73 / 81
番外編2
渚の家庭内恋煩い12
しおりを挟む
「湊……そういうセリフは可愛すぎるから勘弁して……! あ、……あと……どこでそんなの……」
もごもご言っていると、湊は眉を寄せながら首を傾げ、不安そうに俺を見上げてきた。
「……? 俺……なんか変か……?」
「っ、そ、そんなことは……っ」
愛くるしいその表情に慌てて否定すると、今度は微笑みながらゆるゆるとお尻を擦り付けてくる。
「俺の中はっ、ヘンになりそう……入れてもらうの久々で気持ちよ過ぎて……っ……なあ、乳首触って……」
至近距離でおねだりされて、堪らずに何度も頷く。
眼下のおっぱいを指先の肉球で挟むみたいに摘むと、いじらしい喘ぎが甘く甲高く車内に響いた。
「はぁあ……っ、そこ……っ、もっと、強く……っ」
乳輪ごと指先で引っ張りながら奥をえぐるように動くと、声も出ないくらい痙攣して感じ始める。
「っ……い……っ」
奥がぐーっと狭くなって、俺をきつく吸い上げる動きが強くなった。
イキそうなのに、下でいるとペースがどうしてもゆっくりになってしまって、もどかしい。
このキュウキュウしてる部分をもっとめちゃくちゃに突き上げて、湊のエロい吸い付きを感じながらイきたいのに……。
どうにも我慢がしきれなくなって、俺は湊の耳元に囁いた。
「あの……上になっていい? もっと動きたい……」
訊くと、フルフルと首が振られる。
「そ、それは無理……っ、速くされたら俺……イくの我慢できないだろ……っ」
そっ、そんな無体な……。
「でも、動きたい……ん、だけど……」
重ねて言うと、湊は俺にしがみついて腰の動きを抑え込むみたいに抵抗し始めた。
でも湊はいっぱい突かれてるところを想像したのか、ヒクッヒクッと中がうねり続けている。
彼の本能は激しくされたがってる事に気付いて、耳元に鼻先を寄せてそっと囁いた。
「……湊が下になったほうが、精液がちゃんと子宮に流れてきっと妊娠しやすいよ……?」
「……っ。……うっ……そ、それなら仕方ねえ、な……」
どうやら説得が効いたみたいで、思わず微笑んだ。
医学的な根拠は全くないので、ちょっと騙してるような気がしなくもないけど……そもそも、既に根元のコブがおおきくなっててしっかり栓はされ始めてるしな。
でも、本人も本当は望んでいる事だから……いいよな?
「ひっくり返るよ」
目の前の耳や首筋をペロペロしながら湊の身体を一瞬持ち上げ、繋がったまま姿勢を一気に反転させる。
流石に狭いから、途中で身体がドアとか天井にかなりぶつかったけど、どうにか正常位の形になった。
湊が大きく開いたままの両脚を俺の腰に絡めて、健気に腰を浮かせて擦り付けてくる。
「奥……突いて……渚……」
――その誘惑に、耐えられる雄なんているんだろうか。
俺は次の瞬間から車全体がガタガタ揺れるほど激しく腰を入れて、湊の中を貪り始めた。
「はぁああっ! 渚好き……っ、んんっ、あーっ、奥にぶつかって、気持ちいい……はぁあっ、イってる、イッてるからちょ、もっとゆっくりい……っ」
ジュッジュッと激しく奥に吸われて、絶頂感が俺の脳髄を甘く満たす。
「ごめんね、ゆっくりは無理……っ、くぅ……!」
ドプッドプッと大量の射精が始まった瞬間、湊の言葉もぼんやりと霞むくらい、夢心地の気持ちよさに前後不覚になった。
膨らんだコブごと穴の中にズブッズブッと突き刺しながら、キュンキュン蠢いている中を大洪水にしていく。
「ひぁ……んっ、渚っ、すき……っ、すき……っ、おれ、幸せ……っ、愛してる……っ」
湊は俺を大量に受け止めながらイキ続けていて、既にもう両目の焦点が合っていない。
「湊っ、可愛いね……俺の大事な、大事な湊……っ、俺の方がもっともっと、愛してるよ、みなと……っ!」
せっかく告白してるのに、感極まり過ぎたせいか、話してる内に舌が回りづらくなってきた。
「みなと、みな……ワゥゥウ……っ、グルルッ、ワウン!」
って、なっ、しゃ、喋れない……!?
驚いてよく手元を見下ろすと、俺の腕のあった場所に犬の足が見えた。
興奮し過ぎて、獣面どころか、入れながら獣身に――完全に犬、になってたらしい。
「あはっ……可愛い、渚……その格好ですんの……? じゃあ、しやすいようにするから……」
湊が俺の両前脚の下で自分で開いた両膝を胸に付くほど抱える。
綺麗なお尻が腹の下でぐっと突き出されて、腹毛に密着した。
「ほら、これで目一杯、激しくして……?」
そんなこと言われたら、もう止まらない。
俺は白い胸に前脚で乗り上げ、派手な水音を立てまくりながら、夢中で奥まで突き上げて獣の交尾を再開した。
――恐らく外から中を見る人がいたら、巨大な犬に人間が強姦されていると思って大騒ぎになったに違いない。
でもそんなことを考える余裕もなく、俺たち二人は狭い車の中で気が済むまで貪りあってしまった。
もごもご言っていると、湊は眉を寄せながら首を傾げ、不安そうに俺を見上げてきた。
「……? 俺……なんか変か……?」
「っ、そ、そんなことは……っ」
愛くるしいその表情に慌てて否定すると、今度は微笑みながらゆるゆるとお尻を擦り付けてくる。
「俺の中はっ、ヘンになりそう……入れてもらうの久々で気持ちよ過ぎて……っ……なあ、乳首触って……」
至近距離でおねだりされて、堪らずに何度も頷く。
眼下のおっぱいを指先の肉球で挟むみたいに摘むと、いじらしい喘ぎが甘く甲高く車内に響いた。
「はぁあ……っ、そこ……っ、もっと、強く……っ」
乳輪ごと指先で引っ張りながら奥をえぐるように動くと、声も出ないくらい痙攣して感じ始める。
「っ……い……っ」
奥がぐーっと狭くなって、俺をきつく吸い上げる動きが強くなった。
イキそうなのに、下でいるとペースがどうしてもゆっくりになってしまって、もどかしい。
このキュウキュウしてる部分をもっとめちゃくちゃに突き上げて、湊のエロい吸い付きを感じながらイきたいのに……。
どうにも我慢がしきれなくなって、俺は湊の耳元に囁いた。
「あの……上になっていい? もっと動きたい……」
訊くと、フルフルと首が振られる。
「そ、それは無理……っ、速くされたら俺……イくの我慢できないだろ……っ」
そっ、そんな無体な……。
「でも、動きたい……ん、だけど……」
重ねて言うと、湊は俺にしがみついて腰の動きを抑え込むみたいに抵抗し始めた。
でも湊はいっぱい突かれてるところを想像したのか、ヒクッヒクッと中がうねり続けている。
彼の本能は激しくされたがってる事に気付いて、耳元に鼻先を寄せてそっと囁いた。
「……湊が下になったほうが、精液がちゃんと子宮に流れてきっと妊娠しやすいよ……?」
「……っ。……うっ……そ、それなら仕方ねえ、な……」
どうやら説得が効いたみたいで、思わず微笑んだ。
医学的な根拠は全くないので、ちょっと騙してるような気がしなくもないけど……そもそも、既に根元のコブがおおきくなっててしっかり栓はされ始めてるしな。
でも、本人も本当は望んでいる事だから……いいよな?
「ひっくり返るよ」
目の前の耳や首筋をペロペロしながら湊の身体を一瞬持ち上げ、繋がったまま姿勢を一気に反転させる。
流石に狭いから、途中で身体がドアとか天井にかなりぶつかったけど、どうにか正常位の形になった。
湊が大きく開いたままの両脚を俺の腰に絡めて、健気に腰を浮かせて擦り付けてくる。
「奥……突いて……渚……」
――その誘惑に、耐えられる雄なんているんだろうか。
俺は次の瞬間から車全体がガタガタ揺れるほど激しく腰を入れて、湊の中を貪り始めた。
「はぁああっ! 渚好き……っ、んんっ、あーっ、奥にぶつかって、気持ちいい……はぁあっ、イってる、イッてるからちょ、もっとゆっくりい……っ」
ジュッジュッと激しく奥に吸われて、絶頂感が俺の脳髄を甘く満たす。
「ごめんね、ゆっくりは無理……っ、くぅ……!」
ドプッドプッと大量の射精が始まった瞬間、湊の言葉もぼんやりと霞むくらい、夢心地の気持ちよさに前後不覚になった。
膨らんだコブごと穴の中にズブッズブッと突き刺しながら、キュンキュン蠢いている中を大洪水にしていく。
「ひぁ……んっ、渚っ、すき……っ、すき……っ、おれ、幸せ……っ、愛してる……っ」
湊は俺を大量に受け止めながらイキ続けていて、既にもう両目の焦点が合っていない。
「湊っ、可愛いね……俺の大事な、大事な湊……っ、俺の方がもっともっと、愛してるよ、みなと……っ!」
せっかく告白してるのに、感極まり過ぎたせいか、話してる内に舌が回りづらくなってきた。
「みなと、みな……ワゥゥウ……っ、グルルッ、ワウン!」
って、なっ、しゃ、喋れない……!?
驚いてよく手元を見下ろすと、俺の腕のあった場所に犬の足が見えた。
興奮し過ぎて、獣面どころか、入れながら獣身に――完全に犬、になってたらしい。
「あはっ……可愛い、渚……その格好ですんの……? じゃあ、しやすいようにするから……」
湊が俺の両前脚の下で自分で開いた両膝を胸に付くほど抱える。
綺麗なお尻が腹の下でぐっと突き出されて、腹毛に密着した。
「ほら、これで目一杯、激しくして……?」
そんなこと言われたら、もう止まらない。
俺は白い胸に前脚で乗り上げ、派手な水音を立てまくりながら、夢中で奥まで突き上げて獣の交尾を再開した。
――恐らく外から中を見る人がいたら、巨大な犬に人間が強姦されていると思って大騒ぎになったに違いない。
でもそんなことを考える余裕もなく、俺たち二人は狭い車の中で気が済むまで貪りあってしまった。
9
お気に入りに追加
784
あなたにおすすめの小説
トップアイドルα様は平凡βを運命にする
新羽梅衣
BL
ありきたりなベータらしい人生を送ってきた平凡な大学生・春崎陽は深夜のコンビニでアルバイトをしている。
ある夜、コンビニに訪れた男と目が合った瞬間、まるで炭酸が弾けるような胸の高鳴りを感じてしまう。どこかで見たことのある彼はトップアイドル・sui(深山翠)だった。
翠と陽の距離は急接近するが、ふたりはアルファとベータ。翠が運命の番に憧れて相手を探すために芸能界に入ったと知った陽は、どう足掻いても番にはなれない関係に思い悩む。そんなとき、翠のマネージャーに声をかけられた陽はある決心をする。
運命の番を探すトップアイドルα×自分に自信がない平凡βの切ない恋のお話。
いっぱい命じて〜無自覚SubはヤンキーDomに甘えたい〜
きよひ
BL
無愛想な高一Domヤンキー×Subの自覚がない高三サッカー部員
Normalの諏訪大輝は近頃、謎の体調不良に悩まされていた。
そんな折に出会った金髪の一年生、甘井呂翔。
初めて会った瞬間から甘井呂に惹かれるものがあった諏訪は、Domである彼がPlayする様子を覗き見てしまう。
甘井呂に優しく支配されるSubに自分を重ねて胸を熱くしたことに戸惑う諏訪だが……。
第二性に振り回されながらも、互いだけを求め合うようになる青春の物語。
※現代ベースのDom/Subユニバースの世界観(独自解釈・オリジナル要素あり)
※不良の喧嘩描写、イジメ描写有り
初日は5話更新、翌日からは2話ずつ更新の予定です。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
【完結】もふもふ獣人転生
*
BL
白い耳としっぽのもふもふ獣人に生まれ、強制労働で死にそうなところを助けてくれたのは、最愛の推しでした。
ちっちゃなもふもふ獣人と、攻略対象の凛々しい少年の、両片思い? な、いちゃらぶもふもふなお話です。
本編完結しました!
おまけをちょこちょこ更新しています。
第12回BL大賞、奨励賞をいただきました、読んでくださった方、応援してくださった方、投票してくださった方のおかげです、ほんとうにありがとうございました!
無人島Lv.9999 無人島開発スキルで最強の島国を作り上げてスローライフ
桜井正宗
ファンタジー
帝国の第三皇子・ラスティは“無能”を宣告されドヴォルザーク帝国を追放される。しかし皇子が消えた途端、帝国がなぜか不思議な力によって破滅の道へ進む。周辺国や全世界を巻き込み次々と崩壊していく。
ラスティは“謎の声”により無人島へ飛ばされ定住。これまた不思議な能力【無人島開発】で無人島のレベルをアップ。世界最強の国に変えていく。その噂が広がると世界の国々から同盟要請や援助が殺到するも、もう遅かった。ラスティは、信頼できる仲間を手に入れていたのだ。彼らと共にスローライフを送るのであった。
【第1章完結】悪役令息に転生して絶望していたら王国至宝のエルフ様にヨシヨシしてもらえるので、頑張って生きたいと思います!
梻メギ
BL
「あ…もう、駄目だ」プツリと糸が切れるように限界を迎え死に至ったブラック企業に勤める主人公は、目覚めると悪役令息になっていた。どのルートを辿っても断罪確定な悪役令息に生まれ変わったことに絶望した主人公は、頑張る意欲そして生きる気力を失い床に伏してしまう。そんな、人生の何もかもに絶望した主人公の元へ王国お抱えのエルフ様がやってきて───!?
【王国至宝のエルフ様×元社畜のお疲れ悪役令息】
▼第2章2025年1月18日より投稿予定
▼この作品と出会ってくださり、ありがとうございます!初投稿になります、どうか温かい目で見守っていただけますと幸いです。
▼こちらの作品はムーンライトノベルズ様にも投稿しております。
完結·助けた犬は騎士団長でした
禅
BL
母を亡くしたクレムは王都を見下ろす丘の森に一人で暮らしていた。
ある日、森の中で傷を負った犬を見つけて介抱する。犬との生活は穏やかで温かく、クレムの孤独を癒していった。
しかし、犬は突然いなくなり、ふたたび孤独な日々に寂しさを覚えていると、城から迎えが現れた。
強引に連れて行かれた王城でクレムの出生の秘密が明かされ……
※完結まで毎日投稿します
恋した貴方はαなロミオ
須藤慎弥
BL
Ω性の凛太が恋したのは、ロミオに扮したα性の結城先輩でした。
Ω性に引け目を感じている凛太。
凛太を運命の番だと信じているα性の結城。
すれ違う二人を引き寄せたヒート。
ほんわか現代BLオメガバース♡
※二人それぞれの視点が交互に展開します
※R 18要素はほとんどありませんが、表現と受け取り方に個人差があるものと判断しレーティングマークを付けさせていただきますm(*_ _)m
※fujossy様にて行われました「コスプレ」をテーマにした短編コンテスト出品作です
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる