ある令嬢と王子様の物語

王道の恋愛小説の世界観。
ヒロインの幸せだけが求められる物語の中で、死地に赴く婚約者を救いたい王子様の話。

歴代最高峰の“戦乙女(ワルキューレ)”であり侯爵家令嬢のシルビア、彼女は繰り返される物語の中で何度も死地に向かう。
しかし、何千何万と同じ日々を過ごす中、ある時を境に少しずつ変わる筈のない物語が変化していく。
何故ならば、彼女の婚約者であるヴィルフリート王太子が結末を変えようと一人孤独に抗っているからだった。


主要人物の中に悪い人は出てきません。
逆転ざまぁ、ハーレム要素などは一切なく、ただ真剣に、真摯に自分達の住む物語の世界と向き合うキャラクター達の話です。転生者という存在が消えてしまった後のストーリーで、作中には登場しません。

誤字脱字、誤用等の加筆修正は見つけ次第行います。ご了承ください。
・あらすじの方追記しました。
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