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1、妖精王ピッペレーネ
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ドボスは呆気に取られている。
目の前に現れたのは自分の身丈の倍以上はあり、肩幅はドボスの1.5倍はある。スラリと伸びた足にしっかりした胸板、サラサラでストレートな長い金髪で、完璧な美丈夫
発光したような煌びやかな緑色のローブが波のように揺らぎ、頭には世界樹の枝が幾重にも編み込まれた冠に、とてつもなく強く光り輝く魔石いくても彩られている。
深緑色で切れ長の瞳には長いまつ毛、鼻筋が通り小さく薄めな唇は緩く笑みを浮かばせている。周りの仲間達はその美しさにため息を漏らして、凝視し固まるしかできない
そんな様子もまったく省みることなく、その上品な笑顔を崩すこともなくハッキリとした声で宣言されたのは
「さぁ…ドボス、約束を果たされる時が来た。我と婚姻を結ぼうぞ!!」
いやっ…何をいっているんだ?
ドボスはドワーフの村で一般的なドワーフらしく暮している本当に平凡なドワーフだ
見た目もこれぞドワーフといったような、他人種に比べたら低めの身長、ムキムキの鋼のような筋肉、肌は浅黒く、髪も真っ黒剛毛で顔の半分はゴワゴワの髭で覆われている。
ドボスはドワーフらしく、石だらけの洞窟を改造して暮していて、15分ほど離れた工房で武器屋兼鍛冶屋を仲間達と行っている。腕は中堅くらい
エクスカリバーなど凄いものはできないが、人間族を驚愕させ、拝まれるくらいの武器なら作れる。
もうすぐ250歳と壮年に差し掛かり、結婚適齢期はとうに過ぎたが伴侶には出会えなかった。そんなどこにでもいるドワーフだ
ドワーフは仲間意識は強いが結婚や子作りに関してはあまり積極的ではない、もちろん伴侶を持ち子を作る者ももいるが、ただ一人のまま一生を終える者も少なくない
妖精族ではあるが、あまり周りに溶け込まず、他の種族にも紛れず、ただひたすらに鉄や土や魔石をいじるのが好きな種族だからかもしれない
ただエルフほど繁殖力が低くはなく、伴侶がいる者が多産で、その子供を持ち前の仲間意識で皆で育てることで生きながらえてきた種族と言える
ドボスはその一人身の方のドワーフだ、きっとずっと一人のまま、好きな武器や防具を作り、静かに死んていくものだとばかり思っていたが……そんな日々が突然に崩されたのだ
今日も工房へ向かい、昨日から取り掛かっている魔道具の調整に精を出していたところ
工房の扉がコンコンッと控えめなノックをされて、ゆっくりと開かれればドワーフ仕様の低めの扉を必死に、少し不格好にくぐって騎士の正装の軍服を着たエルフが入ってきた。
エルフの客は珍しくない、エルフは薬草や魔道具なんかは作れるが、鍛冶屋事は得意ではないから弓矢やナイフの手入れから、包丁だって研いでやる。
エルフは少し気位が高そうに見えるが、それは喋り方と雰囲気だけで、中身は素朴で温和なよき客人でありドワーフとは仲良い種族だ
ただ入ってきたエルフの格好がおかしい、こんなドワーフの工房に祭典などで着る煌びやかな正装はおかしい、しかも雰囲気から、かなり高位のあるエルフに見える
そのエルフが恭しく頭を下げ、開かれたままの扉に胸に手を当てて敬意を表し、次に入ってきたのが冒頭のヤツだった。
また低い入口をより一層に体を屈めて、冠まであるから傍らのエルフに手伝われながら、なんとか入ってくるなりシャンと背筋を伸ばして工房を一瞥すると、俺の顔を見て満面の笑みをもって
「さぁ…ドボス、約束を果たされる時が来た。我と婚姻を結ぼうぞ!!」
言われた言葉がまったく頭に入ってこなかった。
この工房の中で、一目で俺がドボスだと見分けられたのは称賛しよう
ドワーフは皆が似たりよったりな見た目でだいたいチビで屈強でゴワゴワな髭が生えている。
ちょっと大きいか、メガネをかけてるか、頭が禿げてるかなどの違いしかない、他種族には特に見分けがつかないらしい
だから称賛に値するが、はっきり言ってドボスにはこんな位の高そうなエルフは知らない
エルフの知り合いは気位は高そうな雰囲気だけの猟猟師や薬師の庶民なエルフしか知らない
包丁を研いだ代わりに木の実の甘煮をくれたりする素朴なエルフ達しか知らない、こんな護衛を連れて、冠を被り綺羅びやかな衣装のエルフなど絶対に知り合いにはいない!
工房の周りもザワザワと騒然としているから、絶対に入り切らなかった従者や騎士が囲ってるに違いない!!
仲間達が目線で、早く応対しろ!俺たちじゃ太刀打ちできんぞ!っと責めてくるが、俺だって何が何だかわからないのだ…
「さぁ…あの日の契約を履行しよう!私の最愛、私の永遠の伴侶、私のお嫁ちゃん…さぁ、その可愛いお手をこちらに…」
「あぁ…えっと、だな…だぶん人違いだと、思うんだが……」
本当に人違いか、もしくは幻覚か混乱の状態異常じゃないだろうか?
俺はドワーフだ、頭も髭もゴワゴワの顔の半分を毛が占めた筋肉ダルマで金気臭がするドワーフだ、そんな俺をお嫁ちゃんと、ゴツゴツでグローブのような手が可愛いと見えるは確実に状態異常としか思えない
周りは変な緊張感に包まれている。仲間のドワーフ達は引きつった顔でこちらを凝視している。
そんな空気の中、美丈夫は我感せずと恭しく膝をつき、まるで紳士が淑女にするように俺のゴツゴツのグローブの手をとり、その甲に唇を寄せた。
ヒィっと何処からともなく小さな悲鳴が聞こえる。
大変に失礼な悲鳴だが気持ちはわかるぞ…まったく酷い絵面だろうさ!
ただ驚くことに、美丈夫が唇を寄せた俺の手の甲には紋様が現れてボワッと光を放ったのだ…これは、最強クラスの誓約魔法だ…
「はぁ…よかった。これで我々は永遠の伴侶だ!さぁっこれで私達の婚約はなされた。あぁ…私のドボス、今から世界樹の前で結婚式を!!」
「いやっ、ちょっと待て!!本当に相手は俺なのか?だいたい俺はあんたが誰かすら……」
「「「わああぁぁあああ!!!!」」」
俺の声は外の騎士のエルフ達が歓喜の声でかき消されていく、口々に祝の声をあげ美丈夫に祝福を伝えている。
「「「おめでとうございます。妖精王、エッドプス リッケン ウィップㇲ ピッペレーネ様!バンザイ!!」」」
その祝福の声で、俺には脳裏に昔の記憶がよぎっていった。妖精王??ピッペレーネ様…ピッペレーネ…ピッペ!!??
目の前に現れたのは自分の身丈の倍以上はあり、肩幅はドボスの1.5倍はある。スラリと伸びた足にしっかりした胸板、サラサラでストレートな長い金髪で、完璧な美丈夫
発光したような煌びやかな緑色のローブが波のように揺らぎ、頭には世界樹の枝が幾重にも編み込まれた冠に、とてつもなく強く光り輝く魔石いくても彩られている。
深緑色で切れ長の瞳には長いまつ毛、鼻筋が通り小さく薄めな唇は緩く笑みを浮かばせている。周りの仲間達はその美しさにため息を漏らして、凝視し固まるしかできない
そんな様子もまったく省みることなく、その上品な笑顔を崩すこともなくハッキリとした声で宣言されたのは
「さぁ…ドボス、約束を果たされる時が来た。我と婚姻を結ぼうぞ!!」
いやっ…何をいっているんだ?
ドボスはドワーフの村で一般的なドワーフらしく暮している本当に平凡なドワーフだ
見た目もこれぞドワーフといったような、他人種に比べたら低めの身長、ムキムキの鋼のような筋肉、肌は浅黒く、髪も真っ黒剛毛で顔の半分はゴワゴワの髭で覆われている。
ドボスはドワーフらしく、石だらけの洞窟を改造して暮していて、15分ほど離れた工房で武器屋兼鍛冶屋を仲間達と行っている。腕は中堅くらい
エクスカリバーなど凄いものはできないが、人間族を驚愕させ、拝まれるくらいの武器なら作れる。
もうすぐ250歳と壮年に差し掛かり、結婚適齢期はとうに過ぎたが伴侶には出会えなかった。そんなどこにでもいるドワーフだ
ドワーフは仲間意識は強いが結婚や子作りに関してはあまり積極的ではない、もちろん伴侶を持ち子を作る者ももいるが、ただ一人のまま一生を終える者も少なくない
妖精族ではあるが、あまり周りに溶け込まず、他の種族にも紛れず、ただひたすらに鉄や土や魔石をいじるのが好きな種族だからかもしれない
ただエルフほど繁殖力が低くはなく、伴侶がいる者が多産で、その子供を持ち前の仲間意識で皆で育てることで生きながらえてきた種族と言える
ドボスはその一人身の方のドワーフだ、きっとずっと一人のまま、好きな武器や防具を作り、静かに死んていくものだとばかり思っていたが……そんな日々が突然に崩されたのだ
今日も工房へ向かい、昨日から取り掛かっている魔道具の調整に精を出していたところ
工房の扉がコンコンッと控えめなノックをされて、ゆっくりと開かれればドワーフ仕様の低めの扉を必死に、少し不格好にくぐって騎士の正装の軍服を着たエルフが入ってきた。
エルフの客は珍しくない、エルフは薬草や魔道具なんかは作れるが、鍛冶屋事は得意ではないから弓矢やナイフの手入れから、包丁だって研いでやる。
エルフは少し気位が高そうに見えるが、それは喋り方と雰囲気だけで、中身は素朴で温和なよき客人でありドワーフとは仲良い種族だ
ただ入ってきたエルフの格好がおかしい、こんなドワーフの工房に祭典などで着る煌びやかな正装はおかしい、しかも雰囲気から、かなり高位のあるエルフに見える
そのエルフが恭しく頭を下げ、開かれたままの扉に胸に手を当てて敬意を表し、次に入ってきたのが冒頭のヤツだった。
また低い入口をより一層に体を屈めて、冠まであるから傍らのエルフに手伝われながら、なんとか入ってくるなりシャンと背筋を伸ばして工房を一瞥すると、俺の顔を見て満面の笑みをもって
「さぁ…ドボス、約束を果たされる時が来た。我と婚姻を結ぼうぞ!!」
言われた言葉がまったく頭に入ってこなかった。
この工房の中で、一目で俺がドボスだと見分けられたのは称賛しよう
ドワーフは皆が似たりよったりな見た目でだいたいチビで屈強でゴワゴワな髭が生えている。
ちょっと大きいか、メガネをかけてるか、頭が禿げてるかなどの違いしかない、他種族には特に見分けがつかないらしい
だから称賛に値するが、はっきり言ってドボスにはこんな位の高そうなエルフは知らない
エルフの知り合いは気位は高そうな雰囲気だけの猟猟師や薬師の庶民なエルフしか知らない
包丁を研いだ代わりに木の実の甘煮をくれたりする素朴なエルフ達しか知らない、こんな護衛を連れて、冠を被り綺羅びやかな衣装のエルフなど絶対に知り合いにはいない!
工房の周りもザワザワと騒然としているから、絶対に入り切らなかった従者や騎士が囲ってるに違いない!!
仲間達が目線で、早く応対しろ!俺たちじゃ太刀打ちできんぞ!っと責めてくるが、俺だって何が何だかわからないのだ…
「さぁ…あの日の契約を履行しよう!私の最愛、私の永遠の伴侶、私のお嫁ちゃん…さぁ、その可愛いお手をこちらに…」
「あぁ…えっと、だな…だぶん人違いだと、思うんだが……」
本当に人違いか、もしくは幻覚か混乱の状態異常じゃないだろうか?
俺はドワーフだ、頭も髭もゴワゴワの顔の半分を毛が占めた筋肉ダルマで金気臭がするドワーフだ、そんな俺をお嫁ちゃんと、ゴツゴツでグローブのような手が可愛いと見えるは確実に状態異常としか思えない
周りは変な緊張感に包まれている。仲間のドワーフ達は引きつった顔でこちらを凝視している。
そんな空気の中、美丈夫は我感せずと恭しく膝をつき、まるで紳士が淑女にするように俺のゴツゴツのグローブの手をとり、その甲に唇を寄せた。
ヒィっと何処からともなく小さな悲鳴が聞こえる。
大変に失礼な悲鳴だが気持ちはわかるぞ…まったく酷い絵面だろうさ!
ただ驚くことに、美丈夫が唇を寄せた俺の手の甲には紋様が現れてボワッと光を放ったのだ…これは、最強クラスの誓約魔法だ…
「はぁ…よかった。これで我々は永遠の伴侶だ!さぁっこれで私達の婚約はなされた。あぁ…私のドボス、今から世界樹の前で結婚式を!!」
「いやっ、ちょっと待て!!本当に相手は俺なのか?だいたい俺はあんたが誰かすら……」
「「「わああぁぁあああ!!!!」」」
俺の声は外の騎士のエルフ達が歓喜の声でかき消されていく、口々に祝の声をあげ美丈夫に祝福を伝えている。
「「「おめでとうございます。妖精王、エッドプス リッケン ウィップㇲ ピッペレーネ様!バンザイ!!」」」
その祝福の声で、俺には脳裏に昔の記憶がよぎっていった。妖精王??ピッペレーネ様…ピッペレーネ…ピッペ!!??
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