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201.朝チュン
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ベッドで横になるアキラさんを抱きしめていると、たまらない気持ちが溢れてくる……
アキラさんは僕の番だって実感はあるのに
それよりもアキラさんを守りたい加護欲が、アキラさんを絶対に離したくない征服欲が僕の中で溢れてくる。
番になるってもっと幸せな気持ちになるのだと思っていた…
もっと安心して、落ち着いた気持ちになるものだと
今の僕は番う前よりアキラさんに執着してる自分がいる、それでも…
アキラさんの瞳が薄っすらと開いて、まだ眠そうに何度か瞬くと、僕の存在を認識した瞬間に、すごく嬉しそうに細められて笑ったんだ……
もうそれだけで、胸が苦しいくらいの喜びと愛しさで溢れていって、自分の目が潤んでいくのを感じる
「ふふっ…おはよう、なんで番った朝に泣きそうな顔してるの?
僕は今、すごく幸せな気分だよ…
こんなに安心感があるなんて…産まれて初めてかもしれない
ジョン君が側にいてくれるだけで、何も怖くない気がする」
アキラさんが幸せそうに、気の抜けたようなへニョリっとした笑顔で僕に抱きついてくる。
「おはようございます。
僕…嬉しくて、なんだかアキラさんが愛しくて、愛しすぎて……苦しい」
「そっか…僕はもうジョン君のモノなんだからね?いっぱい愛して、守ってね?そうじゃなきゃ、僕は……生きていけない」
アキラさんの言葉が、僕に染み渡って細胞が鼓舞していくみたいに熱くなる。
そうだ…僕がアキラさんを守るんだ
やっと…やっと…番えたんだから
ずっと二人で好きに自由に生きていく夢だってこれから叶えるんだから…
「愛してます。アキラさん……これからも、ずっとずっと側にいさせてください」
「うん…放したら嫌だよ?
ずっとずっと一緒にいてね……僕も愛してるよ、ジョン君」
幸せで幸せで仕方がない朝を迎えたのに……
なせかアキラさんが拗ねてます。
「むぅ……なんで回復魔法かけちゃったの?
どこもかしこもスッキリサッパリ元気いっぱいだよ!全然、余韻もなにもないからね?
せっかくの素敵な時間だったのに…すぐになくなっちゃったみたいで悲しいんだよ…」
「うぅ…すいません、でも僕心配で、本当に本当に無理させたから…
もう何回やったかわからないくらいしてたし…
首にも思いっきり噛み付いてたから、アキラさんが死んじゃうんじゃないかって……」
僕の言葉にアキラさんがクワッと目が開いて、バッと首に手を回して確かめていた。
そこは消毒して大きめなガーゼが被せてある。
「はぁ~よかった、もしここまで回復魔法かけてたらめちゃくちゃ怒るとこだった。
一ヶ月は口きかないくらい拗ねまくるところだった…」
危ない!!やっぱりカズマさんに頼ってでも止めてもらってよかった…
一ヶ月も口きいてくれなくなったら泣いちゃうし、キュ~ンキュ~ン泣きまくっちゃうし!
「でっ……どうかな?僕ってフェロモン落ち着いてる感じ?
自分じゃわからないんだよ」
そういえばそうでした!!?
アキラさんは僕の番だって実感はあるのに
それよりもアキラさんを守りたい加護欲が、アキラさんを絶対に離したくない征服欲が僕の中で溢れてくる。
番になるってもっと幸せな気持ちになるのだと思っていた…
もっと安心して、落ち着いた気持ちになるものだと
今の僕は番う前よりアキラさんに執着してる自分がいる、それでも…
アキラさんの瞳が薄っすらと開いて、まだ眠そうに何度か瞬くと、僕の存在を認識した瞬間に、すごく嬉しそうに細められて笑ったんだ……
もうそれだけで、胸が苦しいくらいの喜びと愛しさで溢れていって、自分の目が潤んでいくのを感じる
「ふふっ…おはよう、なんで番った朝に泣きそうな顔してるの?
僕は今、すごく幸せな気分だよ…
こんなに安心感があるなんて…産まれて初めてかもしれない
ジョン君が側にいてくれるだけで、何も怖くない気がする」
アキラさんが幸せそうに、気の抜けたようなへニョリっとした笑顔で僕に抱きついてくる。
「おはようございます。
僕…嬉しくて、なんだかアキラさんが愛しくて、愛しすぎて……苦しい」
「そっか…僕はもうジョン君のモノなんだからね?いっぱい愛して、守ってね?そうじゃなきゃ、僕は……生きていけない」
アキラさんの言葉が、僕に染み渡って細胞が鼓舞していくみたいに熱くなる。
そうだ…僕がアキラさんを守るんだ
やっと…やっと…番えたんだから
ずっと二人で好きに自由に生きていく夢だってこれから叶えるんだから…
「愛してます。アキラさん……これからも、ずっとずっと側にいさせてください」
「うん…放したら嫌だよ?
ずっとずっと一緒にいてね……僕も愛してるよ、ジョン君」
幸せで幸せで仕方がない朝を迎えたのに……
なせかアキラさんが拗ねてます。
「むぅ……なんで回復魔法かけちゃったの?
どこもかしこもスッキリサッパリ元気いっぱいだよ!全然、余韻もなにもないからね?
せっかくの素敵な時間だったのに…すぐになくなっちゃったみたいで悲しいんだよ…」
「うぅ…すいません、でも僕心配で、本当に本当に無理させたから…
もう何回やったかわからないくらいしてたし…
首にも思いっきり噛み付いてたから、アキラさんが死んじゃうんじゃないかって……」
僕の言葉にアキラさんがクワッと目が開いて、バッと首に手を回して確かめていた。
そこは消毒して大きめなガーゼが被せてある。
「はぁ~よかった、もしここまで回復魔法かけてたらめちゃくちゃ怒るとこだった。
一ヶ月は口きかないくらい拗ねまくるところだった…」
危ない!!やっぱりカズマさんに頼ってでも止めてもらってよかった…
一ヶ月も口きいてくれなくなったら泣いちゃうし、キュ~ンキュ~ン泣きまくっちゃうし!
「でっ……どうかな?僕ってフェロモン落ち着いてる感じ?
自分じゃわからないんだよ」
そういえばそうでした!!?
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