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6ティアポット
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彼女の説教を聞き終わり、日が暮れてきた頃
本日の目的地に到着した
広さが30坪ぐらいの全面石畳の場所で、その中心に石造りの建物が1つだけ建っている
見た目は灰色の丸いツボそれ半分にして横にした形で
中は何も無く広さは2畳ほどで背伸びしても楽に寝られるぐらいで、高さは1番高い所でせいぜい1メートル程の小さな造りだ
窓は無く、出入口はツボでいう注ぎ口の方に石の扉が付いているだけだ
簡素だが長期荒野の風に晒されていても壊れる事がない頑丈な造りで、ティアが世界を巡る為に教会によって建てられた施設その名はティアポット
誰でも利用出来るが、窓が無い為、入口の扉を閉めると外からの光が無くなり真っ暗となり
おまけに空気さえ遮断され頻繁に空気を入れ替えなければ酸欠になる危険が伴う為、普通の人間には使用不可だ
[ティア]は生命維持に酸素を必要としない、更に食事も必要無い身体なので酸素が無い状況でも問題は無いのだ
本来なら寝る必要も無いのだが、前世より寝る事を愛する私が寝ないなんてあり得ない!!!!
オレン神官を説得し叶わなければストレスにより死ぬと訴え(脅し)教会の人に建て貰ったのだ!
このティアポット現在も世界各所に点在する[ティア]が唯一休める場所で、生物から完全に隔離され
[ブレッシング]が周りに影響しない為長期滞在が可能となっている
しかも扉には防犯のため開けた人でしか扉を開ける事が出来ない仕組みになっている(扉を締めた後の一度に限る)
つまり私が開ければ、満足行くまで寝ていられる!
今日は疲れたので多少寝過ぎても文句は言われ無いはずと
浮かれ気分で入口の石のドアに手をやると、スコットが私とドア間に滑り込んできた
「ティア様、入口を開けるのは私の仕事です
暫くおさがり下さい」
さっきまで後に居たのに身体能力が高い奴!
「いいよ、たまに自分で開けたい退いて?」
「いいえ、これは管理人である者の仕事、幾らティア様でも私の仕事を奪う事はお辞め下さい」
気が弱そうと思ったが、意外に言うな…ちょっと感心
だが私も幸せの為ここは負けられない!
「仕事熱心で何よりだ、そんな君を労っ「はい、それでは私が開けますね」あぁっ‼」
私とスコットの横からテリアが先にドアを開けた
無情な光景にガクリと膝をつく私…
あぁ、二度寝に朝寝坊さようなら
本日の目的地に到着した
広さが30坪ぐらいの全面石畳の場所で、その中心に石造りの建物が1つだけ建っている
見た目は灰色の丸いツボそれ半分にして横にした形で
中は何も無く広さは2畳ほどで背伸びしても楽に寝られるぐらいで、高さは1番高い所でせいぜい1メートル程の小さな造りだ
窓は無く、出入口はツボでいう注ぎ口の方に石の扉が付いているだけだ
簡素だが長期荒野の風に晒されていても壊れる事がない頑丈な造りで、ティアが世界を巡る為に教会によって建てられた施設その名はティアポット
誰でも利用出来るが、窓が無い為、入口の扉を閉めると外からの光が無くなり真っ暗となり
おまけに空気さえ遮断され頻繁に空気を入れ替えなければ酸欠になる危険が伴う為、普通の人間には使用不可だ
[ティア]は生命維持に酸素を必要としない、更に食事も必要無い身体なので酸素が無い状況でも問題は無いのだ
本来なら寝る必要も無いのだが、前世より寝る事を愛する私が寝ないなんてあり得ない!!!!
オレン神官を説得し叶わなければストレスにより死ぬと訴え(脅し)教会の人に建て貰ったのだ!
このティアポット現在も世界各所に点在する[ティア]が唯一休める場所で、生物から完全に隔離され
[ブレッシング]が周りに影響しない為長期滞在が可能となっている
しかも扉には防犯のため開けた人でしか扉を開ける事が出来ない仕組みになっている(扉を締めた後の一度に限る)
つまり私が開ければ、満足行くまで寝ていられる!
今日は疲れたので多少寝過ぎても文句は言われ無いはずと
浮かれ気分で入口の石のドアに手をやると、スコットが私とドア間に滑り込んできた
「ティア様、入口を開けるのは私の仕事です
暫くおさがり下さい」
さっきまで後に居たのに身体能力が高い奴!
「いいよ、たまに自分で開けたい退いて?」
「いいえ、これは管理人である者の仕事、幾らティア様でも私の仕事を奪う事はお辞め下さい」
気が弱そうと思ったが、意外に言うな…ちょっと感心
だが私も幸せの為ここは負けられない!
「仕事熱心で何よりだ、そんな君を労っ「はい、それでは私が開けますね」あぁっ‼」
私とスコットの横からテリアが先にドアを開けた
無情な光景にガクリと膝をつく私…
あぁ、二度寝に朝寝坊さようなら
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