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第2章
親子で芝刈り
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「お母様、我が家には書庫はありますか?」
フランシスはまだ照れをまぜながらマリア婦人を呼ぶ。
「えぇもちろんありますよ、後で案内してあげますからね」
そんなフランシスが可愛くてしかたないように、ニコニコ笑顔で、マリア婦人は答える
「あと広い場所が必要になるかもしれません。お庭を使ってもいいですか?」
それは少し悩まされた。
「あそこは草だらけになっているは、セバスチャンやメイドが馬車の通るところだけは除草してくれたけど」
「はい、ですから明日から私が少しずつでも除草していきたいと思います。」
何ということを言うのだろう。この子は…
本当に身を粉にしてくれようとしてくれている。
「わかりました。それなら私もお手伝いしますよ!二人で庭の草を抜きまくろうじゃない」
楽しそうにウィングをしながら、マリア婦人は返してくれる。
「はい、ありがとうございます。お母様と一緒なら除草すら楽しそうですは!」
そんな二人の計画‥をまだセバスチャンはしるよしもない。
家に帰り、遅めの昼ごはんを食べながらセバスチャンに話したところ、ひっくり返るように反対された。
「なりません、お二人はまがりなりにも貴族なのですよ?」
しかし二人はキョトンとした顔で言ってみせた。
「だって人手が足りないじゃないの?セバスチャンやメイドは家の仕事がたくさんあるは」
「お母様と一緒なら、草抜きもスポーツみたいに楽しいものになるは、新しいスポーツとして考案したらどうかしら?」
それはいいはね賛同するマリア婦人とフランシスを止められるものはいない。
セバスチャンは私がなんとかせねば、と心を燃やした
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セバスチャンは私がなんとかせねば、と心を燃やした
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