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第五章 準備は万端?
2 いつもと違う
しおりを挟む午前の授業が終わり、お腹を空かせた学生たちは我先にと講義室を飛び出して行く。彼らに続くように幼馴染が腰を上げたので、呉宇軒は思わず手を掴んで引き止めた。
「俺を置いて行っちゃうの?」
最近はずっと一緒に居たので、急に離れてしまうとどうにも心細い。上目遣いに尋ねた呉宇軒に、李浩然はふっと笑みを浮かべ、寂しがる彼の頭をぽんぽんと軽く撫でた。
「すぐにまた会える」
まるで子ども扱いだ。用事があるなら引き止めるわけにもいかず、呉宇軒は渋々手を離す。
机に頬杖をついていじけていると、李浩然はふと足を止めて引き返し、呉宇軒の頬を優しく摘んだ。
「そんなに俺と離れたくないのか?」
からかう声が降ってくる。いつもなら自分が言っている言葉を彼に取られ、呉宇軒はむすっとした顔のまま強く否定した。
「別に! 後でちゃんと寮に来いよな」
彼は従姉妹の家庭教師をしているが、高校が終わって帰ってくるまでは時間があるはずだ。そう思って念を押すと、彼は嬉しそうな顔で頷いた。
講義室を出て行く背中を見送り、呉宇軒は悩ましげにため息を吐いた。ここの所、李浩然と力関係が逆転しつつある。
行ってしまったものは仕方がない。気持ちを切り替えた呉宇軒は、混んでいそうな食堂は後回しにして、同室の謝桑陽と一緒に実家から送られてきた調理器具を取りに行くことにした。
水の中に青いインクを一滴落としたような薄青の空の下、学生たちがごった返すように集まっている。昼食を後回しにしたのは呉宇軒たちだけでなく、同じように考えて荷物を受け取りに来た生徒たちが列を成していた。
人で混み合う荷物置き場で順番待ちしていると、近くに停まった黒の乗用車からさっき別れたばかりの李浩然が降りてきた。こんなに早く再会することになるとは。
彼は列の中からすぐに二人を見つけて元へ駆け寄ってくると、呉宇軒を腕の中に引っ張り込んで言った。
「阿軒、叔父に頼んで車を出してもらった。寮まで送ってくれるって」
「やった! さすが然然、ありがとな」
急に居なくなったのはこの為だったのか、とほっとする。気の利く幼馴染が何か言いたそうに顔を近付けてきたので、呉宇軒は彼の頬にちゅっとキスをしてやった。
最近の彼は、お礼の代わりにこれをねだってくるのだ。されるのは恥ずかしいが、自分からする分には気にならないので、呉宇軒は感謝の気持ちを込めてもう一回口付けた。
「よくここが分かったな」
連絡も無しに現れた幼馴染に驚きの眼差しを向ける。荷物のことは一度も話題に出していなかったのに、彼は見事に居場所を突き止めた。一体どんな魔法を使ったのだろう。
「前にも言っただろう? 君の考える事ならよく分かる。桑陽、君もうちの車に乗って行くといい」
どこか得意げに言うと、李浩然は謝桑陽にも声をかけた。
「僕まで良いんですか!? ありがとうございます!」
そう経たないうちに順番が回ってきて、大きな段ボールを受け取った三人は待っている車の荷台に詰め込んでいく。調理器具や小さなコンロが入った呉宇軒の段ボールは重かったが、謝桑陽のものも負けないくらいに重くて大きく、李浩然が運ぶのを手伝っていた。
「お前の、やけに重いけど中に何が入ってるんだ?」
「ミシンと手芸道具です。あと、仮装大会で使う布の一部を実家から取り寄せたので」
謝桑陽の祖母は手芸店を営んでいて、大学で買うのと同じくらい安く布が手に入るのだと教えてくれた。彼の手先が器用なのは、きっと幼少期から裁縫に触れる機会が多かったからなのだろう。
幼馴染の隣がいいと我儘を言う李浩然を助手席に押し込み、車を出してもらう。車に乗ると寮まではあっという間で、すぐにお馴染みの光景が見えてきた。
寮の入り口にはちょうど良いことに高進が居て、近付いてくる車に何事かと不審な目を向けているのが窓越しに見える。
「高進、いいとこに来たな! 荷物運ぶから扉開けてて!」
呉宇軒が車から顔を出すと、彼は知り合いだったかとほっとして頷いた。人手が四人に増えたことで荷下ろしはずっと楽になる。重い段ボールを抱えたまま、謝桑陽は丁寧にお礼を言った。
「送ってくださってありがとうございました!」
「李先生は寄ってかないの?」
呉宇軒が車に乗ったままの李先生に尋ねると、彼は残念そうに口を開いた。
「まだやる事があってな。今度みんなでうちに遊びに来るといい」
李先生は人見知りの甥っ子に友人ができて嬉しいらしい。小さな頃から人と関わりたがらない李浩然を心配していたので、彼が友人と話しているのを見て、運転中もずっとニコニコしていた。
重い荷物を部屋まで運ぶと、一人で待っていた呂子星が扉を開けて出迎えてくれる。王茗はサークルに呼ばれて出払っているらしく、彼は一人で待っていてくれた。
「お前らが買った椅子来てたぞ」
寮に入ってすぐの時に注文していたものだ。届くのを心待ちにしていた呉宇軒は荷物をどさりと床に下ろし、ご機嫌で椅子の入った段ボールを開けた。
組み立て式のものを買ったので、椅子らしからぬ平たい板のような段ボールに入っていて、ビニールの包みを引き剥がすと真新しい木の香りがした。
五人がかりで組み立てると思いの外早く終わり、早速部屋にある年季の入った長テーブルにセットする。色はたくさん選べたが、王茗と呉宇軒が赤推しだったので多数決で赤に決まった。
鮮やかな赤いレザーの椅子が来たことで、ようやく長テーブルが休憩場所らしくなる。今まで机用の椅子を使っていたので、これでやっと急な来客があっても安心だ。
「クッションふかふかで座り心地がいい。さすが浩然が選んだだけあるな!」
一番乗りして座った呉宇軒は、椅子の座り心地の良さにうっとりした。柔らかなクッションが尻を包んでくれて、何時間でも座っていられる。幼馴染の審美眼は確かだ。
「お礼は?」
自分が一番使うだろうからと、支払いは李浩然がしてくれていた。期待の眼差しを向けてきた幼馴染に、呉宇軒は小さく吹き出すと、子どもの我儘に付き合うようにはいはい、と言って頬に口付ける。それから名残惜しい気持ちでふかふかの椅子から立ち上がり、調理器具を片付けるために大きな段ボールを開いた。
「随分たくさん持ってきたな」
横から覗き込んできた呂子星が、鍋やフライパンの多さに呆れた声を出す。大人数にも対応できるように大小様々な大きさの鍋を入れていた為、一つ一つ取り出すのは大変だ。隣では高進が謝桑陽の荷解きを手伝っていて、だんだん周りが散らかってきた。
電気コンロとガスコンロをセットして、限られた収納スペースにどう調理器具をしまおうか頭を悩ませていると、後からやって来た李浩然が視線を上に向けた。
「上の棚に何か引っ掛けられないか?」
「うーん……引っ掛けるなら一から作らないと無理かも」
寮で調理する前提で作られていないため、狭い空間に食器を置くスペースも確保しなければならず、持ってきたものを全てしまうのはなかなか難しい。二人で頭を捻って考えたものの、いくつかの小さな鍋は上の台に置いておくことにしてようやく落ち着いた。
「これで俺の聖域は完成だな!」
調味料の棚までセットして、共有キッチンは呉宇軒が占拠している状態だ。どのみち誰も使わないので文句は無いだろう。
座り心地のいい椅子で一息吐こうとご機嫌で戻ろうとすると、李浩然が腕を掴んで引き止めてきた。
「なんだよ、まだ何か──」
すらりと長い指先が、静かにと言うように呉宇軒の唇に触れる。李浩然は何事かと訝しむ幼馴染を洗面台の方へ押しやると、自らの体で進路を塞いだ。
隅っこの方に押しやられ、呉宇軒は唐突に気付いた。この場所はちょうど、ルームメイトたちの居る部屋から死角になっている。
なんとなくこの先が予想できていた呉宇軒は、幼馴染の端正な顔が間近に迫ってきて、やっぱりと思うと同時に心臓がきゅっと鷲掴みにされたような気持ちになった。
思わずきつく目を閉じると、頬にしっとりとした柔らかいものが触れる。二度三度と繰り返される度に、心臓が早鐘のようになり居ても立っても居られなくなる。
「阿軒」
呼び声は秘めやかに響き、呉宇軒は導かれるようにゆっくりと目を開いた。
長いまつ毛に縁取られた瞳には、どこか緊張した面持ちの自分の顔が映っている。それが楽しげに細められ、滑らかな手のひらが頬を撫でた。
いつもとは違う妖しげな雰囲気に息を呑む。触れられた所が敏感になって、背筋がゾワゾワした。
これは不味い。なにが何だか分からないけど、とにかく不味い。
「浩然、いつもの可愛い然然に戻って?」
可愛らしくそう言えば普段ならお願いを聞いてくれるのに、今日の李浩然は違った。彼は真っ直ぐな瞳で幼馴染を見つめると、挑発するような冷たい声で言った。
「嫌だと言ったら?」
そこにはいつも優しい彼の面影はなく、射抜くような眼差しに瞬きすら忘れて見入ってしまう。心の奥を激しく揺さぶられるような例えようのない感覚に支配され、呉宇軒はくらくらと眩暈がして立っていられなくなった。
とん、と壁にもたれ掛かると、李浩然が足の間に膝を割り入れてくる。ただでさえ動けない状況だったのに、隅に追い込まれた呉宇軒はたったそれだけで身動きが取れなくなった。
何か言わなければ、と混乱する頭で考えたものの、いい案が思い浮かばない。幼馴染を隅に捕らえた李浩然は、どう料理してやろうかと言うように見下ろしてきていて、簡単には解放してくれなさそうだ。
「……む、向こうに戻ろ?」
おずおずと促すと、呉宇軒は退いてくれるように祈りながら幼馴染の胸をそっと押した。ところが李浩然は彼の手首を掴み上げ、壁に縫い付けてしまった。
どんどん抜け出すのが困難になってきて、呉宇軒はどうしたら良いか分からなくて途方に暮れる。手を振り払いたいのに、彼の掴む力はいつになく強く、蔓のように絡みつく指は解けそうにない。そして痛いほどきつく締め上げられているというのに、呉宇軒の胸は未だかつてないほどときめいていた。
思わずもっと、と口から零れ出そうになるも、それに被るようにして不意に二人を呼ぶ呂子星の声が聞こえてきた。
「お前ら昼食わねぇのか? さっさと注文するぞ!」
たった今まで二人以外は誰も居ないのではと思うほど静かに思えた空間に音が戻ってくる。李浩然が身を離したことで手首も解放され、呉宇軒は壁にもたれたままずるずるとその場にしゃがみ込んだ。あまりにも強く掴まれていたせいで手が痺れている。
立たせようと手を差し伸べてきた李浩然は、いつもの優しい幼馴染に戻っていた。
「すぐ行くから、先行ってて」
まともに顔が見れなくて、呉宇軒は手をひらひらさせて彼を追い払った。
躊躇いがちに足音が去っていき、ようやく息を吐く。自分が言おうとしていた言葉を思い出し、呉宇軒は叫びたいほど恥ずかしい気持ちになった。
もっとってなんだよ!と心の中で突っ込むも、どうして自分がそう言おうと思ったのか、続く言葉がなんだったのかすら、もう思い出せない。まだ痺れの残る手で胸を押さえると、煩いほど高鳴る鼓動が伝わってきた。
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