妖精王の伴侶はおっさんドワーフ

エピローグ

これは妖精族に魔族、人間達が住む異世界のお話です。

あるところにピッペという小さな小さくな妖精がいました。
ピッペは小さな体ながらも大変に強力な魔力を持っていました。

しかし小さなピッペには、その魔力を上手に使うことができません、くる日もくる日も練習をしましたが、全然上手くなりません


「ピッペや、お前さんの魔力はお前の体には過剰すぎる。もしその魔力を御せたら妖精王になれたかもしれんが…
お前さんのその体ではむりじゃろう、世界樹に魔力をお返しなさい、過剰すぎる魔力は体にもよくないからのぅ？お前さんの寿命も縮めてしまうよ」


ピッペはショックを受けました。どうしても小さな妖精のままで生きていきたくない理由があったのです。それはまた此の後のおはなしで…