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第一章 始まりの館
Chapter11 ひと月
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あれから一ヶ月が過ぎた。
ベッドとサイドテーブル、テーブルと椅子そしてクローゼットは各部屋に設置されて、みんなが一部屋ずつに暮らせるようになった。
クッションやぬいぐるみなども置かれた。
ダイニングのテーブルと椅子のセットも4組に増えて、カウンター席も作った。
もう立派な宿屋だ。
朝は起きたら交代で水やりと雑草取りと動物の世話をする。
手を綺麗にしてからジャガイモの皮むきかミュージの乳搾りをして、お客さんと一緒に朝ご飯を食べる。
お客さんが旅立ったら、掃除をする。
少し前くらいから、街の方からランチを食べに来る人が現れ出したので、そういうお客さんには食事だけ提供した。
常連は綿売りのおじさんと野菜売りの夫婦だ。
「今日のスープはシチューか!ミュージのミルクは美味いね!」
綿売りのおじさんが言い、アルベルティーナが笑って言う。
「アイシャママ特製シチューよ!」
「パンはいかが?1Gよ」とマリアンナが売り込む。
「アップルパイもいかが?2Gよ」
リナメイシーがティナジゼルと共に売り込む。
「もちろんもらうよ!」
おじさんと夫婦は毎日そうして買ってくれる。
そこに、表の看板を見た旅人が入ってきた。
「部屋はあるかい?」
「ええ、ありますよ」
アルシャインがコーヒーを淹れながら言うと、フワリといい香りが立ち込める。
「…その前に、コーヒーは幾ら?」
旅人が思わずカウンターに座って聞く。
「コーヒーは一杯2Gです」
「安いな!街だと5Gはするのに…」
「コーヒーが安く仕入れられるから、安く提供出来るんですよ」
そう言いアルシャインがコーヒーを出す。
旅人はコーヒーを飲みながらキョロっと店内を見回してメニューを見つける。
一泊5G
パン一つ1G
日替わりスープ一杯1G
コーヒー一杯2G
紅茶一杯2G
角ウサギのステーキ5G
日替わりパスタ2G
ソーセージ2個4G。
アップルパイ2G
ミートパイ3G
「…どれも安いな…これで成り立つのかい?」
思わず旅人が聞いた。
「そう思ったら、チップを弾めばいいのさ」
野菜売りのおじさんが言い、代金を置いて妻と出ていく。
「ありがとうございましたー!」
元気よくみんなが言った。
「なる程、ここは活気が溢れてるな」
外を見れば、花が咲いていて道が整っている。
旅人は部屋を案内して貰ってから外を散歩して、ガゼボらしき場所のベンチに座ってゆったりとした時間を過ごす。
アルシャインは庭で眠っている3人の旅人達を見つめて言う。
「リーナ、ナージィ、お勉強の後で庭で寝てる人を起こしてあげてね」
「はーい!」
とリナメイシーとティナジゼルが答えてクリストフ、マリアンナと共に木の単語表で勉強をした。
その間にアルシャインは新しいミートパイを焼いておく。
今日は夜に5人のディナーの予約が入っているのだ。
「ジュドー、リンゴとジャガイモ持ってきて~」
「今夜はカレー?」
そう聞くと、みんなが集まってくる。
「カレー?!」とクリストフ。
「ええカレーよ」
「やったぁ!」
とみんながはしゃいだ。
「あらみんな、お勉強は?いち、にのさんしで何が出る?」
歌遊びをすると、マリアンナが答える。
「鳥とバナナ!」
「バナナなの!それは美味しそうね!」
〝何が出る〟と聞いたら生き物と食べ物を答える遊びで、アルシャインが考えた物だ。
「はい、いちにのさんしで何が出る?」
「カメとリンゴ!」とクリストフ。
「ふふ、カメさんはリンゴ好きかしら」
アルシャインが笑っていると、街から来た布屋の店員さんが2人入ってくる。
「いらっしゃいませー!」
みんなで言って、カウンターに集まった。
「ミートパイとコーヒーを」と男性。
「パスタとアップルパイと紅茶でお願い」と女性。
2人はたまに来て、布の話をしながらランチを食べに来る。
クリストフがミートパイを運んで、マリアンナがアップルパイを運んだ。
今日のパスタはミートパスタだ。
アルシャインが作っている間に、ティナジゼルとリナメイシーが外で雑草取りをしていたアルベルティーナと共にお客さんを起こしに行く。
「お客さん、風邪引くよ?」
ティナジゼルがゆさゆさと体を揺すると、旅人は目を覚まして震える。
「おお、ありがとう。体が冷えたな…」
そう言い中に入ってコーヒーを頼んだ。
他の2人もコーヒーや紅茶を頼む。
すると狩りから帰ってきたノアセルジオがコーヒーを淹れて、りんごを取ってきたレオリアムが紅茶を淹れる。
みんなすっかりこの暮らしに馴染んでいた。
ディナーは賑やかで大忙しだった。
みんながカレーを注文すると分かっていたので、大鍋で煮ていたので良かった。
ノアセルジオとルベルジュノーとアルベルティーナとマリアンナとレオリアムが配膳などを手伝い、食材も切る。
リナメイシーとティナジゼルとクリストフは先に夕飯を済ませて、終わった順にアルシャインが作った〝お守り匂い袋〟をお土産として売り込む。
「お守り一つ3Gですよ、いかがですか?」
毎日手作りなので色も形も違うが、持っているとお守りになると評判ですぐに売り切れた。
お客さんも帰り、旅人達も部屋に入った後で、ルベルジュノーが水を飲みながら言う。
「アイシャ…まずい気がする」
「ん?」
「あのお守りさ…持って狩りに行った時に、怪我したんだけど…後で見たら治ってたんだよ」
と耳打ちした。
「…あら~…」
「あらーじゃないよ…どうする?」
ルベルジュノーは真剣だ。
もしも神聖力が戻ったら、アルシャインは連れて行かれてしまうのだから。
そこにノアセルジオもやってきた。
「アイシャ、国は移れない?」
「そうね…」
5メートル程先はもう隣国なのだ。
果樹園と廃材置き場は隣国なのだから。
しかし、館がない…。
「すぐ側に移れたらいいわねー…」
そう言ってため息をついた。
それを穀物倉で聞いていたカシアンが、何かを決意してヒョイと顔を出す。
「アイシャ」
「きゃあビックリした…何?」
「俺、一度家に行ってくるから」
「あ、そう?気を付けてね…あ!帰りにトマトとトウモロコシを買ってきてね」
アルシャインが笑って言うので、カシアンも笑って頷いた。
ベッドとサイドテーブル、テーブルと椅子そしてクローゼットは各部屋に設置されて、みんなが一部屋ずつに暮らせるようになった。
クッションやぬいぐるみなども置かれた。
ダイニングのテーブルと椅子のセットも4組に増えて、カウンター席も作った。
もう立派な宿屋だ。
朝は起きたら交代で水やりと雑草取りと動物の世話をする。
手を綺麗にしてからジャガイモの皮むきかミュージの乳搾りをして、お客さんと一緒に朝ご飯を食べる。
お客さんが旅立ったら、掃除をする。
少し前くらいから、街の方からランチを食べに来る人が現れ出したので、そういうお客さんには食事だけ提供した。
常連は綿売りのおじさんと野菜売りの夫婦だ。
「今日のスープはシチューか!ミュージのミルクは美味いね!」
綿売りのおじさんが言い、アルベルティーナが笑って言う。
「アイシャママ特製シチューよ!」
「パンはいかが?1Gよ」とマリアンナが売り込む。
「アップルパイもいかが?2Gよ」
リナメイシーがティナジゼルと共に売り込む。
「もちろんもらうよ!」
おじさんと夫婦は毎日そうして買ってくれる。
そこに、表の看板を見た旅人が入ってきた。
「部屋はあるかい?」
「ええ、ありますよ」
アルシャインがコーヒーを淹れながら言うと、フワリといい香りが立ち込める。
「…その前に、コーヒーは幾ら?」
旅人が思わずカウンターに座って聞く。
「コーヒーは一杯2Gです」
「安いな!街だと5Gはするのに…」
「コーヒーが安く仕入れられるから、安く提供出来るんですよ」
そう言いアルシャインがコーヒーを出す。
旅人はコーヒーを飲みながらキョロっと店内を見回してメニューを見つける。
一泊5G
パン一つ1G
日替わりスープ一杯1G
コーヒー一杯2G
紅茶一杯2G
角ウサギのステーキ5G
日替わりパスタ2G
ソーセージ2個4G。
アップルパイ2G
ミートパイ3G
「…どれも安いな…これで成り立つのかい?」
思わず旅人が聞いた。
「そう思ったら、チップを弾めばいいのさ」
野菜売りのおじさんが言い、代金を置いて妻と出ていく。
「ありがとうございましたー!」
元気よくみんなが言った。
「なる程、ここは活気が溢れてるな」
外を見れば、花が咲いていて道が整っている。
旅人は部屋を案内して貰ってから外を散歩して、ガゼボらしき場所のベンチに座ってゆったりとした時間を過ごす。
アルシャインは庭で眠っている3人の旅人達を見つめて言う。
「リーナ、ナージィ、お勉強の後で庭で寝てる人を起こしてあげてね」
「はーい!」
とリナメイシーとティナジゼルが答えてクリストフ、マリアンナと共に木の単語表で勉強をした。
その間にアルシャインは新しいミートパイを焼いておく。
今日は夜に5人のディナーの予約が入っているのだ。
「ジュドー、リンゴとジャガイモ持ってきて~」
「今夜はカレー?」
そう聞くと、みんなが集まってくる。
「カレー?!」とクリストフ。
「ええカレーよ」
「やったぁ!」
とみんながはしゃいだ。
「あらみんな、お勉強は?いち、にのさんしで何が出る?」
歌遊びをすると、マリアンナが答える。
「鳥とバナナ!」
「バナナなの!それは美味しそうね!」
〝何が出る〟と聞いたら生き物と食べ物を答える遊びで、アルシャインが考えた物だ。
「はい、いちにのさんしで何が出る?」
「カメとリンゴ!」とクリストフ。
「ふふ、カメさんはリンゴ好きかしら」
アルシャインが笑っていると、街から来た布屋の店員さんが2人入ってくる。
「いらっしゃいませー!」
みんなで言って、カウンターに集まった。
「ミートパイとコーヒーを」と男性。
「パスタとアップルパイと紅茶でお願い」と女性。
2人はたまに来て、布の話をしながらランチを食べに来る。
クリストフがミートパイを運んで、マリアンナがアップルパイを運んだ。
今日のパスタはミートパスタだ。
アルシャインが作っている間に、ティナジゼルとリナメイシーが外で雑草取りをしていたアルベルティーナと共にお客さんを起こしに行く。
「お客さん、風邪引くよ?」
ティナジゼルがゆさゆさと体を揺すると、旅人は目を覚まして震える。
「おお、ありがとう。体が冷えたな…」
そう言い中に入ってコーヒーを頼んだ。
他の2人もコーヒーや紅茶を頼む。
すると狩りから帰ってきたノアセルジオがコーヒーを淹れて、りんごを取ってきたレオリアムが紅茶を淹れる。
みんなすっかりこの暮らしに馴染んでいた。
ディナーは賑やかで大忙しだった。
みんながカレーを注文すると分かっていたので、大鍋で煮ていたので良かった。
ノアセルジオとルベルジュノーとアルベルティーナとマリアンナとレオリアムが配膳などを手伝い、食材も切る。
リナメイシーとティナジゼルとクリストフは先に夕飯を済ませて、終わった順にアルシャインが作った〝お守り匂い袋〟をお土産として売り込む。
「お守り一つ3Gですよ、いかがですか?」
毎日手作りなので色も形も違うが、持っているとお守りになると評判ですぐに売り切れた。
お客さんも帰り、旅人達も部屋に入った後で、ルベルジュノーが水を飲みながら言う。
「アイシャ…まずい気がする」
「ん?」
「あのお守りさ…持って狩りに行った時に、怪我したんだけど…後で見たら治ってたんだよ」
と耳打ちした。
「…あら~…」
「あらーじゃないよ…どうする?」
ルベルジュノーは真剣だ。
もしも神聖力が戻ったら、アルシャインは連れて行かれてしまうのだから。
そこにノアセルジオもやってきた。
「アイシャ、国は移れない?」
「そうね…」
5メートル程先はもう隣国なのだ。
果樹園と廃材置き場は隣国なのだから。
しかし、館がない…。
「すぐ側に移れたらいいわねー…」
そう言ってため息をついた。
それを穀物倉で聞いていたカシアンが、何かを決意してヒョイと顔を出す。
「アイシャ」
「きゃあビックリした…何?」
「俺、一度家に行ってくるから」
「あ、そう?気を付けてね…あ!帰りにトマトとトウモロコシを買ってきてね」
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