2 / 44
銀色の騎士
しおりを挟む
山田許すまじ!と理不尽な怒りでずんずん森の中を進む。森を舐めるなって誰かが言ってたけど、俺こんな軽装で大丈夫かよ。ジーパンにTシャツで、持ち物はなし。
でも思いのほかあっさり外に出れた。森って思ってたけど、目の前には宮殿かよってつっこみたくなるくらいの豪華な屋敷があった。どうやら森だと思っていた場所はどこかの豪邸の私有地だったらしい。
「……そこにいるのは誰だ?」
うわ、俺速攻で見つかってんじゃん。
「いや、道に迷ってしまって…気づいたらこんな所にいて」
しどろもどろになりながら振り向くと、目の前にはすごいイケメンがいた。なんて言うか、地球のアイドルや俳優なんて足元にも及ばないくらいのイケメン。彫刻みたい。え、彫刻じゃないよね?生きてるよね?
「なっ……!」
何故か目の前のイケメンがめちゃくちゃ驚いてる。いや、何?俺怒られるの苦手だから、あんまり怖い顔で睨まないでよね。
それにしても銀髪……それ地毛?腰まで伸ばした銀髪がガーデンライトのオレンジの光を反射してる。
「「綺麗……」」
ん?
「「え?」」
二人の声が二度重なる。いや、そっちが綺麗なのは悔しいけど認めるよ。思わずこの俺が乙女みたいに「綺麗…」とかぽーっと呟いちゃったくらいにはな!恥ずかしい!
でも俺が綺麗はない。自慢じゃないけど、俺の顔ってトップオブ平凡だ。『菅原君て会った一分後にはどんな顔してたっけ?ってなるよね』と大学時代の淡い片思い相手のりかちゃんから言われたくらいには顔が薄い。一応二重なんだけど細い目も鼻も口も全ての作りが小さく薄ぼんやりしてる。一応パーツは整ってるんだ。悲しくなんかないぞ。
自分で言いたくないけど、綺麗なんてこれまで生きてきた二十五年間で一度も言われた事ない。
「き、綺麗なのは其方かと……」
そ、そなた⁉︎そんな呼ばれ方はじめてされたんだけど。やめて欲しい、其方とか言われるのゾワゾワする。痒くなるわ。
「あの、俺、菅原凛人って言います」
「スガワラリト。美しい響きですね」
何でだよ。
「あ、名前はリト…です」
リト……と俺の名前を噛み締めるように呟いたイケメン。紫色の瞳なんて初めて見た。透き通ってて、こんな宝石あったよなって思う。朝の情報番組でちらっとやってた誕生石特集でこんなやつ見た気がする。
「先に名乗らせてしまい失礼しました。私の名前はレオンハルト・デヴァリオンと申します」
すごい名前だな。まあ似合ってるけど。
「美しい人…ここは公爵家の私有地です。私はあなたを連行せねばなりません。職務ですから…くっ!」
いや、そんな辛そうにしなくていいですよ。不法侵入してるのは俺なのに、何でこの人は苦渋の決断みたいな顔してんの。アニメなら四つん這いになって両手を地面に打ち付けてそう。あと俺美しい人じゃないから。
「いや、迷い込んじゃったのは俺の方なんで。何かすみません」
「心まで美しいとはっ!くっ!」
だからそれやめろ。くっ!をやめろ。
いいからいいからと何故か俺が先に歩いて、さっきレオンハルトが来た方向へ向かう。
慌てて後ろをついてくるレオンハルトはちらちらとおれの横顔を見てくる。何でちょっともじもじしてんだよ。乙女かよ。
「おいバケモノ!どこへ行っていた!」
え、バケモノ?そこまで言う事なくない?俺だってちょっとは傷つくんだからな。
「……見回りをしていた」
「はっ見回りねえ。バケモノの分際でさぼってたんじゃねーだろーな」
え、もしかしてさっきからバケモノってレオンハルトの事言ってる?この国宝級のイケメンに?何こいつ頭おかしいの?目ついてる?あ、ついてたわ。俺ほどではないが小さい目が。
顔も俺ほどではないが普通なのに、何でこんなに偉そうなんだ。
じろじろ観察してたら、その偉そうな奴がこちらを見て小さい目を見開いた。無駄に青色の瞳をしてやがる。
「なっ!何だこの美しい人は!」
またこれだ。もしかして美しい人って何かの造語なわけ?美しい人と書いて怪しい奴と読むとか、そんな感じ?
この世界の言葉は異国の言葉の響きなんだけど、不思議と俺にもわかるし、話すこともできる。もしかして翻訳機能バグってるのかも。
「道に迷った彼を保護した。団長の所へは私が案内する」
レオンハルトが俺を庇うように一歩前に出る。俺より頭二つ分くらい背の高いレオンハルトにすっぽりと隠されてしまう。
「お前のようなバケモノが美しい人に近づくな!」
がっと音がした。何が起こったのか広い背中で見えなかったけど、たぶん嫌な奴がレオンハルトの事殴ったんだ。
慌ててレオンハルトの腕を引いて顔をこちらに向かせる。本人は殴られてもまったく動じてないけど俺が動揺してる。頬が赤くなってる……。何これすごい理不尽じゃん。何か知らないけど、何だよこいつさっきから。
「レオンハルト大丈夫か?」
殴られた頬を手で包み込む。痛そうだ。
「リト様……」
レオンハルトの顔がさっと赤くなる。乙女かよ。
「顔、早く冷やさないと」
「大丈夫です。これくらい痛くも痒くもありません」
なっ!と嫌な奴が何か言いかけるのを制するように、レオンハルトが向き直る。
「彼は私が保護しました。その時の状況も説明が必要です。私がお連れします」
また何か言われる前にと二人で歩き出す。あいつ嫌いだ。敵認定だ。
「お、お待ちください、美しい人!そのような醜い者に連れられさぞご不快でしたでしょう。私があなたを」
「結構です。俺もレオンハルトに連れてってもらいたいので」
相手が言い終わる前にはっきりと伝えると、レオンハルトが息を呑むのがわかった。嫌な奴も口をぱくぱくとさせて信じられない者を見る目でこちらを凝視してる。
「レオンハルト、連れてってくれ」
今から牢屋に入れられるかもしれないのに可笑しな話だけど、何故かこの時はとにかくレオンハルトを特別扱いしてやりたかった。
ぎゅっとレオンハルトの腕を掴んでしがみつく。
レオンハルトは真っ赤な顔でコクコクと頷き、「こちらでしゅ…」と俺をエスコートするみたいに恭しく歩き出した。
山田相手なら噛んでるやないかーいって茶化したけど、俺女かよーって腕を振り解いたかもしれないけど、見上げたレオンハルトの瞳が濡れてるみたいに見えて、俺も黙って従った。
でも思いのほかあっさり外に出れた。森って思ってたけど、目の前には宮殿かよってつっこみたくなるくらいの豪華な屋敷があった。どうやら森だと思っていた場所はどこかの豪邸の私有地だったらしい。
「……そこにいるのは誰だ?」
うわ、俺速攻で見つかってんじゃん。
「いや、道に迷ってしまって…気づいたらこんな所にいて」
しどろもどろになりながら振り向くと、目の前にはすごいイケメンがいた。なんて言うか、地球のアイドルや俳優なんて足元にも及ばないくらいのイケメン。彫刻みたい。え、彫刻じゃないよね?生きてるよね?
「なっ……!」
何故か目の前のイケメンがめちゃくちゃ驚いてる。いや、何?俺怒られるの苦手だから、あんまり怖い顔で睨まないでよね。
それにしても銀髪……それ地毛?腰まで伸ばした銀髪がガーデンライトのオレンジの光を反射してる。
「「綺麗……」」
ん?
「「え?」」
二人の声が二度重なる。いや、そっちが綺麗なのは悔しいけど認めるよ。思わずこの俺が乙女みたいに「綺麗…」とかぽーっと呟いちゃったくらいにはな!恥ずかしい!
でも俺が綺麗はない。自慢じゃないけど、俺の顔ってトップオブ平凡だ。『菅原君て会った一分後にはどんな顔してたっけ?ってなるよね』と大学時代の淡い片思い相手のりかちゃんから言われたくらいには顔が薄い。一応二重なんだけど細い目も鼻も口も全ての作りが小さく薄ぼんやりしてる。一応パーツは整ってるんだ。悲しくなんかないぞ。
自分で言いたくないけど、綺麗なんてこれまで生きてきた二十五年間で一度も言われた事ない。
「き、綺麗なのは其方かと……」
そ、そなた⁉︎そんな呼ばれ方はじめてされたんだけど。やめて欲しい、其方とか言われるのゾワゾワする。痒くなるわ。
「あの、俺、菅原凛人って言います」
「スガワラリト。美しい響きですね」
何でだよ。
「あ、名前はリト…です」
リト……と俺の名前を噛み締めるように呟いたイケメン。紫色の瞳なんて初めて見た。透き通ってて、こんな宝石あったよなって思う。朝の情報番組でちらっとやってた誕生石特集でこんなやつ見た気がする。
「先に名乗らせてしまい失礼しました。私の名前はレオンハルト・デヴァリオンと申します」
すごい名前だな。まあ似合ってるけど。
「美しい人…ここは公爵家の私有地です。私はあなたを連行せねばなりません。職務ですから…くっ!」
いや、そんな辛そうにしなくていいですよ。不法侵入してるのは俺なのに、何でこの人は苦渋の決断みたいな顔してんの。アニメなら四つん這いになって両手を地面に打ち付けてそう。あと俺美しい人じゃないから。
「いや、迷い込んじゃったのは俺の方なんで。何かすみません」
「心まで美しいとはっ!くっ!」
だからそれやめろ。くっ!をやめろ。
いいからいいからと何故か俺が先に歩いて、さっきレオンハルトが来た方向へ向かう。
慌てて後ろをついてくるレオンハルトはちらちらとおれの横顔を見てくる。何でちょっともじもじしてんだよ。乙女かよ。
「おいバケモノ!どこへ行っていた!」
え、バケモノ?そこまで言う事なくない?俺だってちょっとは傷つくんだからな。
「……見回りをしていた」
「はっ見回りねえ。バケモノの分際でさぼってたんじゃねーだろーな」
え、もしかしてさっきからバケモノってレオンハルトの事言ってる?この国宝級のイケメンに?何こいつ頭おかしいの?目ついてる?あ、ついてたわ。俺ほどではないが小さい目が。
顔も俺ほどではないが普通なのに、何でこんなに偉そうなんだ。
じろじろ観察してたら、その偉そうな奴がこちらを見て小さい目を見開いた。無駄に青色の瞳をしてやがる。
「なっ!何だこの美しい人は!」
またこれだ。もしかして美しい人って何かの造語なわけ?美しい人と書いて怪しい奴と読むとか、そんな感じ?
この世界の言葉は異国の言葉の響きなんだけど、不思議と俺にもわかるし、話すこともできる。もしかして翻訳機能バグってるのかも。
「道に迷った彼を保護した。団長の所へは私が案内する」
レオンハルトが俺を庇うように一歩前に出る。俺より頭二つ分くらい背の高いレオンハルトにすっぽりと隠されてしまう。
「お前のようなバケモノが美しい人に近づくな!」
がっと音がした。何が起こったのか広い背中で見えなかったけど、たぶん嫌な奴がレオンハルトの事殴ったんだ。
慌ててレオンハルトの腕を引いて顔をこちらに向かせる。本人は殴られてもまったく動じてないけど俺が動揺してる。頬が赤くなってる……。何これすごい理不尽じゃん。何か知らないけど、何だよこいつさっきから。
「レオンハルト大丈夫か?」
殴られた頬を手で包み込む。痛そうだ。
「リト様……」
レオンハルトの顔がさっと赤くなる。乙女かよ。
「顔、早く冷やさないと」
「大丈夫です。これくらい痛くも痒くもありません」
なっ!と嫌な奴が何か言いかけるのを制するように、レオンハルトが向き直る。
「彼は私が保護しました。その時の状況も説明が必要です。私がお連れします」
また何か言われる前にと二人で歩き出す。あいつ嫌いだ。敵認定だ。
「お、お待ちください、美しい人!そのような醜い者に連れられさぞご不快でしたでしょう。私があなたを」
「結構です。俺もレオンハルトに連れてってもらいたいので」
相手が言い終わる前にはっきりと伝えると、レオンハルトが息を呑むのがわかった。嫌な奴も口をぱくぱくとさせて信じられない者を見る目でこちらを凝視してる。
「レオンハルト、連れてってくれ」
今から牢屋に入れられるかもしれないのに可笑しな話だけど、何故かこの時はとにかくレオンハルトを特別扱いしてやりたかった。
ぎゅっとレオンハルトの腕を掴んでしがみつく。
レオンハルトは真っ赤な顔でコクコクと頷き、「こちらでしゅ…」と俺をエスコートするみたいに恭しく歩き出した。
山田相手なら噛んでるやないかーいって茶化したけど、俺女かよーって腕を振り解いたかもしれないけど、見上げたレオンハルトの瞳が濡れてるみたいに見えて、俺も黙って従った。
950
お気に入りに追加
1,582
あなたにおすすめの小説

アルファな俺が最推しを救う話〜どうして俺が受けなんだ?!〜
車不
BL
5歳の誕生日に階段から落ちて頭を打った主人公は、自身がオメガバースの世界を舞台にしたBLゲームに転生したことに気づく。「よりにもよってレオンハルトに転生なんて…悪役じゃねぇか!!待てよ、もしかしたらゲームで死んだ最推しの異母兄を助けられるかもしれない…」これは第二の性により人々の人生や生活が左右される世界に疑問を持った主人公が、最推しの死を阻止するために奮闘する物語である。

義兄の愛が重すぎて、悪役令息できないのですが…!
ずー子
BL
戦争に負けた貴族の子息であるレイナードは、人質として異国のアドラー家に送り込まれる。彼の使命は内情を探り、敗戦国として奪われたものを取り返すこと。アドラー家が更なる力を付けないように監視を託されたレイナード。まずは好かれようと努力した結果は実を結び、新しい家族から絶大な信頼を得て、特に気難しいと言われている長男ヴィルヘルムからは「右腕」と言われるように。だけど、内心罪悪感が募る日々。正直「もう楽になりたい」と思っているのに。
「安心しろ。結婚なんかしない。僕が一番大切なのはお前だよ」
なんだか義兄の様子がおかしいのですが…?
このままじゃ、スパイも悪役令息も出来そうにないよ!
ファンタジーラブコメBLです。
平日毎日更新を目標に頑張ってます。応援や感想頂けると励みになります♡
【登場人物】
攻→ヴィルヘルム
完璧超人。真面目で自信家。良き跡継ぎ、良き兄、良き息子であろうとし続ける、実直な男だが、興味関心がない相手にはどこまでも無関心で辛辣。当初は異国の使者だと思っていたレイナードを警戒していたが…
受→レイナード
和平交渉の一環で異国のアドラー家に人質として出された。主人公。立ち位置をよく理解しており、計算せずとも人から好かれる。常に兄を立てて陰で支える立場にいる。課せられた使命と現状に悩みつつある上に、義兄の様子もおかしくて、いろんな意味で気苦労の絶えない。

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
急に運命の番と言われても。夜会で永遠の愛を誓われ駆け落ちし、数年後ぽい捨てされた母を持つ平民娘は、氷の騎士の甘い求婚を冷たく拒む。
石河 翠
恋愛
ルビーの花屋に、隣国の氷の騎士ディランが現れた。
雪豹の獣人である彼は番の匂いを追いかけていたらしい。ところが花屋に着いたとたんに、手がかりを失ってしまったというのだ。
一時的に鼻が詰まった人間並みの嗅覚になったディランだが、番が見つかるまでは帰らないと言い張る始末。ルビーは彼の世話をする羽目に。
ルビーと喧嘩をしつつ、人間についての理解を深めていくディラン。
その後嗅覚を取り戻したディランは番の正体に歓喜し、公衆の面前で結婚を申し込むが冷たく拒まれる。ルビーが求婚を断ったのには理由があって……。
愛されることが怖い臆病なヒロインと、彼女のためならすべてを捨てる一途でだだ甘なヒーローの恋物語。
この作品は、他サイトにも投稿しております。
扉絵は写真ACより、チョコラテさまの作品(ID25481643)をお借りしています。

飼われる側って案外良いらしい。
なつ
BL
20XX年。人間と人外は共存することとなった。そう、僕は朝のニュースで見て知った。
なんでも、向こうが地球の平和と引き換えに、僕達の中から選んで1匹につき1人、人間を飼うとかいう巫山戯た法を提案したようだけれど。
「まあ何も変わらない、はず…」
ちょっと視界に映る生き物の種類が増えるだけ。そう思ってた。
ほんとに。ほんとうに。
紫ヶ崎 那津(しがさき なつ)(22)
ブラック企業で働く最下層の男。悪くない顔立ちをしているが、不摂生で見る影もない。
変化を嫌い、現状維持を好む。
タルア=ミース(347)
職業不詳の人外、Swis(スウィズ)。お金持ち。
最初は可愛いペットとしか見ていなかったものの…?

実は俺、悪役なんだけど周りの人達から溺愛されている件について…
彩ノ華
BL
あのぅ、、おれ一応悪役なんですけど〜??
ひょんな事からこの世界に転生したオレは、自分が悪役だと思い出した。そんな俺は…!!ヒロイン(男)と攻略対象者達の恋愛を全力で応援します!断罪されない程度に悪役としての責務を全うします_。
みんなから嫌われるはずの悪役。
そ・れ・な・の・に…
どうしてみんなから構われるの?!溺愛されるの?!
もしもーし・・・ヒロインあっちだよ?!どうぞヒロインとイチャついちゃってくださいよぉ…(泣)
そんなオレの物語が今始まる___。
ちょっとアレなやつには✾←このマークを付けておきます。読む際にお気を付けください☺️
第12回BL小説大賞に参加中!
よろしくお願いします🙇♀️

王道学園の冷徹生徒会長、裏の顔がバレて総受けルート突入しちゃいました!え?逃げ場無しですか?
名無しのナナ氏
BL
王道学園に入学して1ヶ月でトップに君臨した冷徹生徒会長、有栖川 誠(ありすがわ まこと)。常に冷静で無表情、そして無言の誠を生徒達からは尊敬の眼差しで見られていた。
そんな彼のもう1つの姿は… どの企業にも属さないにも関わらず、VTuber界で人気を博した個人VTuber〈〈 アイリス 〉〉!? 本性は寂しがり屋の泣き虫。色々あって周りから誤解されまくってしまった結果アイリスとして素を出していた。そんなある日、生徒会の仕事を1人で黙々とやっている内に疲れてしまい__________
※
・非王道気味
・固定カプ予定は無い
・悲しい過去🐜のたまにシリアス
・話の流れが遅い
ちっちゃくなった俺の異世界攻略
鮨海
ファンタジー
あるとき神の采配により異世界へ行くことを決意した高校生の大輝は……ちっちゃくなってしまっていた!
精霊と神様からの贈り物、そして大輝の力が試される異世界の大冒険?が幕を開ける!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる