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二日酔いの朝は溺愛の始まりー2
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爽やかな短髪がよく似合う整った小顔に、大きな黒縁メガネをかけて、少しタレ目気味の瞳をキラキラと輝かせている。
通った高い鼻筋と、キュッと結ばれた口元は上品だ。
メイクしているみたいにキメの細かい肌は、羨ましいくらい。
メガネで隠そうとしても、隠しきれないこのイケメンは……。
「しっ、白河君っ?」
私は勢いよく起き上がり、大声で叫んだ。
ブルンっと私の大きすぎる裸の胸が揺れて、お腹の方まで丸見えになる。
慌ててはらりと背中から滑り落ちた毛布をかぶり直して、響いた自分の声に頭を押さえた。
いたたた。
頭痛い……。
「おはよう、桃花。
ずっと見てたけど、寝起きの桃花も可愛いね」
メガネの奥で瞬きもせずにガン見している白河君の視線の先は、私の顔よりも下の方。
横座りして、太もものきわどい所まで露になった脚に釘づけだ。
「いやぁぁっ。
なんで?
なんで白河君っ?
なんで裸っ?」
悲鳴を上げ、肌触りのいい毛布を引っ張って身体を隠す。
ここ、どこ?
どういうこと?
なんで?
……え、なんで?
25年の人生で最大級の恥ずかしさと混乱に加え、押し寄せる疑問の波が、私の語彙力を奪い、同じ単語しか出てこない。
再び周囲を見渡せば、グレーの幾何学模様が入った特徴的なアクセントクロスや、天然木の枠がはめ込まれたおしゃれなシーリングライトは、私の住むマンションの部屋と同じだった。
だけど、部屋の広さはこっちの方が断然広いし、シンプルでかっこいいデザインの家具は、男性の部屋って感じがする。
もしかして、ここって白河君家?
だとしても会社の後輩で、私が教育係を務める新人の白河 真雪君が、パンツさえ履いていない私の横で寝そべっているのは、どういう状況?
考えながらギュッと毛布を掴んで、上も下も完全に身体をくるんで隠した。
あぁ……。
全っ然、覚えてないけど、彼氏に会えない欲求不満で、嫌がる新人クンを襲っちゃった?
いやいや、いくらなんでも、私がそういうことをするはずない。
どちらかと言うと、男女の……そういう行為とか、苦手だし。
いや、だけどこの状況は、もしかして事後?
通った高い鼻筋と、キュッと結ばれた口元は上品だ。
メイクしているみたいにキメの細かい肌は、羨ましいくらい。
メガネで隠そうとしても、隠しきれないこのイケメンは……。
「しっ、白河君っ?」
私は勢いよく起き上がり、大声で叫んだ。
ブルンっと私の大きすぎる裸の胸が揺れて、お腹の方まで丸見えになる。
慌ててはらりと背中から滑り落ちた毛布をかぶり直して、響いた自分の声に頭を押さえた。
いたたた。
頭痛い……。
「おはよう、桃花。
ずっと見てたけど、寝起きの桃花も可愛いね」
メガネの奥で瞬きもせずにガン見している白河君の視線の先は、私の顔よりも下の方。
横座りして、太もものきわどい所まで露になった脚に釘づけだ。
「いやぁぁっ。
なんで?
なんで白河君っ?
なんで裸っ?」
悲鳴を上げ、肌触りのいい毛布を引っ張って身体を隠す。
ここ、どこ?
どういうこと?
なんで?
……え、なんで?
25年の人生で最大級の恥ずかしさと混乱に加え、押し寄せる疑問の波が、私の語彙力を奪い、同じ単語しか出てこない。
再び周囲を見渡せば、グレーの幾何学模様が入った特徴的なアクセントクロスや、天然木の枠がはめ込まれたおしゃれなシーリングライトは、私の住むマンションの部屋と同じだった。
だけど、部屋の広さはこっちの方が断然広いし、シンプルでかっこいいデザインの家具は、男性の部屋って感じがする。
もしかして、ここって白河君家?
だとしても会社の後輩で、私が教育係を務める新人の白河 真雪君が、パンツさえ履いていない私の横で寝そべっているのは、どういう状況?
考えながらギュッと毛布を掴んで、上も下も完全に身体をくるんで隠した。
あぁ……。
全っ然、覚えてないけど、彼氏に会えない欲求不満で、嫌がる新人クンを襲っちゃった?
いやいや、いくらなんでも、私がそういうことをするはずない。
どちらかと言うと、男女の……そういう行為とか、苦手だし。
いや、だけどこの状況は、もしかして事後?
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