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第4章
マリア婦人の秘密4(魔術師?side)
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「お待ちなさい!逃しませんよ、私のフランシスを不安にさせた罪、領土を呪うなどと言った罪、その身ををもって償いなさい!」
恐ろしい顔で、鎧を着ながら、馬を見事にさばき、いいとは言えない道をすごいスピードで走っている。
しかもハルバードを軽々と振り回し、枝をバッサバッサと切り捨てながら進んでくる。
「いやいやいや、ムリムリムリ、何あれ?鬼?悪魔?めちゃ怖い、早く逃げろ!お前はあっちにいけ分散して逃げるぞ」
「わかりました。なるべく敵をひきつけます。」
「そんなことしなくていい、とりあえず逃げ切ることを考えろ、アレはかなう気がしない、とにかく木々に紛れて逃げのびろ」
5人の黒フードが散り散りにに逃げていこうとするが、並走するように走っていた、初老の男が回り込むように走ってくる。
逃げられるのか?
恐怖しかない、なぜこうなった?ここの領民は大人しく信心深く、呪いや魔力などを怖がってくれていたのに。
どうして、こんなことに?
結局前方に初老の男性にまわりこまれ、挟み撃ちにされた。
「さぁもう逃げられませんよ、私のハルバードの露に消えるか、大人しく投降するか決めていただきましょう」
かなりやばい、投降しても公開処刑でもされそうだ。
「こうなれば私どもが、あの者を相手しているうちに、王子だけでもお逃げください」
「何をいう、もう我々は一心同体だ!散るときは共にだ」
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