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5月
19.旅館パニック
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ついた旅館は確かになかなかの年代物で……
ご飯は美味しかったです!!
なんか草みたいなのが入ったお米がモチモチしてて美味しかった、肉もたぶん猪かな?が鉄鍋でしょっぱく煮られててご飯が進んだ
アキラさんは串に刺し魚を喜んで食べてた。
あと饅頭の皮みたになのに漬物が入って焼かれてる不思議な食べ物を気に入ってもきゅもきゅ食べてた。
僕はなんだか不思議な感じがしてあんまり…、やっぱり饅頭は甘いのが好きです。
ご飯はよかったんだけど……部屋がね……
本当にオンボロで独特の雰囲気が出てる。畳は擦り切れて障子はツギハギだらけ、茶色くなった何が書いてあるかわからない掛け軸
うん……なんていうか……出そうな感じ?
「ははっ、口コミ通りなかなかな部屋だね、でもまぁ、外よりはいいかな?とりあえず、お風呂にいこぅ」
「ありまぁ…珍しいお客様じゃぁ!!」
ふわぁぁ!!っとアキラさんがびっくりして僕に飛びついてきた…
うん、ちょっと嬉しい
そこに居たのは小さいシワシワのおばあちゃんで、旅館の人みたいな紺色の着物を着ている。
「……えっと、旅館の方ですか?今晩はお世話になります」
「いいぇオンボロ旅館ですが、ゆっくりしていってくださいねぇ
あの子達は出るかねぇ?ちょっと時期が早いけど…出るといいねぇ…ヒャヒャヒャ」
独特の笑い声をあげておばあちゃんはゆっくりゆっくりと通り過ぎていった。
「えっ……何?あの子達って…………出るって?ココ…何?出るの!!?」
アキラさんの顔色が明らかに真っ青になっていって…ちょっと涙目になっている
えっ?何?可愛いけど、もしかしてお化け系が苦手な方でした?
アキラさんの苦手なものを謀らずして知ってしまった
それからはもう僕はひたすらお得タイムでした。
アキラさんがひたすらくっついてきます!
「違うの!怖いとかじゃないんだよ?
ただ解明されてないことが、もやってしちゃって、魔獣の中でも霧状になれるのとかもいるけど
幽霊はそんな感じじゃないでしょう?
元人間っぽいのがいたりとか記憶があったりとか
なんでそうなるのかってプロセスがわからなくて、モヤモヤって……」
そしてアキラさんがしゃべるしゃべる!僕は別に聞いてないけどひたすらしゃべる。
要約すると、別に怖くないし!もやっとするだけだし!っという強がりなんだけど
でもひたすらくっついてきて、ちょっとした物音にビクリッと跳ねはがって涙目になっちゃって……
もう!可愛いしかないよ!!
とりあえず今日も仲良くお布団を並べて僕はここでも全力毛布でした!
小さくカタカタ震えるアキラさんが、少しでも離れると、ううぅぅぅ~っと唸るからもう離れないように昨日より全力です!
ふふっ可愛い…
まさかこんな可愛いアキラさんが見られるなんて思いもしていなかった
ご飯は美味しかったです!!
なんか草みたいなのが入ったお米がモチモチしてて美味しかった、肉もたぶん猪かな?が鉄鍋でしょっぱく煮られててご飯が進んだ
アキラさんは串に刺し魚を喜んで食べてた。
あと饅頭の皮みたになのに漬物が入って焼かれてる不思議な食べ物を気に入ってもきゅもきゅ食べてた。
僕はなんだか不思議な感じがしてあんまり…、やっぱり饅頭は甘いのが好きです。
ご飯はよかったんだけど……部屋がね……
本当にオンボロで独特の雰囲気が出てる。畳は擦り切れて障子はツギハギだらけ、茶色くなった何が書いてあるかわからない掛け軸
うん……なんていうか……出そうな感じ?
「ははっ、口コミ通りなかなかな部屋だね、でもまぁ、外よりはいいかな?とりあえず、お風呂にいこぅ」
「ありまぁ…珍しいお客様じゃぁ!!」
ふわぁぁ!!っとアキラさんがびっくりして僕に飛びついてきた…
うん、ちょっと嬉しい
そこに居たのは小さいシワシワのおばあちゃんで、旅館の人みたいな紺色の着物を着ている。
「……えっと、旅館の方ですか?今晩はお世話になります」
「いいぇオンボロ旅館ですが、ゆっくりしていってくださいねぇ
あの子達は出るかねぇ?ちょっと時期が早いけど…出るといいねぇ…ヒャヒャヒャ」
独特の笑い声をあげておばあちゃんはゆっくりゆっくりと通り過ぎていった。
「えっ……何?あの子達って…………出るって?ココ…何?出るの!!?」
アキラさんの顔色が明らかに真っ青になっていって…ちょっと涙目になっている
えっ?何?可愛いけど、もしかしてお化け系が苦手な方でした?
アキラさんの苦手なものを謀らずして知ってしまった
それからはもう僕はひたすらお得タイムでした。
アキラさんがひたすらくっついてきます!
「違うの!怖いとかじゃないんだよ?
ただ解明されてないことが、もやってしちゃって、魔獣の中でも霧状になれるのとかもいるけど
幽霊はそんな感じじゃないでしょう?
元人間っぽいのがいたりとか記憶があったりとか
なんでそうなるのかってプロセスがわからなくて、モヤモヤって……」
そしてアキラさんがしゃべるしゃべる!僕は別に聞いてないけどひたすらしゃべる。
要約すると、別に怖くないし!もやっとするだけだし!っという強がりなんだけど
でもひたすらくっついてきて、ちょっとした物音にビクリッと跳ねはがって涙目になっちゃって……
もう!可愛いしかないよ!!
とりあえず今日も仲良くお布団を並べて僕はここでも全力毛布でした!
小さくカタカタ震えるアキラさんが、少しでも離れると、ううぅぅぅ~っと唸るからもう離れないように昨日より全力です!
ふふっ可愛い…
まさかこんな可愛いアキラさんが見られるなんて思いもしていなかった
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