上 下
90 / 207
7月後半

89.僕たちのエッチ  18

しおりを挟む
「はぁ…これは、すごく……エッチだよ……」


興奮して、熱いため息混じりの呟きに頬が緩む
アキラさんの中にゆっくりっと指を埋めていくと、アキラさんも慎重に手で下に扱いてくれる…
ゆっくりゆっくり抜き差しを繰り返せば必死に合わせるように扱いてくれて


すごく興奮する。
アキラさんの手の力は実は弱すぎて、あまり逝けるようなものではないけど、そんなことどうでもよくなるほどに…


必死に僕のを扱いてくれるアキラさんが!
僕の指で気持ちよくなりかけてるのを、必死に耐えて小さく悶えながら扱くアキラさんが!!
ときどき悪戯に前立腺をかすめれば、ビクンッと震えてリズムが崩れてしまい、慌てる様も!もう、堪らなくて…


僕のはもうベチャベチャなくらい先走りが出てて、アキラさんの手を汚していく
それすら嬉しそうに、手に絡めるように僕のを扱いてもくれて



「アキラさん、はぁ…すごく気持いい…
本当にアキラさんの中に入れてるみたい…」

「僕も嬉しい…
ふふっジョン君のベチャベチャだ…
気持ちよくできてるのが、すごくわかって嬉しい…
あぁ、あんまりソコしないで…またすぐにイッちゃうから」


前立腺をかすめると、抗議するように腰を小さくよじる様さえ妖艶で
僕の射精欲が高まっていく


「ありがとうございます
僕ももう逝きそうですよ?
位置を変えたいから、離してもらっていいですか?

あなたの中に注ぎたい…」


耳元で呟くように言えば、アキラさんの喉がゴクリッとなったのが聞こえた…本当に…あなたはエッチだ……


自分のを扱きながら、指でアキラさんの前立腺をグリグリっと刺激すれば
面白いほど体がビクビクっと跳ねている。
アキラさんの愛らしいちんちんを口に咥えて吸い付けば、さっきの放ったモノの残骸が口の中を甘い香りでいっぱいにしてくれる。
その香りに誘われてちゅうちゅうっと我を忘れて吸っていると


「あぁあぁ…ダメだよぅ!
そんなに強く吸わないで…キツイ、キツイよぅイッちゃうから、またイッちゃうからぁ」


「あぁ…ふふっつい、アキラさんのすごく美味しいから、吸い付いてしまいました。
僕も逝きそう…しっかりと飲んでくださいね?」


アキラさんの前立腺をぐりっと刺激して指を素早く引き抜くと、蕾が物欲しげにびくびくっと震えている。


その誘いに流されるまま、僕の猛りを押し付ければ
アキラさんのソコはもぐもぐっと優しく僕のを食べてくれているようで


「はぁ…アキラさんのココ最高!
心配しなくても僕のことをこんなに受け入れてくれてますよ?
気持ちいぃ…はぁ…逝きますよ…」

ひたすら我慢していたようで
興奮でブルプルっと体が震えた。
腰から駆け上がるような快感が走る
頭がクラクラするほどの快感に身を任せて盛大にアキラさんの中に向かって出していけば


「ヒィィつぅ!……
あぁあぁ…熱っあぁあぁ…熱ぃあぁ入って…はぁ…いっぱぃだよぅ…
苦しぃぃぃ…はぁぁ……」


アキラさんの体が強張って悲鳴のような声を上げて、ビクビクっと痙攣している。
そして、ゆっくりと弛緩していった…


アキラさんの体を抱きしめて、まだ上がっている息が苦しくないように
チュッチュっと軽い口づけを振らせていく。


逝った後の気だるさとアキラさんへの愛しさがからこのまま抱きしめて、アキラさんと寝てしまいたいっとまぶたが閉じていきそうになるが……

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

黄色い水仙を君に贈る

えんがわ
BL
────────── 「ねぇ、別れよっか……俺たち……。」 「ああ、そうだな」 「っ……ばいばい……」 俺は……ただっ…… 「うわああああああああ!」 君に愛して欲しかっただけなのに……

夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました

氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。 ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。 小説家になろう様にも掲載中です

オメガ転生。

BL
残業三昧でヘトヘトになりながらの帰宅途中。乗り合わせたバスがまさかのトンネル内の火災事故に遭ってしまう。 そして………… 気がつけば、男児の姿に… 双子の妹は、まさかの悪役令嬢?それって一家破滅フラグだよね! 破滅回避の奮闘劇の幕開けだ!!

ふしだらオメガ王子の嫁入り

金剛@キット
BL
初恋の騎士の気を引くために、ふしだらなフリをして、嫁ぎ先が無くなったペルデルセ王子Ωは、10番目の側妃として、隣国へ嫁ぐコトが決まった。孤独が染みる冷たい後宮で、王子は何を思い生きるのか? お話に都合の良い、ユルユル設定のオメガバースです。

もう人気者とは付き合っていられません

花果唯
BL
僕の恋人は頭も良くて、顔も良くておまけに優しい。 モテるのは当然だ。でも――。 『たまには二人だけで過ごしたい』 そう願うのは、贅沢なのだろうか。 いや、そんな人を好きになった僕の方が間違っていたのだ。 「好きなのは君だ」なんて言葉に縋って耐えてきたけど、それが間違いだったってことに、ようやく気がついた。さようなら。 ちょうど生徒会の補佐をしないかと誘われたし、そっちの方に専念します。 生徒会長が格好いいから見ていて癒やされるし、一石二鳥です。 ※ライトBL学園モノ ※2024再公開・改稿中

溺愛オメガバース

暁 紅蓮
BL
Ωである呉羽皐月(クレハサツキ)と‪α‬である新垣翔(アラガキショウ)の運命の番の出会い物語。 高校1年入学式の時に運命の番である翔と目が合い、発情してしまう。それから番となり、‪α‬である翔はΩの皐月を溺愛していく。

【完結】あなたの恋人(Ω)になれますか?〜後天性オメガの僕〜

MEIKO
BL
この世界には3つの性がある。アルファ、ベータ、オメガ。その中でもオメガは希少な存在で。そのオメガで更に希少なのは┉僕、後天性オメガだ。ある瞬間、僕は恋をした!その人はアルファでオメガに対して強い拒否感を抱いている┉そんな人だった。もちろん僕をあなたの恋人(Ω)になんてしてくれませんよね? 前作「あなたの妻(Ω)辞めます!」スピンオフ作品です。こちら単独でも内容的には大丈夫です。でも両方読む方がより楽しんでいただけると思いますので、未読の方はそちらも読んでいただけると嬉しいです! 後天性オメガの平凡受け✕心に傷ありアルファの恋愛 ※独自のオメガバース設定有り

獣人王と番の寵妃

沖田弥子
BL
オメガの天は舞手として、獣人王の後宮に参内する。だがそれは妃になるためではなく、幼い頃に翡翠の欠片を授けてくれた獣人を捜すためだった。宴で粗相をした天を、エドと名乗るアルファの獣人が庇ってくれた。彼に不埒な真似をされて戸惑うが、後日川辺でふたりは再会を果たす。以来、王以外の獣人と会うことは罪と知りながらも逢瀬を重ねる。エドに灯籠流しの夜に会おうと告げられ、それを最後にしようと決めるが、逢引きが告発されてしまう。天は懲罰として刑務庭送りになり――

処理中です...