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4.仰天発言
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明日は建国記念日だ、この王様のご先祖様がこの国に降り立ち、ありがた~い不思議な力の下でこの国を治めたっという昔話の始まりの日をお祝いするのだ。
「うん、そこでね僕は来年退位することを発表しようと思うんだよ!
そしてジョン君に次の王様になってほしいんだよね」
王様の言葉に目を剥く……えっ?僕は側室なんだよね?
王様の仰天発言に理解が追いつかない!
ダークさんが小さくため息をつくと、諸々の書類を用意して渡される
王様の仕事の概要とか、注意点とか……
違う!絶対にこんな事務的に受けちゃいけないことだよね?
「ちょっと待ってくださいよ!
僕は側室になるためにココにいるんですよね?
なんで王様に?っていうか血は?血は一滴も繋がってないですよね?」
「あぁそれならこの書類で繋がってることになるから大丈夫!
ちなみにダークがジョン君のお母さんね?
ダークの側室の時に産んだってことになってるから」
ちょっと待って!側室の時ってなに?
ダークさんは側室だったの?
っというかダークさんは先ず男だよね?
というか血は絶対に書類じゃ繋がらない!何をする気なの?
「ジョン君が王様になってくれたら、やっと僕の夢が叶うよ……
ふふっやっとこの国から我が王家を消せるよ」
そこから話された王様の話は、王様がしてくれるどの寝物語より悲しくて…
僕の胸を苦しくさせた
「うん、そこでね僕は来年退位することを発表しようと思うんだよ!
そしてジョン君に次の王様になってほしいんだよね」
王様の言葉に目を剥く……えっ?僕は側室なんだよね?
王様の仰天発言に理解が追いつかない!
ダークさんが小さくため息をつくと、諸々の書類を用意して渡される
王様の仕事の概要とか、注意点とか……
違う!絶対にこんな事務的に受けちゃいけないことだよね?
「ちょっと待ってくださいよ!
僕は側室になるためにココにいるんですよね?
なんで王様に?っていうか血は?血は一滴も繋がってないですよね?」
「あぁそれならこの書類で繋がってることになるから大丈夫!
ちなみにダークがジョン君のお母さんね?
ダークの側室の時に産んだってことになってるから」
ちょっと待って!側室の時ってなに?
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っというかダークさんは先ず男だよね?
というか血は絶対に書類じゃ繋がらない!何をする気なの?
「ジョン君が王様になってくれたら、やっと僕の夢が叶うよ……
ふふっやっとこの国から我が王家を消せるよ」
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