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7月前半
42.兄弟喧嘩終結!
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一生懸命にふんぞり返って仁王立ちしているアキラさん可愛いなぁ
そしてズタボロのカズマさんがアキラさんにめちゃ頭下げてて情けないなぁ
「とりあえず、さっきの子ときっちり別れてきて!
僕が関係ないことも言ってきてよ!
兄弟で双子で誘惑とかありえないからね?
別に自由恋愛するなとは言わないけど、別れ方とか考えてよ!
あと最低別れてから一週間は期間を開けなよ、今回の半日とかなんなのよ?昼に別れて、夜にヤルとかなしでしょ!」
「はい!すいません…クソっ今回はイケると思ったのに…
反応速度が早すぎるんだよ、腕あがってない?体調の問題か?」
「聞いてるの?カズマ!?」
「はい、すいませんでした!
きっちり別れてきます
…ただ一週間は長くない?三日で溜まるのにその間どうするの?
僕の子種もったいなくない?
そのままゴミ箱に直行とかもったいなくない?」
「カズマ!いい加減にしてよ!
反省してないでしょ?まったく!!」
カズマさんは絶対に反省してなさそうですね…
たぶんアキラさんのフラストレーションを解消させるための喧嘩だったのかな?
カズマさんの方が明らかにズタボロだけどケロッとしている。
一方アキラさんはの方が服が少々汚れているくらいで無傷そうだけど、かなり疲れてそうだ
これは結果的にアキラさんの方がダメージ大きくないかな?
ほらっソファにフラフラって横になっていくよ!
めちゃくちゃ疲れて体力使い切っちゃった感じじゃん!!
最近は使われていなかった毛布を持って、アキラさんに近づいていく
まだカズマさんを睨んでいるアキラさんの頰に優しく手を添えれば?マークをつけてこっちを向いてくれた
「疲れてますよね?横になっててくださいね
それに…少し腫れてきてますね
すぐに回復魔法をかけたら良かった…すいません」
女生徒に張られた方の頬が膨れてきている。
回復魔法をかければ、アキラさんが気持ちよさそうに目を閉じている。
僕には蚊を叩くくらいにしか感じられなかったけど、アキラさんには痛かったろうに
「はぁ~、悪かったよ!
アキラ、ごめんな…
きっちり今から別れてきます。
俺に直接向ければいいのに……
なんで毎回アキラに危害を加えにくるんだよ……」
僕のアキラさんを心配する様子に、カズマさんが少しは反省したみたいで、ブツブツ文句をいいながら退室していった。
「まったく、カズマもいつかお千代さんみたいに落ち着くようになるのかな?
でもそれはそれで…
ちょっと寂しく感じるかも……」
アキラさんの呟きにちょっとだけ、もやっとした気持ちが芽生える。
これは確実にヤキモチだな
「僕ならアキラさんがいれば、他に誰もいらないですよ?」
ガタッ!!
僕のつい漏らした呟きに、ダークさんと千代丸さんが思わずっていった顔で半立になって反応を伺ってくる。
「そうなの?……ありがとう
カズマもジョン君ぐらい淡白なら助かるんだけどなぁ
あいつは底なしの暴れ食いだからなぁ」
アキラさんの反応にダークさんと千代丸さんが溜め息をついて着席していった。
「にぶい……まったく通じてない
これはジョン君が哀れです……」
「あんなストレートにいつも言ってるの?
それに加えアキラのスルースキルもすごくない?」
お二人の同情に、僕も溜め息をついていった…
そしてズタボロのカズマさんがアキラさんにめちゃ頭下げてて情けないなぁ
「とりあえず、さっきの子ときっちり別れてきて!
僕が関係ないことも言ってきてよ!
兄弟で双子で誘惑とかありえないからね?
別に自由恋愛するなとは言わないけど、別れ方とか考えてよ!
あと最低別れてから一週間は期間を開けなよ、今回の半日とかなんなのよ?昼に別れて、夜にヤルとかなしでしょ!」
「はい!すいません…クソっ今回はイケると思ったのに…
反応速度が早すぎるんだよ、腕あがってない?体調の問題か?」
「聞いてるの?カズマ!?」
「はい、すいませんでした!
きっちり別れてきます
…ただ一週間は長くない?三日で溜まるのにその間どうするの?
僕の子種もったいなくない?
そのままゴミ箱に直行とかもったいなくない?」
「カズマ!いい加減にしてよ!
反省してないでしょ?まったく!!」
カズマさんは絶対に反省してなさそうですね…
たぶんアキラさんのフラストレーションを解消させるための喧嘩だったのかな?
カズマさんの方が明らかにズタボロだけどケロッとしている。
一方アキラさんはの方が服が少々汚れているくらいで無傷そうだけど、かなり疲れてそうだ
これは結果的にアキラさんの方がダメージ大きくないかな?
ほらっソファにフラフラって横になっていくよ!
めちゃくちゃ疲れて体力使い切っちゃった感じじゃん!!
最近は使われていなかった毛布を持って、アキラさんに近づいていく
まだカズマさんを睨んでいるアキラさんの頰に優しく手を添えれば?マークをつけてこっちを向いてくれた
「疲れてますよね?横になっててくださいね
それに…少し腫れてきてますね
すぐに回復魔法をかけたら良かった…すいません」
女生徒に張られた方の頬が膨れてきている。
回復魔法をかければ、アキラさんが気持ちよさそうに目を閉じている。
僕には蚊を叩くくらいにしか感じられなかったけど、アキラさんには痛かったろうに
「はぁ~、悪かったよ!
アキラ、ごめんな…
きっちり今から別れてきます。
俺に直接向ければいいのに……
なんで毎回アキラに危害を加えにくるんだよ……」
僕のアキラさんを心配する様子に、カズマさんが少しは反省したみたいで、ブツブツ文句をいいながら退室していった。
「まったく、カズマもいつかお千代さんみたいに落ち着くようになるのかな?
でもそれはそれで…
ちょっと寂しく感じるかも……」
アキラさんの呟きにちょっとだけ、もやっとした気持ちが芽生える。
これは確実にヤキモチだな
「僕ならアキラさんがいれば、他に誰もいらないですよ?」
ガタッ!!
僕のつい漏らした呟きに、ダークさんと千代丸さんが思わずっていった顔で半立になって反応を伺ってくる。
「そうなの?……ありがとう
カズマもジョン君ぐらい淡白なら助かるんだけどなぁ
あいつは底なしの暴れ食いだからなぁ」
アキラさんの反応にダークさんと千代丸さんが溜め息をついて着席していった。
「にぶい……まったく通じてない
これはジョン君が哀れです……」
「あんなストレートにいつも言ってるの?
それに加えアキラのスルースキルもすごくない?」
お二人の同情に、僕も溜め息をついていった…
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