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第6章
聖女シスタ
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「お目にかかれて光栄です。ロザリアと申します。
以後よろしくお願いいたします。」
以前婚約したフランシス嬢が、聖女認定されなかっはたので婚約破棄になり、一週間とたたないうちに新しい婚約者が挨拶に訪れた。
聖女シスタは驚いた。
まずフランシス嬢が聖女になれなかったことに
婚約式の際にもシスタには見える、聖のオーラがでていたのだ。
表情は暗く、硬かったけど
人のためにしっかりと働いてくれるような子に見えたのに。
そして新しくきた聖女候補
もう認定はされているらしいが、シスタの目にはまったくそうは映らなかった。
聖のオーラなどまったく感じない、低俗で卑しい利己的に見える。これはいけない
すぐに部屋に戻り、王に進言をする。
「あの方はよくありません、この国を害しますわ。
なぜあのような方が聖女認定されたのですか?」
王は困った顔をしている
「しかし、シスタよ教会はそう認定したのだよ。
わしも前のフランシス嬢がなると思っていたのだが、あのロザリア嬢がされた。
ともにアリファント家の出なので、家柄はかわらないのだが、やはりシスタにはわかるのか?」
王にはオーラを見る力はない、しかし人をみる力には秀でている。王も何か感じたのだろう。
「なりません、我が国と神との繋がりを絶ちかねない方です。
そんなことになれば、どうなるか
どうにかできないのでしょうか?」
考えただけでも恐ろしい、神との繋がりをひしと感じるシスタだからこそ
以後よろしくお願いいたします。」
以前婚約したフランシス嬢が、聖女認定されなかっはたので婚約破棄になり、一週間とたたないうちに新しい婚約者が挨拶に訪れた。
聖女シスタは驚いた。
まずフランシス嬢が聖女になれなかったことに
婚約式の際にもシスタには見える、聖のオーラがでていたのだ。
表情は暗く、硬かったけど
人のためにしっかりと働いてくれるような子に見えたのに。
そして新しくきた聖女候補
もう認定はされているらしいが、シスタの目にはまったくそうは映らなかった。
聖のオーラなどまったく感じない、低俗で卑しい利己的に見える。これはいけない
すぐに部屋に戻り、王に進言をする。
「あの方はよくありません、この国を害しますわ。
なぜあのような方が聖女認定されたのですか?」
王は困った顔をしている
「しかし、シスタよ教会はそう認定したのだよ。
わしも前のフランシス嬢がなると思っていたのだが、あのロザリア嬢がされた。
ともにアリファント家の出なので、家柄はかわらないのだが、やはりシスタにはわかるのか?」
王にはオーラを見る力はない、しかし人をみる力には秀でている。王も何か感じたのだろう。
「なりません、我が国と神との繋がりを絶ちかねない方です。
そんなことになれば、どうなるか
どうにかできないのでしょうか?」
考えただけでも恐ろしい、神との繋がりをひしと感じるシスタだからこそ
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