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第4章
マリア婦人の秘密5(マリア婦人side)
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チョコマカと逃げてくれるおかげで、追い詰めるまでに時間がかかってしまった。
マリア婦人はフードの者たちと対峙している。
久しぶりの戦闘のため、手加減をする自信がない。
「さぁもう逃げられませんよ、私のハルバードの露に消えるか、大人しく投降するか決めていただきましょう」
よし、これで万が一やりすぎて死んでしまってもOKだ。
セバスチャンを見やれば、大斧を構えてはいるが手を出すつもりはない様子だ。
それでよいのです。
私の楽しみを奪わないでください。
おっと違いました、巻き添えでケガをさせてはいけませんからね
なにかゴチャゴチャ喋っていたが、5人とも剣が二人にに槍、ナイフが二人と戦闘態勢に入った。
馬から降りて、ハルバードを構える
自然に口角が上がる。
そう、投降なんてされたらつまらないですものねぇ
「アアアアァァ!」
一人が大振りに剣で切りかかってきた。
ハルバードを的確に振り上げ剣に交差させる。
ハルバードの長さによる遠心力で、剣ごと弾き飛ばし木にぶつける。
もう一人が槍で突進してきだが、振りきったハルバードの柄で喉を付いてやる。
「ごガホッ」
しばらく喋れないでしょうねぇ
もう一人の剣が、切りかかってきたがヒラリとよけて足を払ってやる
倒れそうになる所を、背中から柄で思いっきり叩きつけてやる。
「うぐっ」
そのまま足で踏んづけ、首元にハルバードをつきつけてやる。
もう二人はナイフを持ったまま、手が震えている。
たぶん非戦闘員なのだろう。
さっきのゴチャゴチャと話してたことから、たぶんこの者が重要人物だろう
「さぁどうされます?本当に露にしましょうかねぇ?」
マリア婦人はフードの者たちと対峙している。
久しぶりの戦闘のため、手加減をする自信がない。
「さぁもう逃げられませんよ、私のハルバードの露に消えるか、大人しく投降するか決めていただきましょう」
よし、これで万が一やりすぎて死んでしまってもOKだ。
セバスチャンを見やれば、大斧を構えてはいるが手を出すつもりはない様子だ。
それでよいのです。
私の楽しみを奪わないでください。
おっと違いました、巻き添えでケガをさせてはいけませんからね
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