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意外な協力者ー3
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「うん、だから桃花には味方でいて欲しい」
こんな大事な話をしている時に、キスされても反応に困るんですけど。
だけど真雪くんの味方でいるのは、当然のことだ。
「もちろん! 私は真雪くんの一番の味方だから」
キスのお返しに、私は真雪くんの首に腕を絡めて抱きつく。
どうだ、真雪くん。
真面目な話をしてる時に、急にこんなことされても戸惑うでしょ?
私の思惑は大ハズレして、真雪くんは更に甘い口づけを私の首筋に落とす。
「ちょ、まっ、なんで? 今は会社の話……」
「桃花が誘ってきたんでしょ?」
真雪くんは黒縁メガネを外して、魅惑的でドキドキするようなSっぽさを含んだ笑顔を見せた。
待って! こんな笑顔の指導なんて、私してないんですけど。
いつの間にこんな、小悪魔的な顔をするようになったの?
……めちゃくちゃ好みで困る。
「会社の話は、一旦休憩しようか。
せっかく2人の週末なんだしね」
そう言って、真雪くんは私の口に再び触れて、なまめかしく私の快感を引き出した。
ーーーー
翌日、私たちは再び会社のことについて話し合った。
「ねぇ、桃花。和田さんも味方にできないかな?」
真雪くんが言いだしたことに驚いて、コーヒーの入ったマグカップを落としそうになる。
「だって、和田さんは社長の息子だよ? 信用できる?」
「昨日、焼き鳥屋で桃花が席を外してる時に、和田さんが言ったんだ。
『今日飲みに誘ったのは、真雪だったらこの会社を変えてくれるかもしれないと思ったからだ。
この数か月、親父の指示で真雪のことを貶める弱点を探すよう調査してた。 申し訳ないと思っている』」
真雪くんのことを、和田さんが調査って……。
自分の息子にさえ、人を蹴落とすような命令を下す和田社長が恐ろしくなった。
和田さんが言ったセリフを、真雪くんは続ける。
「『この会社は終わってる。
きっと破綻するのも時間の問題だ。
オレは逃げ出すつもりだけど、真雪はどうする?』って」
私がトイレに行ってた間に、そんな会話をしていたとは知らなかった。
和田さんも『この会社は終わってる』なんて言い方をするとは、何か知っているってことなんだろうか?
こんな大事な話をしている時に、キスされても反応に困るんですけど。
だけど真雪くんの味方でいるのは、当然のことだ。
「もちろん! 私は真雪くんの一番の味方だから」
キスのお返しに、私は真雪くんの首に腕を絡めて抱きつく。
どうだ、真雪くん。
真面目な話をしてる時に、急にこんなことされても戸惑うでしょ?
私の思惑は大ハズレして、真雪くんは更に甘い口づけを私の首筋に落とす。
「ちょ、まっ、なんで? 今は会社の話……」
「桃花が誘ってきたんでしょ?」
真雪くんは黒縁メガネを外して、魅惑的でドキドキするようなSっぽさを含んだ笑顔を見せた。
待って! こんな笑顔の指導なんて、私してないんですけど。
いつの間にこんな、小悪魔的な顔をするようになったの?
……めちゃくちゃ好みで困る。
「会社の話は、一旦休憩しようか。
せっかく2人の週末なんだしね」
そう言って、真雪くんは私の口に再び触れて、なまめかしく私の快感を引き出した。
ーーーー
翌日、私たちは再び会社のことについて話し合った。
「ねぇ、桃花。和田さんも味方にできないかな?」
真雪くんが言いだしたことに驚いて、コーヒーの入ったマグカップを落としそうになる。
「だって、和田さんは社長の息子だよ? 信用できる?」
「昨日、焼き鳥屋で桃花が席を外してる時に、和田さんが言ったんだ。
『今日飲みに誘ったのは、真雪だったらこの会社を変えてくれるかもしれないと思ったからだ。
この数か月、親父の指示で真雪のことを貶める弱点を探すよう調査してた。 申し訳ないと思っている』」
真雪くんのことを、和田さんが調査って……。
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和田さんが言ったセリフを、真雪くんは続ける。
「『この会社は終わってる。
きっと破綻するのも時間の問題だ。
オレは逃げ出すつもりだけど、真雪はどうする?』って」
私がトイレに行ってた間に、そんな会話をしていたとは知らなかった。
和田さんも『この会社は終わってる』なんて言い方をするとは、何か知っているってことなんだろうか?
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