみません。良かれと思って先走ってしまいました」
「いえ、リュカさんが用意してくれた作戦を実行するのがベストだとはわかってるんですけど、やはり……」
「いえ、私が間違ってました。やめましょう。ロイエさんにはロイエさんの方法がきっとあります」
「はい!」
よかった。リュカさんがわかってくれて……。強さは確かに必要だし、それはルヴィドさんともテントの中で話した。しかし例え星でも、誰かの何かの犠牲の上に自分が利益を得るのは間違っている。
少し残念そうな顔をしているリュカさんとの空気感が辛くて、僕は別の話題を振ってみた。
「そういえば、さっきの……」
「ああ、リーラね」
黒髪ショートカットヘアーで、小柄な女の子だったけど物言いは男の子よりも強いくらいだった。するとリュカさんは小声で話し始めた。
「リーラは爆薬の研究者でして、よく実験と称して森の中で爆破をしていました。ただたまに度を越すことがあって、街の住民からも苦情が出ていたんです」
生活の必要な木材や動物の肉などが取れる森で、そんなことされたら、それは怒るよね……。
「それで、あ――ルヴィドがミルトちゃんを助けた時に星食い達のアジトを爆破したって話は聞いてますか?」
「ええ、一応……」
「私もフォレストでルヴィドに会ったときに聞いたんですけど、あの時の爆破はルヴィドが勝手にリーラの爆薬を使ったそうです」
ミルトが捕まってた証拠を隠滅するためと言って、爆破したって言ってたな。
「ルヴィドはすぐにこの街を出てしまったので、森を破壊したのはリーラということになり、減俸減給でそれまで大実験室を与えられていたリーラもこの小部屋へ移されました」
ルヴィドさんのとばっちを全て受け止めたのか……。それはあれくらい怒っても無理はない……。
「って、いまルヴィドさんはこっち向かってますけど……」
「そうなの、だからできるだけリーラとルヴィドを合わせないようにしないと……」
「僕もできるだけ協力します」
「ありがとう。じゃあちょっと所長と回復術師のマローネさんに会いに行きましょうか」
「はい!」
僕はベットを降りると、リュカさんの後をついて部屋を出た。さっきの会話をあの人が聞いていたとも知らずに……。
「わからないの、成分を調べたんですけど……でも、魔力回路に作用する薬というのはロイエさんのおかげでわかりましたね」
「そうですね。ただ回復魔法を使えないと、体が耐えられないと思います」
劇薬だけど効果は抜群だ。もっと副作用を抑えられれば……だけど。魔力回路の不調を治す薬として使えるかも?
「例の薬の件に関しては市長と相談してみます。とりあえずロイエさんの現状としては、現在は問題ないですが、やはり回復魔力回路の★7、8が封印されたままですね」
「そうですね……」
練度★5、6はボスハルトスコルピオンを倒した時の白い魔石で解放された。もう一度白い魔石を僕の魔力で染められれば……。
「そこで、ロイエさんがいつか来るだろうと思って準備していた作戦があります」
「作戦……ですか?」
「はい、フォレストでボスカルミールベアを倒した後、私はヘクセライへ戻り、ロイエさんの封印された魔力回路を解く準備をずっとしていました」
「それってどういう……」
「このヘクセライにあるフィクスブルートから、星の魔力を奪うんです」
「……はい?!」
このヘクセライにあるフィクスブルートから星の魔力を抜くって……。無理やりボスモンスターを出してそれを僕が倒すってこと?そんな私欲のためにヘクセライを危険な目に合わせるなんて……。それじゃ星食いとやってることは同じじゃ……。
「リュカさん、それは……」
「心配いりません。街の住民はすぐに避難できるように準備もしています」
「いえ、それも大事ですけど、根本が……」
僕ら人間が星から魔力を奪いづけていいのだろうか?いつか大変なことになるんじゃないかという不安もある。
「星の魔力を奪うための魔吸石もルーエさんが使っていたものをアルノマール市長から借りてきています。出現したボスを倒す算段もついています」
そこまで用意してくれてたなんて……、でも。
「いえ……。やっぱり僕らが星から魔力を奪うのは間違ってると思います。いくら僕のためとはいえ、僕は星食いと同じことはしたくないです」
「でも、どうせこのままだと星食い達に奪われるかもしれませんよ? その時、私たちは住民を守らながら星食いとモンスターを同時に相手にしなきゃなくなりますよ!?」
「でも……」
それでも自らフィクスブルートに手を出すのは間違っている気がする。それじゃぁ、彼らと一緒だ。
「なら魔力を奪ってモンスターを出した後、魔力を戻せばどうですか?」
「戻せるんですか?」
「わかりませんが、奪えるなら戻せると思います。それにいまはロイエさんの回復魔法が必要なんです。少しでもレベルアップしておかないと……」
リュカさんの理屈はわかる。回復魔法を使える僕がいれば王や星食い達との戦闘はぐっと勝率があがるし、回復魔法のレベルを上げれるなら上げておきたい。
そのためのフィクスブルートも魔吸石も、ボスを呼ぶための住民も避難の方法まで確率されているし、ボスを倒すためにレーヴェのような強者まで雇ってくれている。
ここまでお膳立てしておいてくれたのは驚きだけど……。
「すみません。リュカさん……やはり僕は……」
「そう、ですよね。私もすみません。良かれと思って先走ってしまいました」
「いえ、リュカさんが用意してくれた作戦を実行するのがベストだとはわかってるんですけど、やはり……」
「いえ、私が間違ってました。やめましょう。ロイエさんにはロイエさんの方法がきっとあります」
「はい!」
よかった。リュカさんがわかってくれて……。強さは確かに必要だし、それはルヴィドさんともテントの中で話した。しかし例え星でも、誰かの何かの犠牲の上に自分が利益を得るのは間違っている。
少し残念そうな顔をしているリュカさんとの空気感が辛くて、僕は別の話題を振ってみた。
「そういえば、さっきの……」
「ああ、リーラね」
黒髪ショートカットヘアーで、小柄な女の子だったけど物言いは男の子よりも強いくらいだった。するとリュカさんは小声で話し始めた。
「リーラは爆薬の研究者でして、よく実験と称して森の中で爆破をしていました。ただたまに度を越すことがあって、街の住民からも苦情が出ていたんです」
生活の必要な木材や動物の肉などが取れる森で、そんなことされたら、それは怒るよね……。
「それで、あ――ルヴィドがミルトちゃんを助けた時に星食い達のアジトを爆破したって話は聞いてますか?」
「ええ、一応……」
「私もフォレストでルヴィドに会ったときに聞いたんですけど、あの時の爆破はルヴィドが勝手にリーラの爆薬を使ったそうです」
ミルトが捕まってた証拠を隠滅するためと言って、爆破したって言ってたな。
「ルヴィドはすぐにこの街を出てしまったので、森を破壊したのはリーラということになり、減俸減給でそれまで大実験室を与えられていたリーラもこの小部屋へ移されました」
ルヴィドさんのとばっちを全て受け止めたのか……。それはあれくらい怒っても無理はない……。
「って、いまルヴィドさんはこっち向かってますけど……」
「そうなの、だからできるだけリーラとルヴィドを合わせないようにしないと……」
「僕もできるだけ協力します」
「ありがとう。じゃあちょっと所長と回復術師のマローネさんに会いに行きましょうか」
「はい!」
僕はベットを降りると、リュカさんの後をついて部屋を出た。さっきの会話をあの人が聞いていたとも知らずに……。
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