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田中の目覚め
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――かつてアルスバーンの輝く星と謳われた美貌の王子、銀髪のセフィードは幽閉された塔の中で死の床に伏していた。
愛する騎士の処刑をついに止めることが出来ず、みずからの無力を嘆くその姿の、なんといたわしいことか。
その頭こうべに受けるはずであった王冠も、騎士との間に授かった美しい赤子も、全てを、王座を狙う邪悪なる叔父に奪われた。
最後の息を引き取る瞬間、瞼を閉じて願うのはただ、死後の世界での再会のみ――。
◇ ◇ ◇
眠気覚ましのために暖房を入れてないせいで、凍えそうに冷え切った、一人暮らしの学生マンションの6畳汚部屋の寝室。
肌色率の高い妙に薄っぺらい本やら、「厳選! エッチに見える絡みポーズ集」などといった資料本の積み重なった、足の踏み場もない自室。
遮光カーテンの隙間から朝日の差し込む中、僕は椅子の上で飛び起きた。
すでに夢から覚めたはずなのに、頭の中に次から次へと流れ込んでくる、意味不明の映像。
明らかにこことは違う世界の、自分ではない誰かの記憶……。
子供の頃から何度か、不思議な夢を見たことはあった。
だけど、こんなにもハッキリとした映像が脳裏に浮かんでくるのは、初めてのことだ。
中世の騎士みたいな格好をした、ハンサムな黒髪の青年……僕の腕の中の可愛い黒髪の赤ちゃん……石造りの、幾つも尖塔を持つ荘厳な城や、黄金の玉座。そして悲惨な処刑の記憶――。
混乱しながら汗ばんだ手でマウスを握ると、目の前のクソデカいモニターには、漫画やイラストを描く時の専用パソコンツール、『グリップスタジオ』のツールパレットが並び、昨晩まで僕がペン入れしていたデジタル漫画――大人気ゲーム、「トリ娘これくしょん」の清楚系ヒロインが、恥ずかしそうにパンツを脱ごうとしているコマが拡大されている。
『ずっとね、好きだったの……イチ君なら、わたし……いいよ……♡』
――それは確かに、僕が夜中pc机に向かって描いていた、『トリ娘これくしょん』の二次創作エロ漫画だった。
一般人の読者の方々向けに解説すると、二次創作とは、他人の創作した有名な商業作品などのキャラや世界観を借り、自作の漫画や小説その他を作ることだ。
著作権的にはグレーというかアウトスレスレな世界だけど、オタクの世界では、夏コミ、冬コミと呼ばれる巨大イベントを中心に、そのような作品を個人出版の本――『同人誌』として作成・頒布する人たちがいて(僕もそうだ)、そんな本が、結構な市場規模で売買されている。
僕はその原稿を徹夜で描いてる最中に、うっかり眠り込んでしまったらしい。
それはそれでいつものことだったが、その日は、何もかもがおかしかった。
次々と頭に流れ込んでくる「誰かの」記憶。
明らかに、僕のものじゃない思い出……。
この記憶は、誰の、いつのもの……?
夢と現実の区別のつかないほど朦朧としたまま、僕はPC前のゲーミングチェアから離れた。
ダンボールいっぱいに詰められた自作同人誌の在庫の山が並ぶ、冷え切った廊下に出る。
洗面所の引き戸を開けて、その真正面にある洗面台の大きな鏡に映った自分を見て、僕は驚愕した。
「あああああああ!!」
明け方の静かさを破る恐怖の叫び声。
だって、『僕』の美しい光輝く長い銀髪も。
均整の取れた長身も、鍛え上げた筋肉も。
深いラピスラズリ色の瞳も、麗しの星と褒め称えられた繊細な美貌も――何もかも、ない、ない、ない!!
鏡の向こうに居たのは、前世との共通点がただ「色白」というところしかない、くたびれたネルシャツを着た、ドラム缶型のワガママボディに瓶底メガネの限界男オタク――。
「どなた様?! って、僕だったーっ!!」
そう、同人作家の僕は、オタクの祭典、『冬コミ』の同人誌入稿の最終締め切りまであと三日というこの修羅場で、この世に生まれる前、異世界に暮らしていた時の自分の前世を思い出してしまったのだ――。
「何で!? 生まれてすぐじゃなくて、何で締め切り前の修羅場の今思い出したー!?」
自分で自分にツッコミながら、高速で部屋に戻るとスマホを手にし、ツイッチー……いや、最近は買収されて「Z」などという妙ちくりんな名称になってしまった、オタ活用のSNSアカウント画面を開く。
『緊急事態。冬コミの新刊、落とすかもしれないです。いつも僕の本を買いにきて下さっているフォロワーさん、本当にごめんなさい――』
僕のアカウントには次々と心配と嘆きのリプライ、そして二次創作同人作家仲間からのダイレクト・メールが舞い込んできた。
毎回僕の同人誌に熱い感想を送ってくれる熱烈なファンの「マシュマロらぶ」さんからは五千文字くらいの匿名メッセージが来たし(匿名だけど、丁寧すぎる文体で何となく誰か分かる)、直に繋がってる同人作家仲間の社会人の先輩、ペンネーム「エレクチオン玉置」さんからはlimeが来て、すぐさま地元のファミレスに呼び出された。
僕も実は彼からの反応を一番待っていたから、願ったり叶ったりだ。
三日間、風呂にも入らず原稿を描き続けていたので、流石にそのままでは外に出られない。
ざっとシャワーを浴びて髪を乾かし、かろうじてヒトを擬態する。
ウニクロで買ったXXL横ボーダーシャツに、ヨレヨレのジーンズを履いて、家から五分のジョナタンへ向かった。
ちょうどよく同時にやってきた玉置さんの格好は、細身で背だけは高いものの、ガニ股にボサボサ頭、線を引っ張って描いたような一重の細目、古ジャージの上下にボロボロのスニーカー。
見た感じは僕と同じ非モテ系だが、大学を優秀な成績で卒業し、今はエンジニアと同人活動を両立しており、今時珍しい劇画調のエロ漫画を描いている個性派作家だ。
僕が『トリ娘これくしょん』ジャンルの前に活動していた別のジャンルで知り合い、今は年上ながら、一番仲のいい友人と言えるかも知れない。
(ちなみにこの界隈で言う『ジャンル』とは、二次創作の元となる原作漫画、小説、ゲームのことを言う。
今まで描いたことのない原作を元に二次創作を開始することを『新しいジャンルで活動を始める』などと言ったりする――)
頭のいい玉置さんなら、降ってわいたこの僕の荒唐無稽な事態にも、良きアドバイスをくれるに違いなかった。
「ごめんなさい。原稿中でした?」
恐る恐る聞くと、玉置さんは首を横に振った。
「今朝入稿したンですよ。フォロワーに脱稿報告をしてから眠ろうと思って『Z』を開いたら、築山さんがタイムラインで緊急事態を呟いてたじゃあないですか。これは反応せねばと思いましてね」
玉置さんは年上ながら、僕にも敬語で喋ってくる。
家族やリアルの友人、後輩に対してもそんな感じらしいが、玉置さんらしいといえば、らしい。
玉置さんは向かいのソファ席に座り、手慣れた仕草でファミレスの注文用タブレット端末を操作して、ドリンクバーを注文した。
「一体どうしたンですか、極道入稿※してでも決して新刊を落とさない、天下の壁サークル作家――築山もちもち先生ともあろう方が?」
築山もちもちというのは、僕の同人作家としてのペンネームだ。本名は田中たなか晶あきらという。
ちなみに、またしても一般人諸兄のために説明させてもらうと、イベントで本を出している同人作家はペンネームの他に「サークル名」という、店でいう「屋号」に近いものを持っている。
玉置さんが言っている「壁サークル」というのは、同人誌即売会イベントで同人誌を売っている人間の中で、売上が数千部単位以上あり、イベントなどでかなりの行列ができる人気作家のサークルを指す。
ファンが多く長蛇の列が出来るサークルは、同人誌即売会のイベントなどで混乱を招かないよう、壁際に配置されるされることから、この言葉が人気サークル、という意味を表しているのだ。
ちなみに、その「壁サークル」を超越しているのが、もはや建物内に列が収まらず、野外に向けて列が作られる「シャッター前サークル」。
一般人にすら知名度がある、作品がドラマなどになりまくってる某有名漫画家さんなどは一次創作(二次創作ではない、オリジナルの作品のことを指す――)同人誌で、この位置の常連である――。
閑話休題それはさておき。
「それが……本当に、驚かないで聞いてくださいね。僕、今朝、急に……その……前世の記憶を思い出しちゃったんです」
「なンですと……」
漫画なら背景に稲妻フラッシュトーンがほとばしってるであろう口調で、玉置さんは動きを止めた。
※極道入稿 とっくに印刷所の締め切りが過ぎてるのに、追加料金を払って無理を押し通し、原稿の入稿・印刷を認めてもらうこと。
愛する騎士の処刑をついに止めることが出来ず、みずからの無力を嘆くその姿の、なんといたわしいことか。
その頭こうべに受けるはずであった王冠も、騎士との間に授かった美しい赤子も、全てを、王座を狙う邪悪なる叔父に奪われた。
最後の息を引き取る瞬間、瞼を閉じて願うのはただ、死後の世界での再会のみ――。
◇ ◇ ◇
眠気覚ましのために暖房を入れてないせいで、凍えそうに冷え切った、一人暮らしの学生マンションの6畳汚部屋の寝室。
肌色率の高い妙に薄っぺらい本やら、「厳選! エッチに見える絡みポーズ集」などといった資料本の積み重なった、足の踏み場もない自室。
遮光カーテンの隙間から朝日の差し込む中、僕は椅子の上で飛び起きた。
すでに夢から覚めたはずなのに、頭の中に次から次へと流れ込んでくる、意味不明の映像。
明らかにこことは違う世界の、自分ではない誰かの記憶……。
子供の頃から何度か、不思議な夢を見たことはあった。
だけど、こんなにもハッキリとした映像が脳裏に浮かんでくるのは、初めてのことだ。
中世の騎士みたいな格好をした、ハンサムな黒髪の青年……僕の腕の中の可愛い黒髪の赤ちゃん……石造りの、幾つも尖塔を持つ荘厳な城や、黄金の玉座。そして悲惨な処刑の記憶――。
混乱しながら汗ばんだ手でマウスを握ると、目の前のクソデカいモニターには、漫画やイラストを描く時の専用パソコンツール、『グリップスタジオ』のツールパレットが並び、昨晩まで僕がペン入れしていたデジタル漫画――大人気ゲーム、「トリ娘これくしょん」の清楚系ヒロインが、恥ずかしそうにパンツを脱ごうとしているコマが拡大されている。
『ずっとね、好きだったの……イチ君なら、わたし……いいよ……♡』
――それは確かに、僕が夜中pc机に向かって描いていた、『トリ娘これくしょん』の二次創作エロ漫画だった。
一般人の読者の方々向けに解説すると、二次創作とは、他人の創作した有名な商業作品などのキャラや世界観を借り、自作の漫画や小説その他を作ることだ。
著作権的にはグレーというかアウトスレスレな世界だけど、オタクの世界では、夏コミ、冬コミと呼ばれる巨大イベントを中心に、そのような作品を個人出版の本――『同人誌』として作成・頒布する人たちがいて(僕もそうだ)、そんな本が、結構な市場規模で売買されている。
僕はその原稿を徹夜で描いてる最中に、うっかり眠り込んでしまったらしい。
それはそれでいつものことだったが、その日は、何もかもがおかしかった。
次々と頭に流れ込んでくる「誰かの」記憶。
明らかに、僕のものじゃない思い出……。
この記憶は、誰の、いつのもの……?
夢と現実の区別のつかないほど朦朧としたまま、僕はPC前のゲーミングチェアから離れた。
ダンボールいっぱいに詰められた自作同人誌の在庫の山が並ぶ、冷え切った廊下に出る。
洗面所の引き戸を開けて、その真正面にある洗面台の大きな鏡に映った自分を見て、僕は驚愕した。
「あああああああ!!」
明け方の静かさを破る恐怖の叫び声。
だって、『僕』の美しい光輝く長い銀髪も。
均整の取れた長身も、鍛え上げた筋肉も。
深いラピスラズリ色の瞳も、麗しの星と褒め称えられた繊細な美貌も――何もかも、ない、ない、ない!!
鏡の向こうに居たのは、前世との共通点がただ「色白」というところしかない、くたびれたネルシャツを着た、ドラム缶型のワガママボディに瓶底メガネの限界男オタク――。
「どなた様?! って、僕だったーっ!!」
そう、同人作家の僕は、オタクの祭典、『冬コミ』の同人誌入稿の最終締め切りまであと三日というこの修羅場で、この世に生まれる前、異世界に暮らしていた時の自分の前世を思い出してしまったのだ――。
「何で!? 生まれてすぐじゃなくて、何で締め切り前の修羅場の今思い出したー!?」
自分で自分にツッコミながら、高速で部屋に戻るとスマホを手にし、ツイッチー……いや、最近は買収されて「Z」などという妙ちくりんな名称になってしまった、オタ活用のSNSアカウント画面を開く。
『緊急事態。冬コミの新刊、落とすかもしれないです。いつも僕の本を買いにきて下さっているフォロワーさん、本当にごめんなさい――』
僕のアカウントには次々と心配と嘆きのリプライ、そして二次創作同人作家仲間からのダイレクト・メールが舞い込んできた。
毎回僕の同人誌に熱い感想を送ってくれる熱烈なファンの「マシュマロらぶ」さんからは五千文字くらいの匿名メッセージが来たし(匿名だけど、丁寧すぎる文体で何となく誰か分かる)、直に繋がってる同人作家仲間の社会人の先輩、ペンネーム「エレクチオン玉置」さんからはlimeが来て、すぐさま地元のファミレスに呼び出された。
僕も実は彼からの反応を一番待っていたから、願ったり叶ったりだ。
三日間、風呂にも入らず原稿を描き続けていたので、流石にそのままでは外に出られない。
ざっとシャワーを浴びて髪を乾かし、かろうじてヒトを擬態する。
ウニクロで買ったXXL横ボーダーシャツに、ヨレヨレのジーンズを履いて、家から五分のジョナタンへ向かった。
ちょうどよく同時にやってきた玉置さんの格好は、細身で背だけは高いものの、ガニ股にボサボサ頭、線を引っ張って描いたような一重の細目、古ジャージの上下にボロボロのスニーカー。
見た感じは僕と同じ非モテ系だが、大学を優秀な成績で卒業し、今はエンジニアと同人活動を両立しており、今時珍しい劇画調のエロ漫画を描いている個性派作家だ。
僕が『トリ娘これくしょん』ジャンルの前に活動していた別のジャンルで知り合い、今は年上ながら、一番仲のいい友人と言えるかも知れない。
(ちなみにこの界隈で言う『ジャンル』とは、二次創作の元となる原作漫画、小説、ゲームのことを言う。
今まで描いたことのない原作を元に二次創作を開始することを『新しいジャンルで活動を始める』などと言ったりする――)
頭のいい玉置さんなら、降ってわいたこの僕の荒唐無稽な事態にも、良きアドバイスをくれるに違いなかった。
「ごめんなさい。原稿中でした?」
恐る恐る聞くと、玉置さんは首を横に振った。
「今朝入稿したンですよ。フォロワーに脱稿報告をしてから眠ろうと思って『Z』を開いたら、築山さんがタイムラインで緊急事態を呟いてたじゃあないですか。これは反応せねばと思いましてね」
玉置さんは年上ながら、僕にも敬語で喋ってくる。
家族やリアルの友人、後輩に対してもそんな感じらしいが、玉置さんらしいといえば、らしい。
玉置さんは向かいのソファ席に座り、手慣れた仕草でファミレスの注文用タブレット端末を操作して、ドリンクバーを注文した。
「一体どうしたンですか、極道入稿※してでも決して新刊を落とさない、天下の壁サークル作家――築山もちもち先生ともあろう方が?」
築山もちもちというのは、僕の同人作家としてのペンネームだ。本名は田中たなか晶あきらという。
ちなみに、またしても一般人諸兄のために説明させてもらうと、イベントで本を出している同人作家はペンネームの他に「サークル名」という、店でいう「屋号」に近いものを持っている。
玉置さんが言っている「壁サークル」というのは、同人誌即売会イベントで同人誌を売っている人間の中で、売上が数千部単位以上あり、イベントなどでかなりの行列ができる人気作家のサークルを指す。
ファンが多く長蛇の列が出来るサークルは、同人誌即売会のイベントなどで混乱を招かないよう、壁際に配置されるされることから、この言葉が人気サークル、という意味を表しているのだ。
ちなみに、その「壁サークル」を超越しているのが、もはや建物内に列が収まらず、野外に向けて列が作られる「シャッター前サークル」。
一般人にすら知名度がある、作品がドラマなどになりまくってる某有名漫画家さんなどは一次創作(二次創作ではない、オリジナルの作品のことを指す――)同人誌で、この位置の常連である――。
閑話休題それはさておき。
「それが……本当に、驚かないで聞いてくださいね。僕、今朝、急に……その……前世の記憶を思い出しちゃったんです」
「なンですと……」
漫画なら背景に稲妻フラッシュトーンがほとばしってるであろう口調で、玉置さんは動きを止めた。
※極道入稿 とっくに印刷所の締め切りが過ぎてるのに、追加料金を払って無理を押し通し、原稿の入稿・印刷を認めてもらうこと。
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