白いワンコ系αなのに運命の番は、虐待されてる優秀すぎるΩで、なかなか溺愛させてもらえません

再会

198.そして番に…… 了 18 (sideジョン)

夢だと思ってたんだ……
いつものやっと会えたって嬉しくて、嬉しいくて、すごく幸せな夢だと


その後にくる寂しさを思いながら、いつもみたいにアキラさんを抱きしめて縋ったら…


そこにはしっかりした実感があって温もりがあって、身を捩りながらくれたキスはすごく甘くて……


「ジョン君？……一緒だよ……ずっとこれからは一緒にいるよ？
僕たちは……番うんだろ？」


アキラさんが耳元で熱い吐息のような呟きに溢れていく涙が止められなくて……

もうっこれが夢なら、このまま夢に囚われて朽ちていけたらっと本気で思うほど
僕は目の前のアキラさんを求めていて



その強すぎる渇望のままにアキラさんの中を攻め入れば、ソコはどこまでも優しく僕を受け入れて包み込んでくれた。




「あぁあぁ…ジョン君、もうぅ…イクィちゃっう……はあぁぁ……」


アキラさんの中がビクビクっと痙攣するように震えて僕を締め付けてくる。
その心地のいい締め付けに抗うことなく、僕のも絶頂に向かいながら


「アキラさん……愛してます。どうか…僕の番に……」


黒い艷やかな髪をかき分けて、真っ白な項に歯を立てていった。

口の中には甘くて甘くて幸せ味が広がっていく



「あぁあああ……ジョン……く…ん……」


アキラさんの悲鳴が聞こえるけど、それはどこか幸せに満ちたように僕の名前を呼んでこと切れていく

アキラさんの中に自分が刻み込められたような、充実感と征服感、それにも増していく愛しさは洪水のように僕の胸から溢れてていって…

『アキラさんは僕の番だ！』

ずっと持っていた思いがやっと実現して、どうしようもない喜びに叫んでしまいそうになるのを
必死に堪えながら、アキラさんをひたすら抱きしめていた。