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再会
194.そして番に… 3 18
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ジョン君の中ではやっぱりいつまでも変わらずにか弱いままの僕で
ジョン君はとても僕の首に歯を立てることができないらしい……
僕の体質では発情期状態のフェロモンが随時出ているのに、僕がこんなに興奮しているんだから
きっとそのフェロモンも濃くなっているだろうに
なのにジョン君はどうしても僕を噛むことができないっと言う
『ここの奥まで僕のを入れて、いっばい突いてから……貴方の項を噛みますか……はぁ……いいですか?』
そんな風に言っておきながら…結局、理性を手放せない優しい恋人が愛しい……
ならっ僕にできることは、コレしかないじゃない?
「ふふっ…じゃあもう、わけわからなくなるまで…ぐちゃぐちゃにやり倒そうか?」
目を見開いて固まっている。
でも僕はどうしても君と番いたいんだよ………
もう君に恋焦がれて、待つのは嫌なんだよ……
そんな気持ちを込めて、体を捻って口付けをする。甘い甘い口内にヌルリっと自分の舌をねじ込んで必死にジョン君の舌をペロペロっと舐めれば
ジョン君が応えるもように舌を絡ませて、擦り合わせてくれる。
強請るように腰をモソモソっと動かせば、ゆっくりと抜き差しを再開してくれる。
僕の拙い動きても、ジョン君はこんなに応えてくれるから
「はぁ…気持ちぃ……もっとして、いっぱいして…
そしたら僕がジョン君を受け入れられるって、わかってくれるでしょ?」
そうだよ…僕はもう前みたいに小さくもか弱くもないんだから、君を受け入れて番えるだけ大きくなったんだから
「アキラさん…うぅ……
いっそ僕が噛まれて番えることができたら、どんなにいいだろう……
僕はアキラさんを守るって、傷つけるなんて……」
ジョン君が苦しそうに泣きそうな顔になっていく
「君はずっと僕を守ってくれていたよ?君がいたから僕は生きていられたんだよ…
でも僕はまだ足りないんだ、ジョン君が欲しい…ジョン君のモノになりたい
こんな強欲な僕は嫌かな?」
「嫌なわけないじゃないですか!
うぅ……僕、ちゃんと番えるように……だからどうか……壊れないで」
ググッと僕の中にジョン君が奥に入ってきて、息が苦しくなる
でも奥をトンっと突かれると、頭が痺れるような快感が流れる
「あぁ……そこっ、気持ちぃ…そこの奥…突いて…もっと奥…いっぱいにしてほしぃ」
突かれたところの更に奥が疼いてしかたなかった。
そこに触れて欲しいのに…僕の最奥はその前で止まってしまっている。
「えっ……ここのもっと奥って……
イヤイヤイヤ、ちょっと流石にそれは…まだあの…とりあえず、まだ、ねっ?流石に……無理ですよ!」
なんだかジョン君が焦ったような雰囲気を出しているけど
僕はジョン君がトントンっと奥をノックしてくれるのが気持ちよくて
考えることを放棄した。
「あぁあぁ…ジョン君きいちぃ
もっとして、奥をトントンして…きいちぃんだよぅ」
ジョン君はとても僕の首に歯を立てることができないらしい……
僕の体質では発情期状態のフェロモンが随時出ているのに、僕がこんなに興奮しているんだから
きっとそのフェロモンも濃くなっているだろうに
なのにジョン君はどうしても僕を噛むことができないっと言う
『ここの奥まで僕のを入れて、いっばい突いてから……貴方の項を噛みますか……はぁ……いいですか?』
そんな風に言っておきながら…結局、理性を手放せない優しい恋人が愛しい……
ならっ僕にできることは、コレしかないじゃない?
「ふふっ…じゃあもう、わけわからなくなるまで…ぐちゃぐちゃにやり倒そうか?」
目を見開いて固まっている。
でも僕はどうしても君と番いたいんだよ………
もう君に恋焦がれて、待つのは嫌なんだよ……
そんな気持ちを込めて、体を捻って口付けをする。甘い甘い口内にヌルリっと自分の舌をねじ込んで必死にジョン君の舌をペロペロっと舐めれば
ジョン君が応えるもように舌を絡ませて、擦り合わせてくれる。
強請るように腰をモソモソっと動かせば、ゆっくりと抜き差しを再開してくれる。
僕の拙い動きても、ジョン君はこんなに応えてくれるから
「はぁ…気持ちぃ……もっとして、いっぱいして…
そしたら僕がジョン君を受け入れられるって、わかってくれるでしょ?」
そうだよ…僕はもう前みたいに小さくもか弱くもないんだから、君を受け入れて番えるだけ大きくなったんだから
「アキラさん…うぅ……
いっそ僕が噛まれて番えることができたら、どんなにいいだろう……
僕はアキラさんを守るって、傷つけるなんて……」
ジョン君が苦しそうに泣きそうな顔になっていく
「君はずっと僕を守ってくれていたよ?君がいたから僕は生きていられたんだよ…
でも僕はまだ足りないんだ、ジョン君が欲しい…ジョン君のモノになりたい
こんな強欲な僕は嫌かな?」
「嫌なわけないじゃないですか!
うぅ……僕、ちゃんと番えるように……だからどうか……壊れないで」
ググッと僕の中にジョン君が奥に入ってきて、息が苦しくなる
でも奥をトンっと突かれると、頭が痺れるような快感が流れる
「あぁ……そこっ、気持ちぃ…そこの奥…突いて…もっと奥…いっぱいにしてほしぃ」
突かれたところの更に奥が疼いてしかたなかった。
そこに触れて欲しいのに…僕の最奥はその前で止まってしまっている。
「えっ……ここのもっと奥って……
イヤイヤイヤ、ちょっと流石にそれは…まだあの…とりあえず、まだ、ねっ?流石に……無理ですよ!」
なんだかジョン君が焦ったような雰囲気を出しているけど
僕はジョン君がトントンっと奥をノックしてくれるのが気持ちよくて
考えることを放棄した。
「あぁあぁ…ジョン君きいちぃ
もっとして、奥をトントンして…きいちぃんだよぅ」
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