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世羅の解釈
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ーー10分後、窓際のデスクにはディルドが無事に横置きに鎮座した。
晶は大事な相棒が無事に戻り、満足そうだ……。
「僕、エロ漫画で大人のおもちゃを見る度に、いつも不思議に思うんだよね。使った後、誰がいつ洗ってるんだろうなぁ。洗った後はどこで乾かしてんのかなあって……」
「いや、普通そんなこと考えてエロ本読まねぇよ」
結局ベッドで座って待ってた俺は、もはや嫉妬で炎上しかねない所だ。
あの浮気相手のディルド、いつか燃えねぇゴミの日に捨ててやるからな。
代わりに、夜中にこっそりここに忍び込んで、俺のを型取りしたやつを置いといてやるか……?
危険思想が頭から離れない俺の隣に、すとんと晶が座った。
ち、近い……久々のリアル晶で心臓が死ぬ……!
「……で。初めて入れてみたヤツの感想は、どうだったんだ……」
緊張で話題にこと欠いて、つい気になることを聞いてしまう。
晶は恥ずかしそうに天井を見上げながら、頬を指で掻いた。
「……。びっくりするほど、気持ち悪いだけだったよ……。でもどうしてか、目の前に世羅がいると、背徳感でちょっとだけ気持ちよかった……それで、最後変な声出ちゃった……」
俺の前で、どこの誰のを模ったのか分からんブツを締め付けて喜んだ……だと……。
「へえ……。旦那の目の前で犯される寝取られ人妻的な気分かそれは……!?」
「いやさすがにそんなマニアックな妄想はしてないけども!? ていうか顔! 怖い怖い! 何でもするからほんと許して!?」
「何でも……?」
その単語に、ありとあらゆる妄想が駆け巡る。
え……アレとかコレとか、あんなことまで……?
黙り込んだ俺の目の前で、晶は屈託なく笑った。
「うん。だいぶ長いこと会えなかったし……。今日も一方的なお願いしちゃったしさ……しかも、誤解しちゃってて、ごめんね。だから、僕のできることなら、何でもするよ。今は忙しいから無理だけど、今度世羅の好きなシチュエーションのエロ漫画描くとか」
エロ漫画……それはある意味ではとても嬉しいが……。
それを読んで、俺に一人で抜けと?
晶の絵も漫画も晶と同じくらいに愛してる。だが、それだけで十分かと言われたらーーもはや、今は足りるはずがない。
「いや、俺はーー」
俺が正直に要求を口にすると、晶は言葉を失い、後ずさった。
◇ ◇ ◇
数十分後、俺はマンションの扉の前に立ち、訪問時からやり直すべくチャイムを押していた。
「アスワドです」
敢えて前世で名乗ると、中からガチャリと扉が開く。
裸体に、俺が急遽買ってきた白のシルクのガウンを身に付けた晶が、合わせた前身ごろの隙間からエロい白肌を覗かせながら俺を迎え入れた。
「あ、アスワド……よく帰ってきたな……寂しかったぞ♡」
「セフィード様」
晶の背中を抱きしめながら、俺は感無量にふけった。
前世ではやれなかった、結婚したセフィードとアスワドの新妻プレイ……!
しかもガウンの下はノーパンというオプション付きだ。
「あの、世羅。なんで今更アス×セフィごっこなのかは聞かないけど、僕の解釈だとセフィードは、結婚した後は流石にこんな格好しないと思うけど……」
「いや、してくれる」
よくある二次創作カップリング解釈論争になりかけたが、晶はグッと堪えてくれた。
「もう、仕方ないなぁ……」
先に廊下を歩き、自室に入ると、晶が優雅な身のこなしでベッドに腰掛ける。
その威光にあてられて思わず跪くと、相手も前世での自分を思い出してきたのか、高貴かつ尊大な感じで大きく足を組んだ。
裾が乱れ、柔らかな太腿の間の性器がちらりと見えて、鼻血が出そうに興奮する。
「……騎士アスワドよ。私が新作絵画を描いている間、よくぞ我慢した。褒美として、お前に選択する権利を与える。……風呂と、夕餉と、この私。どれが良いか申してみよ」
「勿論、貴方様でございます、殿下……」
俺は、目の前に差し出すようにされた裸の足を両手に取り、その指先にキスした。
末端冷え性なのか、寒々しいこの家の廊下のせいなのかは分からないが、ひんやりとしたそのつま先の温度に、うっとりとする。
俺はその冷えた指先にしゃぶりつき、舌を這わせて温めた。
「あぁ……っ」
ビクビクと晶の体が細かく跳ねる。
「くすぐったい、アスワド……っ」
訴えるその表情は、言葉通りというよりかは、眉を寄せた艶かしいものだ。
足を持ち上げさせて、舌を指の間にチロチロと行き来させる。
晶は淫らに感じながらのけぞり、背後のベッドに崩れるようにどさりと倒れた。
「はぁっ、待って……足は勘弁して……」
絵を描くための能力なのかもしれないが、晶は多分、普通の人間よりも身体の末端に神経が行き渡っているのかもしれない。
耳や、指先……どこもかしこも過敏なほど感じやすい……。
「セフィード様? 褒美をくださるのでは?」
わざとらしく聞くと、晶が恥ずかしそうに唇を開いた。
「分か、った……続けて良い……」
「ありがたき幸せ」
許可を得て、足の裏に口付けする。
そのまま舌でそこをネロリと舐め上げやると、晶が膝をビクつかせ、ますますガウンが乱れた。
半勃ちになった小ぶりのペニスと、さっきまで晶の指で慣らされ、しまいにはディルドがはまりこんでいたせいで、微妙に縦に開いて、ローションをこぼしてるエロい穴がチラチラ見える。
あー……カップリングなんてもうどうでも良くなってきた……今すぐ奥までブチこみてえ。
いやだめだ、明日言い出した俺が秒でイメプレを放棄してどうする。
7歳から鍛えた鉄の理性で自分を取り戻して、晶の脛から膝裏を舐めることに集中する。
生まれつきなんだか、太ってる時に衣服や肉に擦れたのかは謎だが、男にしちゃ毛が薄い晶の脛は、前世のセフィード様と同じだ。
「ンッ、そんなとこ、舐められると……っ、お尻、切ない……っ」
確かに……敏感なところを舐める度に、晶の穴がビクビク震えながら、ヒダが開いたり閉じたりしてる。
尻の準備して、さあ今からアナニーしようかって所でお預け食らい続けてる訳だから、無理もないだろう。
でも、ああ、そんな状態の晶を見てると、本当にどうしようもなく……興奮する。
膝を掴んで倒し、まだ脂肪が多めについた太ももを甘噛みしてやると、晶は腰を悶えさせながら、自分の股の間に手を伸ばしてきた。
絵を描く時、まるで奇跡のように正確に器用に動くその指が、晶の初々しいピンク色のチンポに絡みつく。
「アスワド……あぁ……っ、我慢できない……」
俺の顔を真っ直ぐに見つめながら、セフィード様とも、田中晶ともつかない尊い生き物が、欲望を自らの手で慰めている……。
俺はわざと意地悪にその手を握り、絡めとるようにそこからもぎ離した。
くびれまで皮をまとった哀れな雄が、ヒクンと揺れながら透明な涙をこぼす。
「いけません。……あなた様の手は、美しい世界を描くための高貴な手。……そのようなはしたないことは、夫のわたくしにお任せ頂かなければ。……さあ、どのように欲を満たしたいのです……?」
尋ねながら、浅ましく嘆く主君の鈴口に恭しくキスを落とす。
「あぁぁ……っ、それ、……も、ッと……。私の、そこに……口付けを……」
晶は目を閉じ、完全に淫らな王子になりきって自ら両脚を大きく開いている。
「……口付けだけで良いのですか?」
聞きながら晶の雄にわざと頬擦りしてみせた。
「アッ……出来たら……舐めて……慰めて欲しい……」
「……仰せのままに……」
根本を指で押さえて皮膚を剥き、露出した赤い果実を舌と唇で包み込む。
「あうっ、うふ……っ、ハッあっ、ぁぁっ」
腰をガクガクと上下させ、夢中で感じている晶の雄を、根元まで呑み込んでやった。
きつめに吸引してやりながら、薄い陰毛と、うぶな色の可愛い陰嚢を、手のひらで揉み込む。
「やっ、出るっ、あぅぅっ、もうっ、イッ……」
晶のちんぽがピクピクと可愛く痙攣を始めたそこで、わざと俺は唇を離した。
ガチガチになったそれを、視線で犯しながらわざと荒い息を吹きかける。
「セフィード様……すぐに達してしまうと、貴方様のこれにちゃんと剥きグセがつきません……。ここも王子に相応しい、立派なお姿を保って頂かなければ」
「アッぅ……でも、剥いたところ、感じすぎてっ、……辛いぃ……っ」
「まだ、ご辛抱を」
一方的に言い渡し、顔を真っ赤にしてひたすら堪えている晶のガウンの、持ち上げるようにして合わせを左右に開く。
ピンと張った乳首が、ピンクに色づいてそこにあった。
「代わりに、こちらを慰めて差し上げます」
両手を伸ばし、触れるか触れないかの距離感で、勃起した乳首をわずかにスイと撫でる。
「ひっン……っ!」
「恥ずかしがる必要はありません。貴方は両性を持つ神の血を引くのだから、ここで感じるのは当たり前のことです……」
捏ねるように指先で責め立てると、晶の射精寸前のペニスが同時に反応して、愛らしく前後に揺れる。
「気持ちいいっ、んあっ、だめぇ……っ」
さらに晶は腰を浮かせ、それを、足の間に入り込んだ俺の硬い股間に押し付け、擦り付け始めた。
「セフィード様……そのようなはしたないことを自分から……っ」
「だって、ンアッ、お前ばかり、ずるい……っ!」
グリグリ、晶が腰を踊らせて股間を押し付けてくる。
布越しとはいえ、この絵面はかなりヤバい……っ。
俺の方も晶を触ってるどころじゃなくなってきた……と思ったら、ミイラ取りがミイラになったのか、晶の腰と太ももがガクガクと痙攣し始めた。
「あっ……やっ……!」
可憐なチンポの先から俺の服に、青い精がとめどなく吐き散らされる。
「ああっ、やっ、出っ、こんなはずじゃ……ダメ、止まらないぃ……」
晶は大事な相棒が無事に戻り、満足そうだ……。
「僕、エロ漫画で大人のおもちゃを見る度に、いつも不思議に思うんだよね。使った後、誰がいつ洗ってるんだろうなぁ。洗った後はどこで乾かしてんのかなあって……」
「いや、普通そんなこと考えてエロ本読まねぇよ」
結局ベッドで座って待ってた俺は、もはや嫉妬で炎上しかねない所だ。
あの浮気相手のディルド、いつか燃えねぇゴミの日に捨ててやるからな。
代わりに、夜中にこっそりここに忍び込んで、俺のを型取りしたやつを置いといてやるか……?
危険思想が頭から離れない俺の隣に、すとんと晶が座った。
ち、近い……久々のリアル晶で心臓が死ぬ……!
「……で。初めて入れてみたヤツの感想は、どうだったんだ……」
緊張で話題にこと欠いて、つい気になることを聞いてしまう。
晶は恥ずかしそうに天井を見上げながら、頬を指で掻いた。
「……。びっくりするほど、気持ち悪いだけだったよ……。でもどうしてか、目の前に世羅がいると、背徳感でちょっとだけ気持ちよかった……それで、最後変な声出ちゃった……」
俺の前で、どこの誰のを模ったのか分からんブツを締め付けて喜んだ……だと……。
「へえ……。旦那の目の前で犯される寝取られ人妻的な気分かそれは……!?」
「いやさすがにそんなマニアックな妄想はしてないけども!? ていうか顔! 怖い怖い! 何でもするからほんと許して!?」
「何でも……?」
その単語に、ありとあらゆる妄想が駆け巡る。
え……アレとかコレとか、あんなことまで……?
黙り込んだ俺の目の前で、晶は屈託なく笑った。
「うん。だいぶ長いこと会えなかったし……。今日も一方的なお願いしちゃったしさ……しかも、誤解しちゃってて、ごめんね。だから、僕のできることなら、何でもするよ。今は忙しいから無理だけど、今度世羅の好きなシチュエーションのエロ漫画描くとか」
エロ漫画……それはある意味ではとても嬉しいが……。
それを読んで、俺に一人で抜けと?
晶の絵も漫画も晶と同じくらいに愛してる。だが、それだけで十分かと言われたらーーもはや、今は足りるはずがない。
「いや、俺はーー」
俺が正直に要求を口にすると、晶は言葉を失い、後ずさった。
◇ ◇ ◇
数十分後、俺はマンションの扉の前に立ち、訪問時からやり直すべくチャイムを押していた。
「アスワドです」
敢えて前世で名乗ると、中からガチャリと扉が開く。
裸体に、俺が急遽買ってきた白のシルクのガウンを身に付けた晶が、合わせた前身ごろの隙間からエロい白肌を覗かせながら俺を迎え入れた。
「あ、アスワド……よく帰ってきたな……寂しかったぞ♡」
「セフィード様」
晶の背中を抱きしめながら、俺は感無量にふけった。
前世ではやれなかった、結婚したセフィードとアスワドの新妻プレイ……!
しかもガウンの下はノーパンというオプション付きだ。
「あの、世羅。なんで今更アス×セフィごっこなのかは聞かないけど、僕の解釈だとセフィードは、結婚した後は流石にこんな格好しないと思うけど……」
「いや、してくれる」
よくある二次創作カップリング解釈論争になりかけたが、晶はグッと堪えてくれた。
「もう、仕方ないなぁ……」
先に廊下を歩き、自室に入ると、晶が優雅な身のこなしでベッドに腰掛ける。
その威光にあてられて思わず跪くと、相手も前世での自分を思い出してきたのか、高貴かつ尊大な感じで大きく足を組んだ。
裾が乱れ、柔らかな太腿の間の性器がちらりと見えて、鼻血が出そうに興奮する。
「……騎士アスワドよ。私が新作絵画を描いている間、よくぞ我慢した。褒美として、お前に選択する権利を与える。……風呂と、夕餉と、この私。どれが良いか申してみよ」
「勿論、貴方様でございます、殿下……」
俺は、目の前に差し出すようにされた裸の足を両手に取り、その指先にキスした。
末端冷え性なのか、寒々しいこの家の廊下のせいなのかは分からないが、ひんやりとしたそのつま先の温度に、うっとりとする。
俺はその冷えた指先にしゃぶりつき、舌を這わせて温めた。
「あぁ……っ」
ビクビクと晶の体が細かく跳ねる。
「くすぐったい、アスワド……っ」
訴えるその表情は、言葉通りというよりかは、眉を寄せた艶かしいものだ。
足を持ち上げさせて、舌を指の間にチロチロと行き来させる。
晶は淫らに感じながらのけぞり、背後のベッドに崩れるようにどさりと倒れた。
「はぁっ、待って……足は勘弁して……」
絵を描くための能力なのかもしれないが、晶は多分、普通の人間よりも身体の末端に神経が行き渡っているのかもしれない。
耳や、指先……どこもかしこも過敏なほど感じやすい……。
「セフィード様? 褒美をくださるのでは?」
わざとらしく聞くと、晶が恥ずかしそうに唇を開いた。
「分か、った……続けて良い……」
「ありがたき幸せ」
許可を得て、足の裏に口付けする。
そのまま舌でそこをネロリと舐め上げやると、晶が膝をビクつかせ、ますますガウンが乱れた。
半勃ちになった小ぶりのペニスと、さっきまで晶の指で慣らされ、しまいにはディルドがはまりこんでいたせいで、微妙に縦に開いて、ローションをこぼしてるエロい穴がチラチラ見える。
あー……カップリングなんてもうどうでも良くなってきた……今すぐ奥までブチこみてえ。
いやだめだ、明日言い出した俺が秒でイメプレを放棄してどうする。
7歳から鍛えた鉄の理性で自分を取り戻して、晶の脛から膝裏を舐めることに集中する。
生まれつきなんだか、太ってる時に衣服や肉に擦れたのかは謎だが、男にしちゃ毛が薄い晶の脛は、前世のセフィード様と同じだ。
「ンッ、そんなとこ、舐められると……っ、お尻、切ない……っ」
確かに……敏感なところを舐める度に、晶の穴がビクビク震えながら、ヒダが開いたり閉じたりしてる。
尻の準備して、さあ今からアナニーしようかって所でお預け食らい続けてる訳だから、無理もないだろう。
でも、ああ、そんな状態の晶を見てると、本当にどうしようもなく……興奮する。
膝を掴んで倒し、まだ脂肪が多めについた太ももを甘噛みしてやると、晶は腰を悶えさせながら、自分の股の間に手を伸ばしてきた。
絵を描く時、まるで奇跡のように正確に器用に動くその指が、晶の初々しいピンク色のチンポに絡みつく。
「アスワド……あぁ……っ、我慢できない……」
俺の顔を真っ直ぐに見つめながら、セフィード様とも、田中晶ともつかない尊い生き物が、欲望を自らの手で慰めている……。
俺はわざと意地悪にその手を握り、絡めとるようにそこからもぎ離した。
くびれまで皮をまとった哀れな雄が、ヒクンと揺れながら透明な涙をこぼす。
「いけません。……あなた様の手は、美しい世界を描くための高貴な手。……そのようなはしたないことは、夫のわたくしにお任せ頂かなければ。……さあ、どのように欲を満たしたいのです……?」
尋ねながら、浅ましく嘆く主君の鈴口に恭しくキスを落とす。
「あぁぁ……っ、それ、……も、ッと……。私の、そこに……口付けを……」
晶は目を閉じ、完全に淫らな王子になりきって自ら両脚を大きく開いている。
「……口付けだけで良いのですか?」
聞きながら晶の雄にわざと頬擦りしてみせた。
「アッ……出来たら……舐めて……慰めて欲しい……」
「……仰せのままに……」
根本を指で押さえて皮膚を剥き、露出した赤い果実を舌と唇で包み込む。
「あうっ、うふ……っ、ハッあっ、ぁぁっ」
腰をガクガクと上下させ、夢中で感じている晶の雄を、根元まで呑み込んでやった。
きつめに吸引してやりながら、薄い陰毛と、うぶな色の可愛い陰嚢を、手のひらで揉み込む。
「やっ、出るっ、あぅぅっ、もうっ、イッ……」
晶のちんぽがピクピクと可愛く痙攣を始めたそこで、わざと俺は唇を離した。
ガチガチになったそれを、視線で犯しながらわざと荒い息を吹きかける。
「セフィード様……すぐに達してしまうと、貴方様のこれにちゃんと剥きグセがつきません……。ここも王子に相応しい、立派なお姿を保って頂かなければ」
「アッぅ……でも、剥いたところ、感じすぎてっ、……辛いぃ……っ」
「まだ、ご辛抱を」
一方的に言い渡し、顔を真っ赤にしてひたすら堪えている晶のガウンの、持ち上げるようにして合わせを左右に開く。
ピンと張った乳首が、ピンクに色づいてそこにあった。
「代わりに、こちらを慰めて差し上げます」
両手を伸ばし、触れるか触れないかの距離感で、勃起した乳首をわずかにスイと撫でる。
「ひっン……っ!」
「恥ずかしがる必要はありません。貴方は両性を持つ神の血を引くのだから、ここで感じるのは当たり前のことです……」
捏ねるように指先で責め立てると、晶の射精寸前のペニスが同時に反応して、愛らしく前後に揺れる。
「気持ちいいっ、んあっ、だめぇ……っ」
さらに晶は腰を浮かせ、それを、足の間に入り込んだ俺の硬い股間に押し付け、擦り付け始めた。
「セフィード様……そのようなはしたないことを自分から……っ」
「だって、ンアッ、お前ばかり、ずるい……っ!」
グリグリ、晶が腰を踊らせて股間を押し付けてくる。
布越しとはいえ、この絵面はかなりヤバい……っ。
俺の方も晶を触ってるどころじゃなくなってきた……と思ったら、ミイラ取りがミイラになったのか、晶の腰と太ももがガクガクと痙攣し始めた。
「あっ……やっ……!」
可憐なチンポの先から俺の服に、青い精がとめどなく吐き散らされる。
「ああっ、やっ、出っ、こんなはずじゃ……ダメ、止まらないぃ……」
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