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「とりあえず、注文書類の二重チェックは徹底してくれ!大量発注の場合は公正証書にするように、何かクレームが入ったら逐一報告してくれ!
酷い案件は俺が対応するから、いいか?決して自分で抱え込むこむなよ!!」
次の日にお披露目パーティーの疲れがまた残っているが、とりあえずそれは脇に置いておいて、工房の従業員に言ってきかせる。
「今日は今から数件の御用聞きに回るぞ!リボルズ、用意してくれ、俺も行く!」
「えぇ!ドボスさんが御用聞き?うわあ、まじか!はい!すぐに用意します。」
一番若手の見習いドワーフのリボルズはまだ髭もない幼さの残る顔立ちだ、いつもはお茶出しや工房の掃除、書類整理などを真面目に行ってくれている。
「今日は初めて行く家だからな、粗相がないように俺についてくるんだぞ!とりあえず戸を開けてもらえたらヨシ!くらいの気持ちでいくんだぞ?」
「はい!うわあぁ、ドボスさんの御用聞きって…ドワーフの中ででトップだって言われてる…楽しみです!」
ふんすふんすと鼻息の荒いリボルズに道具箱を持たせて、目当ての妖精の良家に向かう…
本当に扉を開けてもらえ、ましてや家に上げてもらえたら大成功っという感覚で訪れたのだが、思いの外に大歓迎をしてくれた。
「どうも、よくぞお越しくださぃした。私はこちらのピシュマル家夫人をしております。妖精王様の婚約者様ですよね?本来なら私共から挨拶をいかないといけないのに…」
「何をおっしゃいます、奥様!今の私は世界樹の下で工房をやっているドワーフのドボスです。何かお困りごとはありませんか?包丁一本から時計の修理まで、なんなりと申し付けください…」
「あらあら、なんて丁寧なドワーフさんだこと!ドワーフはもう少しツンケンしているものと…」
「お褒めいただき、ありがとうございます。
ピシュマル家は確か風の魔法がお得意だとお聞きしております。よろしければ、こちらを今日ご婦人に会えた記念にどうぞ…」
風でくるくると回る小さな鳥の置物を見て、ご婦人は緊張していた表情をゆるりと解く
いい手応えだ!そこからは朗らかな世間話をして
「また何かありましたら頼らせていただきますわね?ふふっ…今日は大変に楽しかったです。ありがとう、ドボスさん」
「こちらこそ、ご婦人のお話が楽しくて長居をしてしまいました。またお邪魔させてくださいませ」
ペコリっとリボルズと共にお辞儀をしてから、次の良家に向かう。
「いいか?御用聞きに向かう家のことはしっかりと調べてから行くんだぞ!最低でもその家の家業は調べていけ、そして小さな形に残る物を置いてくるんだ、それを見た時にうちの工房のことを思い出してもらえるからな!」
「はい!はぁ…ドボスさんはやっぱりすごいや、会う夫人、会う夫人、皆が目を蕩けさせてたぜ!『既婚者キラーのドボス』の名は伊達じゃないや!」
なんだか不名誉な通り名が聞こえたが、真面目に聞いているなら、まぁいいか…その日は三軒回ることができた。
それから毎日のように妖精の良家に御用聞きに回っていく、初日のように歓迎してくれる家もあれば、門も開けてくれない家もある。まぉだいたいそういうものだ…気にせずにどんどん回っていく
そう俺は別に仕事が欲しくて御用聞きをしているわけではない、何よりも今は情報が欲しいのだ、妖精の良家でどこがピッペを心良く思っているか、それとも中立か、もしくは敵意があるかを俺への態度でだいたいわかった。
地図を広げて三色の色別にして塗っていく、心良くは青、中立は黄色、敵意は赤に
今は中立の黄色が多くて、青が少数ある。そして街の一角に固まるように赤がある。良家の中でも富裕層だと思われる場所だ…
「ふぅ…流石に連日の外回りは体に堪えるな、やはりもう年なんだろうか……」
いつもの上質なソファに身を預けて、独り言ちが漏れていく、昔は今の工房よりもずっと小さくて、従業員も俺と工房長しかいなかった。
防具や防具を作っても売れる宛もなく、農機具の整備の仕事すらなかった。俺達には仕事がない分、有り余る時間があったから許す限り、家を回って御用聞きをしていたのだ
お陰で少しずつ仕事が増えていき、俺もここ数年は武具の生産や整備に専念していたから、やはり対人の御用聞きは久しぶりで疲労が溜まる。
だらりと体をだらしなくソファに預けているど、ドサリっと黒い影が体にかかり、隣にちょっと唇を尖らせたピッペが座る。ちょっと雰囲気から不機嫌なのが伝わってくる。
「今日も他の妖精の家に行ったのですか?もぅ…そんなに残り香をつけつ帰ってくるなんて、嫉妬してしまう!」
「ははっ、すまない、でもだいたいの家には回れたから後は部下に任せようと思ってる…ピッペ、この地図を見てどう思う?」
「あぁ…黄色が多いですね、俺や妖精王には興味がない家かな?赤は良く思われてない家か…よくここまで調べましたね、味方が少なくてお恥ずかしいです。敵も多いし…」
「違うよ、黄色は新規開拓が狙える家だ、それに味方だっていないわけじゃない!
ピッペ、敵が多いと嘆くより、今のお客を大事にすることが商売では大事なんだぜ?
敵はいくらすり寄っても敵は敵だよ、顧客を大事にしてれば興味がない家だって、ピッペに目を向けるようになるんだよ」
「なるほど、そういうものなのか…」
うんうんっと頷きながら、素直に感心するピッペの横顔を覗く、こんなに美丈夫で魔力量も豊富、俺の倍以上は軽く生きてるはずなのに、見習いのリボルズのように頻りに感心し、素直に俺の言葉を飲み込んでくれる。
あぁ…本当に可愛いな、どんどん好きになってしまう
「でも…あんまり無茶はしないでくださいね!リシュテンリッヒ家みたいに、敵意を剥き出しにしてくる家だってあります。ドボスが何かされないか…私は心配ですよ」
「ははっ…ありがとう、十分に気をつけるよ!
そこらへんも対策はとってあるから、心配ないよ!ただ、ドワーフの俺じゃ、どうしようもできないことだったら、妖精王様が守ってくれるんだろ?」
ざらにもなく、弱々しく見えるようにコテンッとピッペにもたれ掛かって甘えてみれば、ビクリッと大きく肩を跳ねさせている。狼狽えたような雰囲気をだしながらゴクリッと期待に喉がなっている。
「なぁ…そんなことを言われたら不安になってしまったよ、ピッペが慰めてくれないか?いつもみたいにキスもして欲しい」
「うわあぁ…ドボス、可愛ぃぃ…もちろんですよ!ドボスを守るのも、慰めるのも、伴侶の俺の務めです!いっぱいキスをしましょうね…」
すっぽりと抱きしめられて、こめかみや頬にチュッチュッと軽いキスを降らせてくれる。
もうここ数ヶ月、ずっとこうやって食後の後の触れ合いをしているから、軽いキスは挨拶みたいにしてくれる。
「はぁ、ピッペ…早く、唇にも、ほしぃ…」
顔中に降り注ぐキスではもの足りなくて、目がピッペの薄くて形のいい唇を追ってしまう、溢れていくおねだりの言葉にピッペの顔がより一層に蕩けていく
「はい、いくらでも…私の愛しいドボス」
唇に触れてくる柔らかな感触に口元が上がってしまう、クチュリッと吸われて深くなるキスに思考が溶けていく、ずっと繰り返してきたピッペのキスは最初のころとは比べられないほど上手になった。
最初は優しく吸うようにし、俺の唇を撫でるように舌を這わせて伺いをたてている。
ゆっくりと唇を小さく開けばスルリとその薄いが長い舌が入ってくる。俺の分厚い舌をチョンッと促すように突っついてくる。その動きにゆっくりと応えるように舌を絡ませれば、チュルッと強く吸われて舌を持っていかれてしまった。
珍しく積極的な動きに驚いて、薄目を開けて見ればうっとりとした目で見つめ返されている。
クチュリッ…ㇰウチュッ…
部屋に響く水音がやけに大きく感じる。ピッペの吐息が熱くてしかたがない
最近は俺が外回りが多かったから、ピッペが気を使って激しい触れ合いはしていなかった。明日は工房は休みの日だ、俺は期待でピッペに縋る手の力が強くなる。
「なぁ…ピッペ、明日は、工房は休みなんだよ…」
「んっ、知っています…」
「そのっ、だからもう少し、今日は、たくさん慰めて欲しいな…」
酷い案件は俺が対応するから、いいか?決して自分で抱え込むこむなよ!!」
次の日にお披露目パーティーの疲れがまた残っているが、とりあえずそれは脇に置いておいて、工房の従業員に言ってきかせる。
「今日は今から数件の御用聞きに回るぞ!リボルズ、用意してくれ、俺も行く!」
「えぇ!ドボスさんが御用聞き?うわあ、まじか!はい!すぐに用意します。」
一番若手の見習いドワーフのリボルズはまだ髭もない幼さの残る顔立ちだ、いつもはお茶出しや工房の掃除、書類整理などを真面目に行ってくれている。
「今日は初めて行く家だからな、粗相がないように俺についてくるんだぞ!とりあえず戸を開けてもらえたらヨシ!くらいの気持ちでいくんだぞ?」
「はい!うわあぁ、ドボスさんの御用聞きって…ドワーフの中ででトップだって言われてる…楽しみです!」
ふんすふんすと鼻息の荒いリボルズに道具箱を持たせて、目当ての妖精の良家に向かう…
本当に扉を開けてもらえ、ましてや家に上げてもらえたら大成功っという感覚で訪れたのだが、思いの外に大歓迎をしてくれた。
「どうも、よくぞお越しくださぃした。私はこちらのピシュマル家夫人をしております。妖精王様の婚約者様ですよね?本来なら私共から挨拶をいかないといけないのに…」
「何をおっしゃいます、奥様!今の私は世界樹の下で工房をやっているドワーフのドボスです。何かお困りごとはありませんか?包丁一本から時計の修理まで、なんなりと申し付けください…」
「あらあら、なんて丁寧なドワーフさんだこと!ドワーフはもう少しツンケンしているものと…」
「お褒めいただき、ありがとうございます。
ピシュマル家は確か風の魔法がお得意だとお聞きしております。よろしければ、こちらを今日ご婦人に会えた記念にどうぞ…」
風でくるくると回る小さな鳥の置物を見て、ご婦人は緊張していた表情をゆるりと解く
いい手応えだ!そこからは朗らかな世間話をして
「また何かありましたら頼らせていただきますわね?ふふっ…今日は大変に楽しかったです。ありがとう、ドボスさん」
「こちらこそ、ご婦人のお話が楽しくて長居をしてしまいました。またお邪魔させてくださいませ」
ペコリっとリボルズと共にお辞儀をしてから、次の良家に向かう。
「いいか?御用聞きに向かう家のことはしっかりと調べてから行くんだぞ!最低でもその家の家業は調べていけ、そして小さな形に残る物を置いてくるんだ、それを見た時にうちの工房のことを思い出してもらえるからな!」
「はい!はぁ…ドボスさんはやっぱりすごいや、会う夫人、会う夫人、皆が目を蕩けさせてたぜ!『既婚者キラーのドボス』の名は伊達じゃないや!」
なんだか不名誉な通り名が聞こえたが、真面目に聞いているなら、まぁいいか…その日は三軒回ることができた。
それから毎日のように妖精の良家に御用聞きに回っていく、初日のように歓迎してくれる家もあれば、門も開けてくれない家もある。まぉだいたいそういうものだ…気にせずにどんどん回っていく
そう俺は別に仕事が欲しくて御用聞きをしているわけではない、何よりも今は情報が欲しいのだ、妖精の良家でどこがピッペを心良く思っているか、それとも中立か、もしくは敵意があるかを俺への態度でだいたいわかった。
地図を広げて三色の色別にして塗っていく、心良くは青、中立は黄色、敵意は赤に
今は中立の黄色が多くて、青が少数ある。そして街の一角に固まるように赤がある。良家の中でも富裕層だと思われる場所だ…
「ふぅ…流石に連日の外回りは体に堪えるな、やはりもう年なんだろうか……」
いつもの上質なソファに身を預けて、独り言ちが漏れていく、昔は今の工房よりもずっと小さくて、従業員も俺と工房長しかいなかった。
防具や防具を作っても売れる宛もなく、農機具の整備の仕事すらなかった。俺達には仕事がない分、有り余る時間があったから許す限り、家を回って御用聞きをしていたのだ
お陰で少しずつ仕事が増えていき、俺もここ数年は武具の生産や整備に専念していたから、やはり対人の御用聞きは久しぶりで疲労が溜まる。
だらりと体をだらしなくソファに預けているど、ドサリっと黒い影が体にかかり、隣にちょっと唇を尖らせたピッペが座る。ちょっと雰囲気から不機嫌なのが伝わってくる。
「今日も他の妖精の家に行ったのですか?もぅ…そんなに残り香をつけつ帰ってくるなんて、嫉妬してしまう!」
「ははっ、すまない、でもだいたいの家には回れたから後は部下に任せようと思ってる…ピッペ、この地図を見てどう思う?」
「あぁ…黄色が多いですね、俺や妖精王には興味がない家かな?赤は良く思われてない家か…よくここまで調べましたね、味方が少なくてお恥ずかしいです。敵も多いし…」
「違うよ、黄色は新規開拓が狙える家だ、それに味方だっていないわけじゃない!
ピッペ、敵が多いと嘆くより、今のお客を大事にすることが商売では大事なんだぜ?
敵はいくらすり寄っても敵は敵だよ、顧客を大事にしてれば興味がない家だって、ピッペに目を向けるようになるんだよ」
「なるほど、そういうものなのか…」
うんうんっと頷きながら、素直に感心するピッペの横顔を覗く、こんなに美丈夫で魔力量も豊富、俺の倍以上は軽く生きてるはずなのに、見習いのリボルズのように頻りに感心し、素直に俺の言葉を飲み込んでくれる。
あぁ…本当に可愛いな、どんどん好きになってしまう
「でも…あんまり無茶はしないでくださいね!リシュテンリッヒ家みたいに、敵意を剥き出しにしてくる家だってあります。ドボスが何かされないか…私は心配ですよ」
「ははっ…ありがとう、十分に気をつけるよ!
そこらへんも対策はとってあるから、心配ないよ!ただ、ドワーフの俺じゃ、どうしようもできないことだったら、妖精王様が守ってくれるんだろ?」
ざらにもなく、弱々しく見えるようにコテンッとピッペにもたれ掛かって甘えてみれば、ビクリッと大きく肩を跳ねさせている。狼狽えたような雰囲気をだしながらゴクリッと期待に喉がなっている。
「なぁ…そんなことを言われたら不安になってしまったよ、ピッペが慰めてくれないか?いつもみたいにキスもして欲しい」
「うわあぁ…ドボス、可愛ぃぃ…もちろんですよ!ドボスを守るのも、慰めるのも、伴侶の俺の務めです!いっぱいキスをしましょうね…」
すっぽりと抱きしめられて、こめかみや頬にチュッチュッと軽いキスを降らせてくれる。
もうここ数ヶ月、ずっとこうやって食後の後の触れ合いをしているから、軽いキスは挨拶みたいにしてくれる。
「はぁ、ピッペ…早く、唇にも、ほしぃ…」
顔中に降り注ぐキスではもの足りなくて、目がピッペの薄くて形のいい唇を追ってしまう、溢れていくおねだりの言葉にピッペの顔がより一層に蕩けていく
「はい、いくらでも…私の愛しいドボス」
唇に触れてくる柔らかな感触に口元が上がってしまう、クチュリッと吸われて深くなるキスに思考が溶けていく、ずっと繰り返してきたピッペのキスは最初のころとは比べられないほど上手になった。
最初は優しく吸うようにし、俺の唇を撫でるように舌を這わせて伺いをたてている。
ゆっくりと唇を小さく開けばスルリとその薄いが長い舌が入ってくる。俺の分厚い舌をチョンッと促すように突っついてくる。その動きにゆっくりと応えるように舌を絡ませれば、チュルッと強く吸われて舌を持っていかれてしまった。
珍しく積極的な動きに驚いて、薄目を開けて見ればうっとりとした目で見つめ返されている。
クチュリッ…ㇰウチュッ…
部屋に響く水音がやけに大きく感じる。ピッペの吐息が熱くてしかたがない
最近は俺が外回りが多かったから、ピッペが気を使って激しい触れ合いはしていなかった。明日は工房は休みの日だ、俺は期待でピッペに縋る手の力が強くなる。
「なぁ…ピッペ、明日は、工房は休みなんだよ…」
「んっ、知っています…」
「そのっ、だからもう少し、今日は、たくさん慰めて欲しいな…」
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