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12.バレました
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「えっと……アキラ?
あのね…今日はね……?」
これは今日、元カノのところに行ったことがバレている?
確かに元カノに会いに行ったら怒るよね?なんですぐにわかったんだ?
とりあえず部屋に通して、アキラの好きなホットミルクとか出してみる。
蜂蜜多めにして出してみるけど…
「元カノの家に行ってたでしょ?
何?浮気?僕とはもう別れるの?
まだ二ヶ月も経ってないけど…」
「違うよ?浮気とかじゃなくて…本当に本当に違うから!アキラとは別れる気はないよ、だって半年は…お試し期間で……」
僕の言葉にみるみるとアキラの顔に悲しみが溢れていく。
ぐっと唇を噛み締めて、目には涙が溜まっていく…駄目だ、僕がアキラを泣かすなんて
「だっ…だったら、半年間くらい…僕だけを見てよ……浮気なんかしないでよ、元カノと何してたんだよ!手だって握ってたじゃん!」
あぁ…駄目だ、誤魔化しようがないところを見られてるし、もう本当にかっこ悪いから内緒にしておきたかったけど、さっさとごめんなさいしました。
これ以上アキラを泣かせるくらいならって、正直に話してごめんなさいをしました。
「だから、かっこ悪いんだけど…男同士のやり方がね、僕にはわからなかったんだよ、だからこっそり調べたかったの!
元カノさんはなんか男同士の漫画とか書いてる子だったから、詳しいと思ったの!だから、断じて浮気とかじゃないからね?」
みるみるアキラの顔が赤くなっていく、ダメ押しで貸してもらった漫画を差し出したら、本を開くとドチャーンっと噴火しそうなくらい真っ赤な顔になって即座に本をパタンッ!と閉じていった。
あの本の中身が気になるけど、とりあえず後でしっかりと熟読しよう!
「誤解させるようなことして、ごめんね
でも本当に、ぼくはアキラのこと恋人だって思ってるから…
アキラにもっと触れてみたいって思うから…」
アキラがしょんぼりっと俯いていく、きっともう怒ってないな、そしていつも僕を怒った後のアキラはいつも……
「僕こそ…ごめん、ジョンのこと信じられなかった。心配で家を出ていくジョンの後をつけたんだよ…そしたら元カノさんの家について、ずっと家の前で待ってたら……二人が手を握りあったりしてたから……僕っ……本当にごめん」
そう、アキラはいつも自己嫌悪になっちゃうんだ、明らかに僕が悪くても、アキラはすぐに自分を責めだしてしまう
「そんなことないよ、アキラに心配させるくらいなら最初から正直に言えばよかったんだ、僕がカッコつけるから悪かったんだよ?ごめんね」
優しく優しく抱きしめて、俯きながら震えてポロポロっと涙を落としていくアキラの背中を撫でていく。
「泣かないで…アキラは何も悪くないよ?僕が悪いんだからね…ほらっ、顔を上げてキスさせてよ」
「ふっ…うぅうぇ……ジョン、嫌いにならないでぇぇぅぅ……」
「なるわけないでしょ?
こんなに甘えん坊で泣き虫になっちゃうアキラを、嫌いになんかなるわけないでしょ?大好きだよ?」
そしていつもアキラが怒るとこの流れになるのだ、アキラは泣いちゃうと、いつも子供みたいになってしまう。
昔から大人っぽくて、僕以外にはちょっとツンってしてて、でも泣いちゃうとこんなに可愛いアキラ
他の人には見せたくなくて、僕が守るって决めたときから泣いちゃうといつもこうやって抱きしめていた。
グズグズっとなかなか泣きやめなくて、しゃくり上げだしちゃってるアキラを抱きしめて、僕の胸に顔を埋めてるから、こめかみやツムジとか届くところにキスを落として
「好きなんだよ……ジョンが、うっ…うえぇ……ジョンがずっと好きなんだよ……」
「うん、ありがとう、僕もアキラのこと大好きだよ」
可愛いアキラ、ずっと手の中にいて欲しいって思うから、僕の気持ちはきっともう決まってるけど…それでも、お試し期間は必要だと思うから…
もはや別れを決めるのは、僕じゃないアキラだよ?
あのね…今日はね……?」
これは今日、元カノのところに行ったことがバレている?
確かに元カノに会いに行ったら怒るよね?なんですぐにわかったんだ?
とりあえず部屋に通して、アキラの好きなホットミルクとか出してみる。
蜂蜜多めにして出してみるけど…
「元カノの家に行ってたでしょ?
何?浮気?僕とはもう別れるの?
まだ二ヶ月も経ってないけど…」
「違うよ?浮気とかじゃなくて…本当に本当に違うから!アキラとは別れる気はないよ、だって半年は…お試し期間で……」
僕の言葉にみるみるとアキラの顔に悲しみが溢れていく。
ぐっと唇を噛み締めて、目には涙が溜まっていく…駄目だ、僕がアキラを泣かすなんて
「だっ…だったら、半年間くらい…僕だけを見てよ……浮気なんかしないでよ、元カノと何してたんだよ!手だって握ってたじゃん!」
あぁ…駄目だ、誤魔化しようがないところを見られてるし、もう本当にかっこ悪いから内緒にしておきたかったけど、さっさとごめんなさいしました。
これ以上アキラを泣かせるくらいならって、正直に話してごめんなさいをしました。
「だから、かっこ悪いんだけど…男同士のやり方がね、僕にはわからなかったんだよ、だからこっそり調べたかったの!
元カノさんはなんか男同士の漫画とか書いてる子だったから、詳しいと思ったの!だから、断じて浮気とかじゃないからね?」
みるみるアキラの顔が赤くなっていく、ダメ押しで貸してもらった漫画を差し出したら、本を開くとドチャーンっと噴火しそうなくらい真っ赤な顔になって即座に本をパタンッ!と閉じていった。
あの本の中身が気になるけど、とりあえず後でしっかりと熟読しよう!
「誤解させるようなことして、ごめんね
でも本当に、ぼくはアキラのこと恋人だって思ってるから…
アキラにもっと触れてみたいって思うから…」
アキラがしょんぼりっと俯いていく、きっともう怒ってないな、そしていつも僕を怒った後のアキラはいつも……
「僕こそ…ごめん、ジョンのこと信じられなかった。心配で家を出ていくジョンの後をつけたんだよ…そしたら元カノさんの家について、ずっと家の前で待ってたら……二人が手を握りあったりしてたから……僕っ……本当にごめん」
そう、アキラはいつも自己嫌悪になっちゃうんだ、明らかに僕が悪くても、アキラはすぐに自分を責めだしてしまう
「そんなことないよ、アキラに心配させるくらいなら最初から正直に言えばよかったんだ、僕がカッコつけるから悪かったんだよ?ごめんね」
優しく優しく抱きしめて、俯きながら震えてポロポロっと涙を落としていくアキラの背中を撫でていく。
「泣かないで…アキラは何も悪くないよ?僕が悪いんだからね…ほらっ、顔を上げてキスさせてよ」
「ふっ…うぅうぇ……ジョン、嫌いにならないでぇぇぅぅ……」
「なるわけないでしょ?
こんなに甘えん坊で泣き虫になっちゃうアキラを、嫌いになんかなるわけないでしょ?大好きだよ?」
そしていつもアキラが怒るとこの流れになるのだ、アキラは泣いちゃうと、いつも子供みたいになってしまう。
昔から大人っぽくて、僕以外にはちょっとツンってしてて、でも泣いちゃうとこんなに可愛いアキラ
他の人には見せたくなくて、僕が守るって决めたときから泣いちゃうといつもこうやって抱きしめていた。
グズグズっとなかなか泣きやめなくて、しゃくり上げだしちゃってるアキラを抱きしめて、僕の胸に顔を埋めてるから、こめかみやツムジとか届くところにキスを落として
「好きなんだよ……ジョンが、うっ…うえぇ……ジョンがずっと好きなんだよ……」
「うん、ありがとう、僕もアキラのこと大好きだよ」
可愛いアキラ、ずっと手の中にいて欲しいって思うから、僕の気持ちはきっともう決まってるけど…それでも、お試し期間は必要だと思うから…
もはや別れを決めるのは、僕じゃないアキラだよ?
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