憧れの職業

餡脳(unknow)

文字の大きさ
上 下
1 / 1
日常編

日常的な会話

しおりを挟む
A「ねえねえ、ママ。」

B「どうしたの?」

A「ぼくね、大人になったらパパみたいになりたい。」

B「どうして?」

A「パパはいつでも家に居て守ってくれてるし、悪いやつだって今までたくさん倒してるんだよ。」

B「・・・。」

A「ぼくもパパみたいになれるかな。」

B「やめときなさい。」

A「え?」

B「あれは、ひきこもりっていうの。悪いやつを倒してるのも、ゲームの中だけでしょ。」

A「あぁ、そうだよ。僕は父さんのような立派な自宅警備員になりたいのさ。」

B「・・・。はぁ、そんなこと言ってないで、早く次の職業探しなさい。あんたもう、27でしょ。」
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

ナルシスト

餡脳(unknow)
青春
ナルシスト(?)なある男性のお話

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

天ヶ崎高校二年男子バレーボール部員本田稔、幼馴染に告白する。

山法師
青春
 四月も半ばの日の放課後のこと。  高校二年になったばかりの本田稔(ほんだみのる)は、幼馴染である中野晶(なかのあきら)を、空き教室に呼び出した。

おてんば市仲町商店街 なかまちなかまプロレス

ちひろ
青春
 みちのく三大名湯のひとつ、おてんば温泉で有名なおてんば市の中心部に位置する仲町商店街で、新たな闘いの炎が燃えあがった。その名も「なかまちなかまプロレス」。シャッター通りの片隅で、売れないブックカフェを営む女店主・千賀麻耶らが演じる女子プロレスごっこワールドを描いてみた。

ヤマびこ教科書

雨足怜
青春
ヤマびこ教科書。それはヤマを教えてくれる―― 友人の噂を否定する高峰だが、喋る教科書に出くわしてしまう。 魔が差して教科書を盗み出した高峰だが――

秘密のキス

廣瀬純一
青春
キスで体が入れ替わる高校生の男女の話

鷹鷲高校執事科

三石成
青春
経済社会が崩壊した後に、貴族制度が生まれた近未来。 東京都内に広大な敷地を持つ全寮制の鷹鷲高校には、貴族の子息が所属する帝王科と、そんな貴族に仕える、優秀な執事を育成するための執事科が設立されている。 物語の中心となるのは、鷹鷲高校男子部の三年生。 各々に悩みや望みを抱えた彼らは、高校三年生という貴重な一年間で、学校の行事や事件を通して、生涯の主人と執事を見つけていく。 表紙イラスト:燈実 黙(@off_the_lamp)

私の隣は、心が見えない男の子

舟渡あさひ
青春
人の心を五感で感じ取れる少女、人見一透。 隣の席の男子は九十九くん。一透は彼の心が上手く読み取れない。 二人はこの春から、同じクラスの高校生。 一透は九十九くんの心の様子が気になって、彼の観察を始めることにしました。 きっと彼が、私の求める答えを持っている。そう信じて。

処理中です...