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第一章 始まりの館
Chapter84 秋の味覚の誘惑
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星の日はどこも休みだが、露店や屋台はやっていた。
足りない果物やナッツなどを買っていたら、カカオを見付けた。
「…一つ50Gかぁ~…」
さすがに高い。
アルシャインが呟いてキョロキョロしていると、ティナジゼルがアルシャインの手を握って言う。
「ねえねえアイシャママ…あのトゲトゲの…おじさんが〝おいしいよー〟って売ってるの…なぁに?」
「ん?…ああ!」
アルシャインはその方向を見て笑顔になり、ティナジゼルと共にその露店に行く。
そこでは大量のイガ栗が売っていた。
「これはね、中に木の実が入っているのよ。おじさん!これイガは取ってくれるのかしら?」
「いらっしゃい!ご希望なら取るよ」
そこにアルベルティーナやマリアンナ、ルーベンスやルベルジュノーが寄ってくる。
「なにこれ…いてて!持てないよ!」
ルベルジュノーが持とうとしてイガに刺され、驚いて手を振る。
「大丈夫か?これは盗難防止の為にイガごと並べてるのさ。それで、どのくらい買うんだいお嬢さん」
「そうね…1キロで4百Gか~中々するわね…甘いの?」
「ウチの栗は国一番の甘さだよ!」
「東南から来てるの?」
「東北だよ!季節が早いからね、すぐに熟すんだよ」
「一つ味見させて?」
「生で食べるのかい?!…ここでは初めてだな…よし、待ってな!」
そう言うと、おじさんはイガを取って中の丸々とした栗を取り出し、器用にナイフで皮を向いてアルシャインに差し出した。
「どうぞ!」
「ありがとう!」
アルシャインはそれを受け取って色味をじっと見つめてからかじってみる。
「ん、これいいわね!確かに甘さがあるわ!」
「ナージィも!」
ティナジゼルが手を伸ばすので、アルシャインは少しちぎって渡す。
「これはね、煮たり焼いたりすると、とーっても甘くて美味しくなるのよ!生だから少しだけね」
そう言い、寄ってきたみんなに分ける。
「随分たくさん兄弟がいるんだな」
それには笑顔で応えて、アルシャインはカシアンを見てから話す。
「10キロ買うから3千にまけて!」
「ええ?!…あ!もしかして街で噂の孤児院宿の…?!」
「金の羊亭よ!」
笑顔でマリアンナが答える。
するとおじさんは苦笑してから頷いた。
「さっきのバザーでのマンジュウ、美味かったよ!良し、3千で売ろう!そこの兄ちゃん達、イガを取るのを手伝ってくれ」
「ありがとうおじさん!」
みんなは笑顔でお礼を言い、男子達がイガを取る手伝いをする。
「僕のおやつの緑マンジュウあげるから、少しオマケしてくれない?」
クリストフがそう言ってカバンに大切にしまっていた緑マンジュウを紙袋から出すと、メルヒオールも背負っていたバックパックから紙袋を取り出す。
「僕も黒マンジュウあげるよ。アイシャママはオマケしてもらうと喜ぶから…」
その2人に感動して、アルシャインより先におじさんがそのマンジュウを台に置いてから2人を抱き締めた。
「なんて優しいんだ!オマケするとも!君達、いつも頑張って料理を売ったりしてるんだってな…よーし任せとけ!…このマンジュウは魅力的だが貰えないよ。これは君達の大切な宝物だ」
おじさんはマンジュウを返してから、張り切ってイガを取っていく。
2人は戸惑いながらもマンジュウをしまって、それを手伝った。
クリストフとメルヒオールのお陰で、栗が5キロもオマケで付いてきた。
「こんなにいいの?」
アルシャインが戸惑いながら聞くと、おじさんは笑顔で言う。
「これが美味い菓子に変わるなら安いもんさ!あんたのトコの評判は聞いてるよ…この国で一番美味い料理と菓子を出してるってね!食べに行くから、たくさん美味いモンにしてくれよ!」
「ええ!ありがとうおじさん!きっとまた買いに来るわね!」
アルシャインは笑顔で言い、みんなと一緒に栗を荷馬車に運んだ。
荷馬車はすでに秋の果物でいっぱいだ。
荷物番で残っていたリュカシオンが呆れて言う。
「こんなに入る?!」
「だって誘惑が多いのよ…柿も梨もイチジクもジャムとタルトにいいし…あそこのプルーンにパッションフルーツにドラゴンフルーツも欲しいし…」
困りながらも、アルシャインはまだ露店を見ている。
「待った!買うなとは言わないから、今度はマスターがチビ達と留守番してて!ディナーを選んでくるから!ノア、ジュドー、行こう!」
そうリュカシオンが言うと、ノアセルジオとルベルジュノーが笑って頷いて共に走っていった。
「チビ達とは失礼ね」
そう言いながらマリアンナがクリストフと共に荷馬車の中の整理をする。
「そうだ!カシアン、ちょっと買いに行ってきてよ!」
「…プルーンとパッションフルーツとドラゴンフルーツ?」
「あとね、さつまいも!!果物は2キロで、さつまいもは10キロ!」
「……レアム、ルース、ナリス、大至急行くぞ!これ以上増えないようにな!」
そうカシアンが言い、レオリアムとルーベンスとフィナアリスがプルーンとパッションフルーツとドラゴンフルーツとさつまいもを買いに走った。
「あとはね~…」
そう呟くと、ユスヘルディナが止めに入る。
「アイシャママ、荷馬車が潰れちゃうわよ!」
「だって~…」
「ほら、お野菜なら明日、キースさんが運んできてくれるじゃない!」
「ナスとかほうれん草とかね。…あそこのキノコ見たいな…」
そう言う姿は自分達よりも子供のように見える。
するとマリアンナとアルベルティーナとユスヘルディナとリナメイシーがコクコクと頷き合う。
そして小声で話す。
(誰が行く?)とリナメイシー。
(あたしとアンヌで行くわ。少しでいいよね?)とアルベルティーナ。
頷き合って、アルベルティーナとマリアンナは後ろから出ていく。
少し経つと、2人が紙袋に様々なキノコを買ってきた。
「アイシャママ!色んなキノコを混ぜて売ってたよ!」
ティナジゼルが笑顔で言って見せると、アルシャインはたちまち笑顔になってキノコを見た。
「美味しそう~!キノコとほうれん草のクリームパスタに、ピッツァにも入れたいし、スープにもいいし…魚とキノコのムニエルとかいいなぁ~!」
なんだか聞いていて美味しそうだ。
そこにカシアン達やリュカシオン達が戻ってきたので、アルシャインがキノコを買いに飛び出していった。
「おい!まだあるのか?!」
カシアンが驚きながら付いていく。
大量のキノコも買って、荷馬車に座るスペースが無くなり、みんなで荷馬車の側を歩いて帰った。
足りない果物やナッツなどを買っていたら、カカオを見付けた。
「…一つ50Gかぁ~…」
さすがに高い。
アルシャインが呟いてキョロキョロしていると、ティナジゼルがアルシャインの手を握って言う。
「ねえねえアイシャママ…あのトゲトゲの…おじさんが〝おいしいよー〟って売ってるの…なぁに?」
「ん?…ああ!」
アルシャインはその方向を見て笑顔になり、ティナジゼルと共にその露店に行く。
そこでは大量のイガ栗が売っていた。
「これはね、中に木の実が入っているのよ。おじさん!これイガは取ってくれるのかしら?」
「いらっしゃい!ご希望なら取るよ」
そこにアルベルティーナやマリアンナ、ルーベンスやルベルジュノーが寄ってくる。
「なにこれ…いてて!持てないよ!」
ルベルジュノーが持とうとしてイガに刺され、驚いて手を振る。
「大丈夫か?これは盗難防止の為にイガごと並べてるのさ。それで、どのくらい買うんだいお嬢さん」
「そうね…1キロで4百Gか~中々するわね…甘いの?」
「ウチの栗は国一番の甘さだよ!」
「東南から来てるの?」
「東北だよ!季節が早いからね、すぐに熟すんだよ」
「一つ味見させて?」
「生で食べるのかい?!…ここでは初めてだな…よし、待ってな!」
そう言うと、おじさんはイガを取って中の丸々とした栗を取り出し、器用にナイフで皮を向いてアルシャインに差し出した。
「どうぞ!」
「ありがとう!」
アルシャインはそれを受け取って色味をじっと見つめてからかじってみる。
「ん、これいいわね!確かに甘さがあるわ!」
「ナージィも!」
ティナジゼルが手を伸ばすので、アルシャインは少しちぎって渡す。
「これはね、煮たり焼いたりすると、とーっても甘くて美味しくなるのよ!生だから少しだけね」
そう言い、寄ってきたみんなに分ける。
「随分たくさん兄弟がいるんだな」
それには笑顔で応えて、アルシャインはカシアンを見てから話す。
「10キロ買うから3千にまけて!」
「ええ?!…あ!もしかして街で噂の孤児院宿の…?!」
「金の羊亭よ!」
笑顔でマリアンナが答える。
するとおじさんは苦笑してから頷いた。
「さっきのバザーでのマンジュウ、美味かったよ!良し、3千で売ろう!そこの兄ちゃん達、イガを取るのを手伝ってくれ」
「ありがとうおじさん!」
みんなは笑顔でお礼を言い、男子達がイガを取る手伝いをする。
「僕のおやつの緑マンジュウあげるから、少しオマケしてくれない?」
クリストフがそう言ってカバンに大切にしまっていた緑マンジュウを紙袋から出すと、メルヒオールも背負っていたバックパックから紙袋を取り出す。
「僕も黒マンジュウあげるよ。アイシャママはオマケしてもらうと喜ぶから…」
その2人に感動して、アルシャインより先におじさんがそのマンジュウを台に置いてから2人を抱き締めた。
「なんて優しいんだ!オマケするとも!君達、いつも頑張って料理を売ったりしてるんだってな…よーし任せとけ!…このマンジュウは魅力的だが貰えないよ。これは君達の大切な宝物だ」
おじさんはマンジュウを返してから、張り切ってイガを取っていく。
2人は戸惑いながらもマンジュウをしまって、それを手伝った。
クリストフとメルヒオールのお陰で、栗が5キロもオマケで付いてきた。
「こんなにいいの?」
アルシャインが戸惑いながら聞くと、おじさんは笑顔で言う。
「これが美味い菓子に変わるなら安いもんさ!あんたのトコの評判は聞いてるよ…この国で一番美味い料理と菓子を出してるってね!食べに行くから、たくさん美味いモンにしてくれよ!」
「ええ!ありがとうおじさん!きっとまた買いに来るわね!」
アルシャインは笑顔で言い、みんなと一緒に栗を荷馬車に運んだ。
荷馬車はすでに秋の果物でいっぱいだ。
荷物番で残っていたリュカシオンが呆れて言う。
「こんなに入る?!」
「だって誘惑が多いのよ…柿も梨もイチジクもジャムとタルトにいいし…あそこのプルーンにパッションフルーツにドラゴンフルーツも欲しいし…」
困りながらも、アルシャインはまだ露店を見ている。
「待った!買うなとは言わないから、今度はマスターがチビ達と留守番してて!ディナーを選んでくるから!ノア、ジュドー、行こう!」
そうリュカシオンが言うと、ノアセルジオとルベルジュノーが笑って頷いて共に走っていった。
「チビ達とは失礼ね」
そう言いながらマリアンナがクリストフと共に荷馬車の中の整理をする。
「そうだ!カシアン、ちょっと買いに行ってきてよ!」
「…プルーンとパッションフルーツとドラゴンフルーツ?」
「あとね、さつまいも!!果物は2キロで、さつまいもは10キロ!」
「……レアム、ルース、ナリス、大至急行くぞ!これ以上増えないようにな!」
そうカシアンが言い、レオリアムとルーベンスとフィナアリスがプルーンとパッションフルーツとドラゴンフルーツとさつまいもを買いに走った。
「あとはね~…」
そう呟くと、ユスヘルディナが止めに入る。
「アイシャママ、荷馬車が潰れちゃうわよ!」
「だって~…」
「ほら、お野菜なら明日、キースさんが運んできてくれるじゃない!」
「ナスとかほうれん草とかね。…あそこのキノコ見たいな…」
そう言う姿は自分達よりも子供のように見える。
するとマリアンナとアルベルティーナとユスヘルディナとリナメイシーがコクコクと頷き合う。
そして小声で話す。
(誰が行く?)とリナメイシー。
(あたしとアンヌで行くわ。少しでいいよね?)とアルベルティーナ。
頷き合って、アルベルティーナとマリアンナは後ろから出ていく。
少し経つと、2人が紙袋に様々なキノコを買ってきた。
「アイシャママ!色んなキノコを混ぜて売ってたよ!」
ティナジゼルが笑顔で言って見せると、アルシャインはたちまち笑顔になってキノコを見た。
「美味しそう~!キノコとほうれん草のクリームパスタに、ピッツァにも入れたいし、スープにもいいし…魚とキノコのムニエルとかいいなぁ~!」
なんだか聞いていて美味しそうだ。
そこにカシアン達やリュカシオン達が戻ってきたので、アルシャインがキノコを買いに飛び出していった。
「おい!まだあるのか?!」
カシアンが驚きながら付いていく。
大量のキノコも買って、荷馬車に座るスペースが無くなり、みんなで荷馬車の側を歩いて帰った。
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