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9月
130.人狼の亜種に
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「それでは牙狼、ジョンを引き渡していただきます。
よろしいですか?こちらに収容されている牙狼の勝手な殺処分も行うことは今後は許されません!
牙狼は人狼の亜種として登録されましたので、人狼の権利を有します。」
引き渡しに迎えにきてくれたのはダークさんだった。
何?人狼って、僕は今日から人狼になったの?
「おやっ…思っていたより毛艶がいいですね?
もっと泣き暮れてボロッボロのジョン君が見えると思っていたのに…残念です。
まぁ、でも間に合ってよかったですよ…」
もう…ダークさんは相変わらずイジワルなのに優しいんだから!
「牙狼が人狼の亜種って……
ダークさんが動いてくれたってことですか?
さすがに人間のカズマさんやアキラさんじゃ無理ですよね?ダークさんて…人狼の偉い人なの?」
苦笑をして、少しドヤ顔気味に見下げてくる。なんだろう?いつもより子供っぽくダークさんが見える。
「僕はね、人狼の族長候補なんですよ…今はかなりのいい位置にいるんですけどね
ははっ、よかったですよ…アキラに君が危険に晒されそうになったら、お願いされてたんですよ
これであいつにちょっとは恩返しできたかな?」
嬉しそうに笑うさまは、年相応の学生に見えて……
「族長候補ってすごいですね!
確か族長って全人狼のトップですよね?
ふわぁ…人間の大統領みたいなものでしょ?もっと権限あったかな?」
「ははっ…そうですよ?でもね…私が牙狼を人狼の亜種に引き入れたのですからね?
牙狼が人狼にマイナスな影響しかないっとなったら、私の今の地位も簡単に揺らぎますよ…
ジョン君、心して今後の動きを考えなさい!
あなたの活躍次第で、私が族長になれるかが変わってきますからね!
しっかりと身の振り方に気をつけるんですよ?」
うわっ!これって、下手なことできなくなったんじゃないかな?
牙狼が人間や人狼を襲うような事件が続けば、それだけダークさんの地位もやばくなるってことだよね?
「いいですか?私達は運命共同体みたいになったのですからね……
しっかりと、私のためにも働いてくださいよ!
もちろん、私もジョン君をしっかりと守りますからね?」
これは、もしかしたら牙狼の地位向上の足がかりができたのでらないだろうか!
今更ながら気づいた僕は、いろいろとやりたいことが頭から溢れてくる。
「ダークさん、僕っとりあえず、アキラさんに報告したいです!
人狼の亜種になれたなら、いろいろやりたいこともたくさんありますし…」
ダークさんの顔がみるみる眉間にシワがよって、痛々しげになっていく。
「アキラはね……今、行方不明なんですよ
あいつの母親が面会しに行ったときから忽然と姿を消してるんですよ
母親に拉致られたことも考えられますが……
私は、アキラがキレたと思っています。
きっとジョン君に手を出さたとが許せなかったんでしょうね」
……嘘でしょ?アキラさんがいないの?
よろしいですか?こちらに収容されている牙狼の勝手な殺処分も行うことは今後は許されません!
牙狼は人狼の亜種として登録されましたので、人狼の権利を有します。」
引き渡しに迎えにきてくれたのはダークさんだった。
何?人狼って、僕は今日から人狼になったの?
「おやっ…思っていたより毛艶がいいですね?
もっと泣き暮れてボロッボロのジョン君が見えると思っていたのに…残念です。
まぁ、でも間に合ってよかったですよ…」
もう…ダークさんは相変わらずイジワルなのに優しいんだから!
「牙狼が人狼の亜種って……
ダークさんが動いてくれたってことですか?
さすがに人間のカズマさんやアキラさんじゃ無理ですよね?ダークさんて…人狼の偉い人なの?」
苦笑をして、少しドヤ顔気味に見下げてくる。なんだろう?いつもより子供っぽくダークさんが見える。
「僕はね、人狼の族長候補なんですよ…今はかなりのいい位置にいるんですけどね
ははっ、よかったですよ…アキラに君が危険に晒されそうになったら、お願いされてたんですよ
これであいつにちょっとは恩返しできたかな?」
嬉しそうに笑うさまは、年相応の学生に見えて……
「族長候補ってすごいですね!
確か族長って全人狼のトップですよね?
ふわぁ…人間の大統領みたいなものでしょ?もっと権限あったかな?」
「ははっ…そうですよ?でもね…私が牙狼を人狼の亜種に引き入れたのですからね?
牙狼が人狼にマイナスな影響しかないっとなったら、私の今の地位も簡単に揺らぎますよ…
ジョン君、心して今後の動きを考えなさい!
あなたの活躍次第で、私が族長になれるかが変わってきますからね!
しっかりと身の振り方に気をつけるんですよ?」
うわっ!これって、下手なことできなくなったんじゃないかな?
牙狼が人間や人狼を襲うような事件が続けば、それだけダークさんの地位もやばくなるってことだよね?
「いいですか?私達は運命共同体みたいになったのですからね……
しっかりと、私のためにも働いてくださいよ!
もちろん、私もジョン君をしっかりと守りますからね?」
これは、もしかしたら牙狼の地位向上の足がかりができたのでらないだろうか!
今更ながら気づいた僕は、いろいろとやりたいことが頭から溢れてくる。
「ダークさん、僕っとりあえず、アキラさんに報告したいです!
人狼の亜種になれたなら、いろいろやりたいこともたくさんありますし…」
ダークさんの顔がみるみる眉間にシワがよって、痛々しげになっていく。
「アキラはね……今、行方不明なんですよ
あいつの母親が面会しに行ったときから忽然と姿を消してるんですよ
母親に拉致られたことも考えられますが……
私は、アキラがキレたと思っています。
きっとジョン君に手を出さたとが許せなかったんでしょうね」
……嘘でしょ?アキラさんがいないの?
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