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番外編2

渚の家庭内恋煩い10

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 ガクガク上下している湊のものをチュッチュッと吸い出してあげながら、座ってる彼の膝下にまとわりつくデニムと下着を掴んで座席の下に落とし、両脚を自由にさせていく。
 太腿を座面に持ち上げてもらい、靴と靴下も脱がせ、それも足元に放った。
 上半身のシャツ以外は何も身につけていない、扇情的な姿になった湊が蕩けきった表情で俺を見上げる。
「ヤバい……、今ので後ろも濡れすぎて、下にこぼれそう……」
  座席に上げた両脚の間に腕を入れ、自分のお尻の穴を指先で押さえている様がエロ過ぎて、目の奥がチカチカした。
 今すぐにでも強引に襲って、そこにねじ込んでしまいたい。
 ――こんな風に挑発して、湊だって俺に壊れる程愛されてももいいって思ってるんじゃないか……?
 いや、無意識にやってるだけだから、そんな乱暴にしたらダメだ……っ。
 本能と理性がグルグル葛藤する。
 ――もし獣頭だったら、とっくに本能が勝っている所だと思う――。
「じゃあ、こぼれても大丈夫なようにしようか……?」
 荒くなる呼吸を誤魔化しながら、リクライニングバーを倒した。
 座っている運転席の背もたれが後部座席に付くまでに平たくなり、そのヘッドレスト部分に手を置く。
「湊、俺が横になるから、顔の上に跨って? お尻、奥まで舐めてあげる」
   有無を言わさない口調でそう告げると、湊は怯んだような表情になり、頬を真っ赤にして首を振った。
「む、無理……、渚、いま人間の顔してんのに……っ」
「……いや、人間の顔じゃないと鼻先が潰れるから、かえって難しいんだけど……?」
 恥ずかしがるのに興奮すると同時に、迷っている態度に焦れて、急かすように聞き返す。
「早くしないと、人が来るかも。――ハッキリは見えないけど、何してるかは分かっちゃうかもしれないよ」
 選択を迫りながら、フロントガラスに向かってM字に開いた股間に腕を入れ、シャツの裾を掴んでグッと捲り上げた。
「あ……」
 脇の下ギリギリまでたくし上げると、一回り大きくなったままの色の濃い乳首が露わになる。
「乳首、やらしい色だね……もう子供にオッパイあげてないのに、こんなにとびだして」
 硬くしこった乳頭を交互にコリコリと指先で摘むと、湊は自分のお尻の穴を片手で押さえたまま仰け反って身悶え始めた。
「はア……っ! そこはあっ、……感じ過ぎるからっ……っあっ!」
「だからほら、早くこっちに来ないと……」
「ンッ、行くっ、行くから……っ、乳首はもう……っ」
 切迫した呼吸を繰り返しながら、湊が座席からお尻を上げた。
 倒したシートの上に横たわって相手を待っていると、尻を俺の顔に向ける形で裸の両脚が首の辺りを跨ぐ。
 突き出された臀部から甘く濃い香りが一層に強く漂った。
 お尻の穴から出ている、雄を誘惑する匂い――。
 指先で肉を掴んで開くと、溢れる程の蜜がそこを濡らし、太腿に滴っている。
 じっくりとその匂いを嗅ぎ、狭間に垂れたとろみをざらりと舌先で掬った。
 濃厚な甘味にますます前後不覚になって発情する。
 股間が張り、ぎゅんと痛いほどになった。
 入れたくて堪らないけど、今この体勢では彼の中に挿入できるのは舌だけだ。
 周りに溢れた液をビチャビチャ舌で全部舐めとって、柔らかく蕩けた襞の中に舌先を強く突っ込む。
「はうぅっ……! 渚あ……っ、んぁ……っ!」
 甘い喘ぎと共に湊の腰が小刻みに震え、穴の粘膜が舌をキュウキュウと締め付けてくる。
「お尻の中っ、気持ちいい……もっと……奥、まで……っ」
 湊が俺の舌を欲しがって、ユラユラと腰を前後に揺さぶる。
 お尻をもう一度掴み直し、俺は一層舌を奥まで突き刺していった。
 ぐちょっ、ぐちょっと入れたり出したりを繰り返すと、湊が悦びを露わにして高い喘ぎを車内の空気に響かせる。
「あっ! あっ! べろ、すごい……っ、奥までっ、入って……っ! 尻っ、濡れ過ぎてベトベトになる……っ」
 少しずつ愛撫に溺れた湊が、お尻を俺に押し付けるみたいに上下させて悦びはじめた。
 その腰をわざと固定するように捕まえて、舌を深くまで入れた状態のままにし、ゆっくりと焦らすように奥を探る。
「あー……それえ……頭、ヘンになっちゃう、から……イく……べろ、だけでイっ……くう……っ」
 ヒク、ヒクと中が痙攣しはじめたところで、その場所から、じゅぽんと舌を抜き放った。
 指で尻を掴んで、濡れてスケベな色に染まった穴の収縮を、下からじっくりと眺める。
「湊、中でイッてるときお尻こんな風に動いてたんだね……」
「ふあ……! そんなの、見んなよお……っ、恥ずかしいだろ……っ!?」
「でも、凄く可愛いよ……? ほら……」
 ピクピクしてる穴をもう一度舌でぬぷっと突くと、湊が悲鳴みたいな声を出して喘いだ。
「やめ……っ、もっ、浅いとこでイくの、やだ……っ、奥が疼くからあ……っ」
 湊が背筋を震わせながら首を振る。
 俺は肉の無意識の動きを舌でたっぷり楽しみ、奥から溢れる蜜を乱暴にえぐり出した。
「も、もうやだ……なああ、べろじゃ我慢できねえよ……っ、渚のおちんちん欲しい……っ」
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